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研究さぷり010:新しいことを学ぶ

こんにちは,かなみんです.


前回は,学び続けることについて書いたのですが,

同じことを学び続けるだけでなく,

新しいことを学んで,

自分にとって,学び続けている状態を継続する

ということもすごく大事だと思います.


研究していてよく思うんですが,

研究室っていう閉じたコミュニティの中だけにいると,

思考の幅が狭まって,凝り固まってくるし,

井の中の蛙大海を知らず

という状態になる人多いんですよね.


研究だけでなくて,仕事でも同じだと思うのですが,

ずっと同じことばっかりしていたり,

ずっと同じ環境にいると,

どうしても視野が狭まってしまいがち…


そんなとき,

視野を広げるのに良い方法と言えば,

真っ先に思いつくのは,読書.

色んな本を読んで,色んな世界を知る.


だけど,読書だと,読んで分かった気になってるだけ

ってこと多いんですよね…

これ,本当に落とし穴だと思います.


だから,もっといいのは,

毎年,何か一つ新しいことを始めることだと思います.

たとえば,新しい外国語を勉強し始めるとか.

プログラミングを始めるとか.

新たな習い事をはじめてみるとか.


読書だと,インプットするだけで,

アウトプットまで出来ていない,って可能性もありますが,

習い事などにしてしまって,半ば無理やりにでも

新しいことを始めると,

半強制的にアウトプットもできちゃいます.


まぁ,新しいことを始めたからといって,

何の役に立つかは分かりません…笑


でも,すぐに役立つことは陳腐化しやすい.


どういう形で役に立つかは分からないけど,

少なくとも,色んなことを次々と身に付けていくだけで,

自分という人間が,もっとユニークな存在になります.


教育改革実践家の藤原和博さんも言ってますが,

1つのスキルについてなら,それを持っている人材って何人もいるかもしれないけれど,

複数のスキルを組み合わせると,レアな人材になってくるんです.


たとえば,

プログラミングできる人が10%いたとして,

さらに,研究者の割合が10%だとすれば,

プログラミング×研究者で1%の存在になるんですね.

(あくまでたとえ話ですよ!)


変化の激しい時代で,

求められるスキルも時々刻々変わっていってますが,

変わらずに求められるスキルもあると思います.

そういった,どんな時代も求められるスキルを磨きつつ,

自分は何が好きか,何を楽しいと思うのかをベースに,

自分なりに色々なスキルを身に着けていくと,

自然とユニークな人材になると思うんです.


自分の仕事に必要なスキルを身につけるのも大事だけれど,

それと並行して,ちょっと趣味などを楽しむことが

意外なつながりとかきっかけをもたらしてくれて,

結果,なんかいい感じになるってこと多いんですよ.


かなみん,研究者のくせに,

なんだかアバウトなこと言ってるなーと思われるかもしれないけれど,

私は,論理をきっちり抑えてるだけだと,生まれない発想もあるし,

直感的なところも大事にしたいなーと思っています.


いつも読んで頂きありがとうございます.


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