大島なか子/アメリカ

鹿児島出身。小中高・鹿児島→大学就職・東京→アメリカ。下降をたどる一方の英語力と、加齢…

大島なか子/アメリカ

鹿児島出身。小中高・鹿児島→大学就職・東京→アメリカ。下降をたどる一方の英語力と、加齢による記憶力の低下にもめげず、「なんとかなる・する」精神でアメリカに住み20年。特技は観察と情報収集。元編集者 YEJ(Youth Express Japan)をお手伝い中

最近の記事

アメリカで家を売る。

忙しくて、心の余裕がなく、なかなかnoteをかけない日々でした。 その理由は昨年秋「家を売ると決めたこと」に始まります。 昨年初めにパートナーがリタイア、その後、娘の高校卒業と大学進学。そこから物理的環境のみならず、自分の心の中も少しずつ動き始め、今まで当たり前だったことに違和感を感じ始めていたころに「家を売ろうか?」とパートナーから提案。 「いいとおもう」。 あとで不動産エージェントに言われたのですが、「家を売るって大きな環境の変化だけど、あなたの気持ちは大丈夫かな

    • 試合にでられないってどういうこと? この状況を何とかするしかない

      娘の通う学校区は年4回、学校対抗のスポーツ大会があります。バレーボール、サッカー、フラッグフットボール、そしてバスケットボールです。 学校対抗といっても日本のようにそのスポーツが得意な子を選抜して学校代表メンバーを構成するのではなく、「出たい子がでる」。 そのため、出たい子のレベルはクラブチームで本格的にプレイいている子から、ちょっとやったことがあるこ、全くそのスポーツをしたことがない子までピンキリです。 トーナメントなので強い子たちが揃っているチームだとかつ進んで優勝

      • Happy Holiday(ハッピー・ホリデー)!

        日本ではちまたにメリー・クリスマスの文字があふれるシーズンですが、こちらはいろんな宗教を信仰している人たちがいるため、この時期「メリークリスマス」ではなく、「Happy Holiday」という表現が適切です。ちなみに12月はユダヤ教徒のお祝い「ハヌカ」もあります。 親しい関係であれば、相手の宗教等しっているので、問題ないのですが、先生や距離感がさほど近くない人たちにホリデーギフトをあげる時は、ラッピングペーパーやギフトを入れる袋に書いてあるメッセージやイラストにも気をつけま

        • ホリデーショッピング

          思いがけず、お友達からホリデーギフトを貰ったので、お礼を買いに近くのショッピングモールへ。欲しいもの探しに次女も一緒。 お昼に行けばまだそんなに混んでないからパーキングも余裕と思って行ったのに、すでにいっぱい。パーキングスペースを探す車がたくさんウロウロしていました。 モール内もホリデーのデコレーションがあちこちにあって、気分が上がります。やっぱり一年で一番好きなシーズンです。

        アメリカで家を売る。

          バイバイ ピアノ

          我が家は今、家の中を片付け中です。不必要なものは捨てたり、まだまだ使えそうな寄付したり、知り合いに譲ったりしているのですが、数年前にもらったミニグランドピアノも寄付することにしました。譲り先はお友達が経営しているデイケアです。 実はこのピアノ、我が家も譲り受けたものなのです。親しくしていたご近所さんが、「他州にピアノを運ぶと輸送費がかかって、新しいピアノを買ったほうが安くつくので、もらってほしい。〇〇(娘の名)にひいてほしい」という申し出。持っていたアップライトピアノを譲っ

          ホリデーイベント バレエ「くるみ割り人形」

          一年に一度の楽しいホリデーシーズンがやってきました。この季節ならではの、ワクワクすることがたくさんあります。その一つがバレエ「くるみ割り人形」観賞です。 毎年12月になると地元のバレエ団から有名バレエカンパニーに至るまで、公演の規模に差こそあれ、あちこちで「くるみ割り人形」の公演があります。 先週末は地元バレエ教室が主催しているバレエカンパニーによる「くるみ割り人形」の公演を観てきました。 かつては我が家の娘たちもこの公演で踊ることがホリデーシーズンの恒例行事でした。全

          ホリデーイベント バレエ「くるみ割り人形」

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その8 30年ぶりの再会

          カヌーで大自然のエネルギーをたくさん浴び、大笑いして、心も体も満たされた旅2日目。夜は約30年ぶりに従兄弟と再会です。 約束の時間に間に合うようにホテルをでると、サプライズでロビーで待っていてくれた従兄弟。 私と妹が幼い頃からたくさん遊んでくれた彼は数年前、病気が原因で車椅子生活になり、話すのも不自由になっていましたが、昔と変わらず優しくて陽気。 最初は奥さんの通訳を介して会話していましたが、慣れてくると通訳なしでもコミュニケーションがとれるようになり、大いに盛り上がり

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          82歳父と娘の奄美大島の旅 その7 マングローブ林にてカヌー体験

          「マングローブ原生林の中でカヌーにのる」 この旅を計画してから一番楽しみにしていたといっても過言ではないイベントです。 当初は自分たちでマングローブパークに行って乗ればいいとおもっていたのですが、金作原ツアーガイドをお願いした方がとてもよかったので、「このカヌー探索にのるので少し事情を教えてほしい」と尋ねたところ、「案内できますよ」とのことでしたので、「ぜひとも」とお願いしたのでした。ちなみにモダマ自生地も彼からの提案で案内してもらいました。旅の醍醐味はこういう思いがけな

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その7 マングローブ林にてカヌー体験

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その6 モダマ自生地

          「ジャックと豆の木のモデルになったといわれるのがモダマですよ!」とガイドさんが案内してくれたモダマ自生地。 「ハブに遭遇するんじゃないか?」 ハブなど気にするふうもなく、雑草が生い茂る中をなれたふうに入っていくガイドさんのあとを、びくびくしながらついていくと、その先には幾重にもツルをのばしまくって生い茂ったモダマと、これぞパワースポットとしか思えない滝がありました。人気もなく、観光地化なぞ全くされていない緑に囲まれてマイナスイオンがあふれている場所です。 モダマ(藻玉)

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その6 モダマ自生地

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その5 自然大発見 金作原

          普通に生活している街の中や、頻繁に訪れている地域であっても「こんな素晴らしい場所があるなんて知らなかった!」ってよくある話です。 小学生のころまで毎年奄美大島を訪れながらも、自然といえば海ばかりを堪能し、その存在を知らなかったのが今回の金作原でした。

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その5 自然大発見 金作原

          父と娘の奄美大島の旅 その4 島唄の聞ける居酒屋 かずみ

          「奄美ならでは!」のものはいろいろありますが、奄美の島唄がライブで聞ける居酒屋もその一つでしょう。今回は、奄美市在住の親戚おすすめのところにいってみました。 小さい時から奄美にくると何気に耳にしていた奄美の島唄。小学生のころ、旅館をやっていた伯母(故人)が朝台所で作業をしているときに、近くに座ってその姿見るのが大好きだったのですが、壁にかけられていたラジオからずっと島唄が流れていました。島言葉で歌われる歌詞の意味はわからないながらも、その音色に心地よさを感じてはいました。

          父と娘の奄美大島の旅 その4 島唄の聞ける居酒屋 かずみ

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その3 海沿いドライブ

          市内中心部のホテルにチェックイン後すぐに出発。目的地は父が若かりし頃に仕事をしたという宇検村。奄美市中心部から大和村を経由して宇検村へ。そこから住用村を経由して戻ります。 途中行き当たりばったりで立ち寄った大和村の国直海岸。 宇検村に着いた時は午後5時でした。もう少し先まで行きたかったのですが、夜はこれまた楽しみな予定があるので、ここからホテルのある奄美市中心部に戻ります。 宇検村ドライブ中にラジオから流れてきたFM宇検村は地元では密着で面白かったのでおすすめです。

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その3 海沿いドライブ

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その2 島とうふ屋

          下調べしていた、「島とうふ屋」へランチに。 人気なだけあって30分は待ちました。でも待った甲斐あって美味しいランチをいただけましたよ。 奄美の濃口醤油は大好きな味なので迷わず選びます。どれもこれもおいしそうで迷う‼️ 島豆腐には思い出があります。 かつての名瀬市内中心部に住んでいた今は亡き祖母の家の両隣が豆腐屋でした。平日は早朝から豆腐を作っていて、作業している音と、強烈な香りは祖母の家まで届いてきていました。しかも両隣から! 子供のころはその強烈な匂いの正体がわか

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その2 島とうふ屋

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その1 上陸

          今年82歳になる父の「故郷の奄美大島にいきたい」という希望を叶えるために、私の日本行きにあわせて企画。2歳下の妹も巻き込んで、父と娘2人の奄美大島2泊3日の旅を実現しました。 奄美大島は祖母や伯父伯母、そしていとこたちが住んでいて、私と妹が小学生のころ、夏休みに毎年訪れていた思い出深い土地です。 父は7年ぶり、私は34年ぶり、妹に至っては40年ぶりの奄美大島上陸となりました。 奄美大島行の飛行機は今はジェット機も飛んでいますが、私が子供のころはYS-11型のプロペラ機し

          82歳父と娘の奄美大島の旅 その1 上陸

          アメリカの学校における勉強と運動の両立。

          今回はこの記事に思うこと。 いい選択したなあと個人的に思いました。視野も世界もいうまでもなく、人生の幅は確かに広がります。そして心身ともにたくましくなるでしょう。 両立は当たり前 こちらでは大学のみならず、高校でもスポーツと勉学の両立は当然に求められます。特に将来スポーツでプロになるレベルになければなおさらそれが求められるとも聞きました。 この記事中に触れていますが、いちいち両立などとは言わないほど、それが当たり前のことなのです。 例えば友人の娘さんは水泳で大学にい

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          E-Vehicleで通学する人は警察の交通安全指導講習会参加が義務

          私は毎日車で我が家から次女の通う中学までの送迎をしているのですが、その途中に高校と大学があります。 去年までは電動スクーターで大学に通っていると思われる学生をよく見かけ、たまに彼らのあまり良くない交通マナーに車を運転する側としてハラハラさせられることが多々ありました。 特に多いのがイヤホンやヘッドフォンをして電動スクーターを運転している人。うしろに車がいるとわかっているんだかいないんだか?  そんな状況で追い越しをかけると、何かあったらこわいので、結局断念します。ほんと

          E-Vehicleで通学する人は警察の交通安全指導講習会参加が義務