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試合にでられないってどういうこと? この状況を何とかするしかない

娘の通う学校区は年4回、学校対抗のスポーツ大会があります。バレーボール、サッカー、フラッグフットボール、そしてバスケットボールです。

学校対抗といっても日本のようにそのスポーツが得意な子を選抜して学校代表メンバーを構成するのではなく、「出たい子がでる」

そのため、出たい子のレベルはクラブチームで本格的にプレイいている子から、ちょっとやったことがあるこ、全くそのスポーツをしたことがない子までピンキリです。

トーナメントなので強い子たちが揃っているチームだとかつ進んで優勝も狙えます。ですが基本コンセプトは「参加することに意義がある」「そのスポーツをはじめるきっかけになれば」。

なので第1試合は「フレンドシップマッチ」といい、その結果はトーナメントの勝敗には関係なく、必ず全員に出場機会を与えなければなりません。

さて来週、フラッグフットボールの試合が開催されるのですが、昨年に引き続き、次女は参加します。

フラッグフットボールは今、人気急上昇のスポーツです。そのせいか前回のバレーボールと違い、リクルート活動をすることなく(笑)、出場するのに必要な定員をクリア。

「今年は安心してでられるね!」「コーチももう決まっているし」と話していたのですが、なかなか練習の連絡がこない。

すると試合一週間前にとりまとめていたママから「うちの子はコーチできなっちゃった。定員も満たしていないし出られない」との連絡が。

コーチはわかった。でも定員? 満たしてるよ? 出る気満々の子どもたちも、応援する気満々のママたちもみんな「なんで???」

とにかくよくわからないけれども、この状況を何とかするしかない

「出られない」と言われて、子どもたちは出る友達同士でチャットグループを作成。自分たちで

「学校の昼休み時間練習しよう」
「水曜日は早く学校が終わるから練習しよう」

と自主練習プランをたて始めました。

一方ママたちは
「誰かコーチいない?」
「あなたの娘は? 高校でプレイしてるよね? そこのチーム、今年強かったよ」
「ごめん、うちの子は来週別のスポーツの試合があるからだめだわ」
「〇〇ちゃんは? 高校でやってたよね? うちの学校のOGだしいいと思わない?」
「じゃあ彼女のママにすぐテキストして?」
「わかった」
「コーチしてくれるって?」
「やったああ!」

とすごい勢いでテキストメッセージのやり取りをし、素晴らしい連携プレーのもと、無事なんとか解決しました。アメリカあるあるのハプニングとはいえ、どうなることかと思いました。

試合まであと一週間ありませんが、2回ほど、ちゃんとコーチを交えた練習をできるといいなと願うばかりです。

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