見出し画像

フラッグフットボールの試合に出たよ。


我が家の娘たちはアメリカで生まれ育っているので、私自身日々、驚いたり、納得したり、憤慨したり、羨ましく思ったり・・・の繰り返しです。

次女は学校が大好きで、学校のイベント(勉強関係はのぞく 笑)はパジャマデーのような小さいものから、ミドルスクールダンスのような大きなものまで積極的に参加します。

先日は、「やりたい!」といって、学校対抗のフラッグフットボールの大会に初めて参加しました。主催は子供たちが通う学校の学区です。指定された人数が揃わないと参加できないので、次女はお友達に声をかけて人集めをしていたのですが、それをみたママ友が「リクルート活動が上手すぎる」。まだ12歳なのに、すでに新しい才能開花でしょうか?(笑)

さてフラッグフットボールトーナメントの参加資格ですが、競技経験者かどうかは全く問われません

次女は7、8年女子合同チームの一員になり、試合までの三週間、放課後週2で練習に励みました。指導するのはボランティアの大人です。

攻撃側


フラッグフットボールは、アメリカンフットボールの安全版とでもいうのでしょうか? 攻撃と守備に分かれてプレイするところも、クォーターバックがいて、パスやランで試合を展開するところもアメリカンフットボールと同じですが、ボールを奪うためにタックルをするというような激しい動きはなく、タックルの代わりに腰に下げているフラッグと呼ばれる紐のようなものを奪うのです。ここ最近、力がはいってきてる競技らしく、長女が通う高校の女子フラッグフットボール部は好成績を残しています。

個人的にいいなとおもったことは、次女のようにプレイは全く初めてのような子も参加は大歓迎! ということ。

もちろん参加者にはすでにフラッグフットボールのクラブチームに入っていて、とても上手にプレイする子もいます。日本でやっていた部活動で染みついた「参加することに意義があるとは言うけれど、やるからには勝ちたいし、勝たなければならない」という精神論(根性論?)が身についている私はついつい「それでいいのか?」と思ってしまうのです。そんな発想では子供の可能性潰しますよねー反省。

攻撃前にコーチが戦略を指導

コーチもボランティア。娘たちのチームのコーチはチームメイトのお父さんと、次女たちが進学する高校のフラッグフットボール部のコーチ。残念ながら次女たちは2回戦で負けてしまったのですが、相手チームのコーチは女子高校生で、フラッグフットボールのカリフォルニア選抜チームにも選ばれている子でした。

あとでわかったことはその子はなんとバスケットボールもしているらしく、友達の娘さんのチームメイトでした。ここでコーチのボランティアをすることで、高校のボランティア単位になるのだとか。好きなことや特技をいかしたボランティアとは素晴らしいことです。

それにしても初めてのフラッグフットボール、なかなか楽しかった! 次女に「クラブチームに入って真剣にやりたい?」と尋ねると、「うーん、別にいいかな?」 この気楽さがアメリカ人だなあと改めて、自分との思考の違いを実感することでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?