記事一覧
【小説】不完全燃焼18
久しぶりにInstagramを通じてメッセージが来た、いや初めてかも。
「覚えてますか」
確かに覚えている。転職2年目ぐらい(もう20年近く前)からよく飲みに行くようになった店の元ママからだった。特に関係はなかったが荒んだ時期で週3〜4回その店に行っていた。行く前にタバコを二箱買い、ひどいときはオープン同時に店で飲んでいた。そしてママにビールをご馳走し、一人満足感に浸りながらビールを飲み、タバ
【小説】不完全燃焼17
田中邦衛がなくなった。「北の国から」は一番好きなドラマだった。なぜかというと奥手の自分に似た境遇であったからだ。また、自分の母親は自分の物心がついたときから体調が悪く、ギリギリまで透析を回避していたが大学2年のときに「透析を始める前に北海道に行きたい」という母の希望から富良野に行った。あのままの雄大な自然と五郎の家にいった記憶がある。また、小樽にも行った。親父が石原裕次郎記念館に行きたいといい、
もっとみる【小説】不完全燃焼15
昨日は快晴で風も午前中は強くなかったが車で帰宅した同時に雨がポツポツと。今朝起きたら土砂降りの雨模様。これでさくらもだいぶん落ちてしまうのかと思うと来年が待ち遠しいような、悲しいような。
学生時代の曲はその当時のことを思い出させてくれる。最近はYou Tubeで曲を聞きながら毎週海に行くようになった。10年ぶりに釣りをするようになったからだ。無心になれる唯一の瞬間をつくってくれるからその虜に
【小説】不完全燃焼14
通勤の行き帰りで最高にきれいなさくらスポットがある。毎年、きれいだなと思うが今年もきれいだけど満開の時期が早いような気がする。奥さんにそう話して何年か前に花見を家族でした記憶がある。でも花見の時期は毎回寒く、その時も寒かったので十分にさくらを愛でることなく早く上がった。
大学入学時に舞鶴公園を通った夜にきれいだなと初めてさくらの美しさを感じた夜だった。感傷的な気分で一人暮らしのアパートに帰っ
【小説】不完全燃焼13
昨日は、2日連続でサウナにいった。繁華街の中にあるビジネスホテルの風呂で風呂だけのサービスもあり、今回は2回目であった。ただ、前回と違ったのは誓約書を記入させられた。「入れ墨はいれてません。とかその組織の人ではないとか、」署名して風呂場に行き、サウナに入るとそんな人が一人、まだ自分よりも若い人でがっつり絵が書かれていた。また、サウナ後整うべく露天風呂に行くとまたがっつり絵が書かれたその先輩の丁稚
もっとみる【小説】不完全燃焼12
昨日は最高の一日だった。
平日終わりの金曜日、仕事もそこそこ予定通りの進捗を見せた。急いで自宅に帰り、そこそこにご飯を食べて出発した。仕事というよりも年始めのサッカーで起こった事件がずっとひきづっているストレスを解消するために10年ぶりにはじめた「釣り」。なぜか罪悪感を感じながらもその時間だけは「夢中」になれるし頭がすっきりする。別に釣れなくてもいいとさえ感じる。いつも早朝から行くのだが親友
【小説・感謝】不完全燃焼11
公立高校のサッカー部では高1のときに最高成績ベスト4であった。そのおかげで自分のこれまでのサッカー人生が成り立っているといえるぐらいのインパクトであった。「公立高校の普通のサッカー部」ということが際立たせたのであろう。
その高校卒業後、毎年年末もしくはお盆の時期にサッカー部の同級生の飲み会が恒例で行われる。そして最初は相応に盛り上がるのだが、終わりは決まってキャプテンである自分の文句のオンパ
【小説・好追感謝御礼】不完全燃焼10
昨日は少しショックなことがあった。非常勤コーチを3年間やっていましたが、小学校から知人のその高校監督から3月末で若い卒業生のコーチを雇いたいので4月以降はスポットでお願いしますという内容がLINEできた。同様のことを本業の忙しさとバランスのとれなさからこちらからそのようにお願いしようとしていたが自分から言おうと思っていたことを先にいわれて敗北感が漂った。決して続けようと思っていたわけではないが
もっとみる【小説・好追感謝】不完全燃焼9
先日、ファンモンの久しぶりの再結成となったという東日本大震災から10年という歌番組を見てもう10年かということばにできない感情があふれでた。あの日のことは今でも鮮明に覚えているがいつかその日のことを記したいと思う。
昨日は久しぶりに楽しいサッカーができた。何年ぶりだろうか。卑屈なプライドをさらけ出すことに嫌気がさして中年、おっさんのリーグに何度か誘われたが選手登録を回避していた。ちょうどそ
【小説・閲覧感謝】不完全燃焼8
「もう咲いたか」さくらと思ったら梅でした。でももうすぐ咲くなと思うと嬉しいような、散り始めを想像するとやや残念な気持ちにもなる。特に雨で散っていくさくらをみると悲しくなる。
もうひとつ「大人とは」
自分の定義は「水たまりを避けて歩く」いろいろな邪心を抱えるようになったら大人の年ごろになったことだと思う。決して中身は大人ではないが。
今日は朝からワクワクしている。大学の同級生とおっさ
【小説】不完全燃焼7
中学校の思い出はほんとに部活動の思い出しかなく、ほかにたくさんあったかもしれないけど思い出すのは先生から打たれた記憶しかない。部活動で打たれたり、一度あったのはチャリに肩掛けカバンを引っ掛けてそのまま落として気づかず、次の日に剣道部の先生になぜかびんたされた。とにかく、その時代はビンタすることが先生方で流行っていたのだろう。今では大問題になったであろうことはたくさんあった。
中学校の思い出は
【小説】不完全燃焼6
この時期のもう一つ好きなものが「さくら」。「花見」よりもさくらが好きでこの年令になるとあと何回このさくらが元気なうちに見れるのだろうかと最近思うようになった。
「年取ったのか」たぶん。中学1年だったが初めて遠征に参加することができ、サッカー王国でのフェスティバルであった。たぶん、サッカーよりも合宿っぽい感じが最高で終わってからの宿舎が最高に楽しく、まさに修学旅行のようなのりであった。そこに必要な
【小説】不完全燃焼5
けっこうこの時期は好きだ。冬から春になろうとする、菜種梅雨の時期はなにか「ワクワク」する感じだからだ。新しい学年になる、中学生になる、高校生になる、大学生になる、社会人になると新たなステージになることが期待感があってうれしかったような気がする。でも一番はこの時期に一番大好きだった子に出会った時期だからなのではないかと思う。たぶん、、。
中学に入学し、部活動は1学年50人以上入部し、学校グラン
【小説】不完全燃焼4
今日は曇りの予想が朝からしとしとと雨模様となっている。けっこう、雨降りは好きなほうである。最高なシチュエーションは雨降りに露天風呂、それ以上は雪の日に露天風呂が最高だけど九州では無理かと思う。
小学校のサッカーは素人の先生が顧問でとにかく厳しくすることでグーとかパーとかで打たれる昔ながらの指導で4年、5年は頂点は取れなかったけど最終学年ではチーム力で頂点をとることができたので読売ランドにいくこと