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島根鳥取縦断旅「建築家・内藤廣BuiltとUnbuilt赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」

島根グラントワで開催された「建築家・内藤廣BuiltとUnbuilt赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」。
この企画は内藤廣さんが設計した建物での大規模展であり、巡回なしとの情報を知り、「グラントワに行くしかない!」の強い昂る気持ちで訪れました。

3つのゾーンに分かれた展示室には内藤廣さんがこれまで手がけられた膨大な仕事、作品の数々が設計図、模型、そして赤鬼と青鬼の立場でご本人が当時を回顧されて対話されている長文を同時に読むことができ、見応え溢れる内容に痺れました!

苦悩と戦いながら作品づくりに取り組まれている背景を垣間見ることができ、その背景を知った上でまた新たに作品を見てみたい気持ちになります。

内藤廣さんの言葉が全面に映し出された展示室(撮影可能)

日本各地に点在する内藤廣さんの作品を旅先や出張先でいくつも拝見しているので、文章を読み進める中でより感動が増しました。

最後に観た展示室には、内藤廣さんの大学生時代の卒業課題作や、現在進行形の作品についても展示されておりその数は果てしないほど膨大で、とにかく時間が足りなかった・・

個人的には、40年間変わらず能率手帳1つにあらゆることをメモされていることに興味が湧きました。実際に手帳も展示されており、直筆のメモや、スケッチなども楽しめます。

展示に感動した夫はミュージアムショップで、今回の展示をまとめた分厚い本を購入。

建物見学含め3時間近く滞在したけれど、次の予定がなければ恐らく夕方まで存分に楽しんでいたに違いない。

とにかく圧巻の展示数だったので本展の企画・編集・作業全てにかけた時間は想像もつかない。内藤さんはじめ、スタッフの方々皆さんの「時間」を思うと、更なる尊敬の気持ちでいっぱいになりした。

内藤さんが展示で使用されたVコーンもミュージアムショップで販売されていました!笑

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