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アート記事

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アートについて書いた記事をまとめました。
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#アートめぐり

アートめぐり 天空の贈り物

アートめぐり 天空の贈り物

 プラネタリアに行ったのと同じ日にKAGAYAさんという写真家さんの『天空の贈り物』という写真展に行きました。

 アートの中でも写真展に行くことは少ないのですが、天体については別です。絶対に綺麗だろうと見に行きました。

 星空や風景の写真は、どれも本当に綺麗でした。ただ、見ていてなんとなくあるデジャブ感。なんでろうと思ったら、プラネタリアの水の惑星の映像もKAGAYAさんの作品だからでした。

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アートめぐり UrbanNesting:再び都市に棲む

アートめぐり UrbanNesting:再び都市に棲む

 7回目の「BankART Life」、「UrbanNesting:再び都市に棲む」に行ってきました。

 横浜トリエンナーレに合わせて毎回大規模な企画展を開催しているそうです。会場の「BankART Station」がうまく探せず迷いましたが、新高島駅近くの地下のこんなところにと見つけた時は驚きました。

 入り口で、パスポートとガイドブックとマップがもらえました。

 現代アートは難しいので、

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アートめぐり デ・キリコ展

アートめぐり デ・キリコ展

 大好きな画画の1人、ジョルジュ・デ・キリコの10年ぶりの大回顧展、『デ・キリコ展』に行ってきました。

 キリコという画家を初めて知ったのは、《通りの神秘と憂愁》という作品。輪をまわしている少女が印象的な絵で、デ・キリコの絵としてとても有名です。

 ただ実際に見たわけでもなく、ポトカードやポスターを持っていた訳でもなく、『GS美神 極楽大作戦!!』という漫画に出てきたからなのです(おもしろくて

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アートめぐり 第8回横浜トリエンナーレ 2024②

アートめぐり 第8回横浜トリエンナーレ 2024②

 フリーパスを購入したのに、なかなか行く機会に恵まれず、やっと行けました。今回は、黄金町の『黄金バザール2024 -世界のすべてがアートでできているわけではない』を中心に周りました。

 高架下の長屋みたいな小さなスタジオに展示されているアートが見れます。探検気分でとても楽しいです。

 とても気に入った下の作品、どなたのまでかはメモし忘れてしまったのですが、青が綺麗で好きです。

 アート見た後

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アートめぐり 河井寛次郎記念館

アートめぐり 河井寛次郎記念館

 『河井寛次郎記念館』を目指して歩いていると道路の真ん中に1匹の特徴的な柄の猫ちゃんが・・・。あっ猫!と見ていると走って音を立てながら扉の下をくぐって行ってしまいました。

 写真を撮りたかったのに残念と建物を見ると、猫ちゃんが入って行ったのが、記念館でした。

 チケットを購入して、記念館の1Fを巡っていると先ほどの猫ちゃんが寝ていました。サビ柄の看板猫、えきちゃんです。

 人慣れしているよう

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アートめぐり ドールハウス展 〜小さな灯りの物語〜

アートめぐり ドールハウス展 〜小さな灯りの物語〜

 横浜赤レンガ倉庫で開催されている『横浜赤レンガ倉庫ドールハウス展 〜小さな灯りの物語〜』に行ってきました。

 ドールハウスって本当に小さいのですが、詳細に作られていてすごいなぁと見るたびに思います。
 しかも今回の展示は、灯りが灯っていて、なおさらすごい。

 オリジナリティあふれる作品がたくさんありました。

 懐かしいシルバニアファミリーのお家もあります。子どもの頃、本当に好きで、少しずつ

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アートめぐり 第8回横浜トリエンナーレ 2024

アートめぐり 第8回横浜トリエンナーレ 2024

 第8回横浜トリエンナーレ 野草:いま、ここで生きてる 2024年3月15日(金)– 6月9日(日)に行ってきました。

 横浜在住なので、トリエンナーレに行くのは3回目。でも、毎回全部の会場に行けたことがないです。

 今回こそはコンプリートしようとフリーパスを購入してみました。5300円ですが、横浜市民だと5100円になります。

 1日でまわれたのが、横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、Bank

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アートめぐり 北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画

アートめぐり 北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画

 人生2度目のSOMPO美術館へ『北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画』を見に行ってきました。2024.03.23(土)- 06.09(日)まで開催されています。

 新宿は、摩天楼すぎて、目印となる建物である東京モード学園のコクーンタワーが見つけられず、すごい見上げて建物を探しました。建物がデカすぎて視界に入らないんですよね・・・。

 いつかは行ってみたいと考えているフィン

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アートめぐり 印象派 モネからアメリカへ ーウスター美術館所蔵ー

アートめぐり 印象派 モネからアメリカへ ーウスター美術館所蔵ー

 東京都美術館で2024年1月27日(土)~4月7日(日)に開催されている『印象派 モネからアメリカへ ーウスター美術館所蔵ー』に行って来ました。

 2024年は、第1回印象派展から150周年を迎えるそうです。美術史としては、近代のことですが、150年もたっているとは歴史を感じますね。

 アメリカにあるウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきた美術館だそうです

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アートめぐり 建立900年 特別展 中尊寺金色堂

アートめぐり 建立900年 特別展 中尊寺金色堂

 4月14日まで東京国立博物館で開催されている『中尊寺金色堂』の特別展に行ってきました。

 岩手の世界遺産、中尊寺金色堂。かなり有名なもので、地元ということもあり、何度も訪れています。

 では、なぜ今回訪れたかというと、会場内の大型ディスプレイでは8KCGで原寸大に再現された黄金に輝く金色堂とその内部を間近に見ることができたからです。

 いつも保護のため、暗い照明のもと、アクリルボード越しに

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アートめぐり 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展

アートめぐり 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展

 水木しげる生誕100周年を記念して開催されている『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展』に行ってきました。

 水木しげると言えば、『ゲゲゲの鬼太郎』です。魑魅魍魎とした妖怪たちが出てくるアニメでしたが、紳士的な鬼太郎、人間たちの味方をしてくれる砂かけ婆やいったんもめん、猫娘、目玉のおやじ、ぬりかべが好きでした。

 妖怪が好きで、私たちが妖怪を知るきっかけを作ってくれた偉大な作家の展覧会、とても楽しか

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アートめぐり マリー・ローランサン -時代をうつす眼

アートめぐり マリー・ローランサン -時代をうつす眼

 2024年、アートめぐりはじめは、アーティゾン美術館で開催されているマリー・ローランサン展に行ってきました。

 アーティゾン美術館は、旧ブリヂストン美術館も訪れたことはなく、2020年に新しく開館したことは知っていたのですが、なかなか機会がなくやっと訪れることができました。

 東京駅から徒歩5分、都会の一等地にあるピカピカのビルです。古くからある美術館の重厚な感じは、ありませんが、スタイリッ

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アートめぐり インターメディアテク

アートめぐり インターメディアテク

 kitte丸の内にある無料のアートスポット、インターメディアテク。東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本の常設展示をしています。

 入り口の壁にある、ひときわ大きな骨が出迎えてくれます。こちらは、『マチカネワニの骨格標本レプリカ』です。

 東京大学の講義室のような展示室や自然科学の展示室があるのですが、レトロな感じでとてもおしゃれです。

 ミントグリーンの壁の色に展

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アートめぐり 二つの頂 -宋磁と清朝官窯

アートめぐり 二つの頂 -宋磁と清朝官窯

 2023年10月7日(土)~12月17日(日)まで静嘉堂@丸の内で開催されている展覧会に行ってきました。静嘉堂文庫美術館のギャラリーを訪れるのは、初めてです。

 開館1周年記念特別展ということですが、最近オープンしたばかりなのですね。知らなかったです。

 明治生命館1Fにあり、古い建物をリノベーションされた建物は、とても重厚でゴージャスです。

 中国陶磁のその歴史上、二つの頂点といえるのが

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