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2019年2月の記事一覧
第119段「雑知という雑誌」
今日の話。雑誌の未来を聞いた。
「雑誌は終わった」的に言われるけど、実は復活の可能性を感じる動きがあるのだと。
つまり有益な情報をどうリッピングしてどう構成してどう表現するか?その読者をどう楽しませてどうグルーピングするか?という機能こそが雑誌なので、紙orネットいう概念ではそもそもないのだ。
僕はテレビの仕組みで、コンテンツの1次利用でCM放送、2次利用でグッズ等商品化の前にビジネスモデル自
第118段「文章と会話の“適尺”」
うーん、次の会議までにこれ読んでください的なアジェンダみたいなの長々書かれたメールって苦手(むしろ嫌い)だ。
だって読むの面倒くさい、ぶっちゃけ。
で、読むとだいたいピントがズレてる。
で、このピントのずれってメールで返信するくらいだと伝わらないニュアンスだから、直接会う時まで直らないし。
で、なんで面倒くさいか考えてみた。
読む文章と話す会話って“適尺”(最適な長さ)があり、それが仮にお
第117段「大事な話(ただし天才はのぞく)」
つくづく思う。人の能力っていわゆるその人の能力だけじゃないってことを。 能力以外の性格や嗜好や環境やタイミングや様々があって、その人の能力以外が能力を伸ばす時と、能力以外が能力を阻害する時がある。
つまり自分の能力を伸ばす能力を知ってる人がその能力を伸ばすことができるんだろうな。
自分の能力を伸ばす能力に気付くには、そもそも時間も努力もかかるし、周りの人の応援や教育次第でもあるし、お金や環境やそ
第116段「いいことはある。お金は無い。」
AさんとBさんというお互い面識のない方に僕が仕事を頼んで、先日初めて顔合わせしたら、なんとAさんが先日偶然街で出会った人はなんとBさんのお父さんだったという事実がその場で発覚で驚愕。
このAさんとBさんは出会う運命だったのだろうか。僕はこういう体験昔から結構あるんだよな。偶然の必然的な。
ある人が「自分は◯大卒だから会社の中で東大閥に阻まれて出世しない」とぼやいていたという。僕が知る限りその会
第115段「礼儀と狡猾」
世間やSNSの印象と違って会うと礼儀正しかったりちゃんとしてる人って(確かに)いる。
それって好評価のように言われることが多いけど、それはつまり実際会った時の相手(の格)を値踏みして機を見て態度をコロコロ変えてる狡猾さの現れだとも言える。
本物はどっちの際も礼儀正しい人だと僕は思う。
そりゃ偉い人や力のある人の前では礼儀正しくするでしょう。
でもそうじゃない人の前でもそれができるか?が本当は礼
第114段「〈悪い見返り〉の腐海」
僕は勝間和代さんの勝間塾に何年か前に入っていたことがあり、それ以来毎日届く勝間さんの無料メルマガを読んでいます。
先日、勝間和代さんがこれからテレビ出演を基本的にはしないと発表されていて、と言うことは特番で言うと、1月に僕と共演させていただいたフジテレビの深夜番組が勝間さんの実質最後の特番出演だったんだなとか思い、その時も「角田さんが出るので、オファー受けたのです」とおっしゃられていて、それはそれ
第113段「ダラダラにさいなら」
朝イチで人を呼んどいて、朝イチで始まらないミーティングというのは何なのだろう?
僕は本当に時間を守らないのが嫌いで、当然不可抗力で時間が遅れることなんてざらにある。でもそれを見越して行動すると、意外に不可抗力は少なくなる。でもそれでも遅れたなら仕方がない。テレビの撮影なんてそんなことザラだ。なので時間通りに進まないことがあること、そのこと自体はあまり気にしない。気にしてもどうせ起こるから。
第112段「青臭い夜。」
人は人気になると仕事が増え、それで時間が占領され新しい仕事をやる機会が減る。つまり人気になることは一方で新しい仕事が新しい人生の展開を生む機会を減らす。既存仕事が順調な時ほどいかに新規仕事を受け入れる時間を確保するかが次の人気につながる機会を増やす。既存と新規の時間配分。
本を読むのは楽しいから。
勉強をするのは楽しいから。
知=インテリとは知を楽しむことだと思う。
便利だから役立つから偉くなれ
第111段「原稿のタネ」
おはようございます。
そうか2月20日は満月なのか。ということは水道橋博士のメルマ旬報る組と角田陽一郎のメルマガDIVERSE、同日に配信ってことで、原稿2つ書かなきゃなんない。。。この週末。(でもせっかくだから楽しもう。)
原稿のタネ、なんか思いつくたびメモしてる。今メモにあるのは、
・経営者の言うことは正しいのか問題
・資本主義と遊ぶか戦うか?
・まんぷくと珪藻土マット
・女性のエロさとは
第110段「おめコメから学ぶ[n対nの関係]」
以前ローマでロケしてたらコーディネーターの日本人女性とイタリア人運転手が激論し始めた。
何を揉めてるのかと思ったらセリエAのASローマとSSラティオがどっちが素晴らしいかでまじケンカしてた(どっちもローマっ子のチーム)。
なんか羨ましかった。
日本でも熱い阪神ファンを見てもそう思うけど。
僕は集団への帰属意識が極力低いので、例えばサッカーでも野球でもいい試合は観たいけど愛するチームというのが無
第109段「文化資源学!?」
東京大学文学部大学院に合格しました。
専攻は、『文化資源学研究専攻・文化経営学』
もともとは昨年18年5月に立命館大学の小川さやか准教授と大阪のスタンダードブックストアでトークイベントしたところに話は始まる。
文化人類学者でタンザニアの研究をなさっている小川さんの話がおもしろく、イベント終わりに一緒に飲みに行って、その時言われたのだ。
「角田さんも大学院行けばおもしろいですよ!社会人専攻と
第108段「職業選択の自由と責任」
一般論ですが、自分の憧れの職業、やってみたい職業、(お金のため)やらざるを得ない職業、(お金もらっても)やりたくない職業、色々ある。
そしてその違いは人それぞれだから、その違いってその人の内面の生き方や考え方がものすごく反映され、その人の外面の身体や振る舞いにフィードバックされる。
僕の仕事をいかがわしいと思う人も、僕がいかがわしいと思う仕事の人も、両方いる。
先日会った僕がいかがわしい人だ
第107段「知ってる知らない問題」
文章書いてるといつも思うのだけど例えば「出る杭は打たれるけど出すぎた杭は打たれない」って使い古された言葉を使うのか?問題。
でもこの言葉をはじめて知った若い頃には素直に感動した思い出がある。
てことはこの言葉を今日書けば今日勇気付けられる若い人がいるかもしれない。
どの基準で言葉を選ぶのか?
知ってる知らないは人それぞれだから、ある文章を読んだ時に知ってることばかりかもしれないし全然知らないか
第106段「アクセスしたい人」
今日もいろんな方と出会って、実業家やクリエイターの方の話を聞いた。
それでなんとなく悟ったのは、僕はクリエイターではないんだなってこと。
いわんや実業家なのでもない。
つまり新しいことを産み出す能力と根気と使命感があまりないからだ。
ただあらゆるヒトモノコトへの好奇心しかないのだと。
自分の知的好奇心をどう追求するか?ってことには自分は無限に夢幻に興味は尽きない。
そのインプットの元手を手際よく