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世界はすべてバラエティになる

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cakesで連載の「世界はすべてバラエティになる」12回よりこちらでやっています。基本無料、ときどき有料です。 「どんどん世界は多様化(Variety)する」という意味と願望と… もっと読む
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記事一覧

第394段「導かれる方向に飛び立てばいいんだ」

第394段「導かれる方向に飛び立てばいいんだ」

師走朔日。
今年を総括すると教育と制作に疲弊してしまい、執筆と研究が疎かになってしまっていた。よく言えばここ2年のコロナ篭りから逃走できたからとも言えるし、悪く言えば思索篭りから逃避してただけとも言える。
年々歳々体力と根気が衰える。
この師走で来年からの生き方をリデザインしなければ。

そしてそんな中、昨日ふと想ったのでした。
ただ導かれる方向に向かっていけばいいんだって。
自分が進む方向を自分

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第393段「其処を去るのみ」

第393段「其処を去るのみ」

その場所が自分を求めていないのならその場所にいる必要は無い
その場所を自分が楽しめてないのならその場所にいる必要は無い
今日東京のとある街を歩いていてふと想った。この土地にいるとかつては得るモノもあったけど今は失うコトの方が多い。時代や年齢によって必要なモノコトは変移するんだ。

その場所が自分を求めていないのならその場所にいる必要は無い
その場所を自分が楽しめてないのならその場所にいる必要は無い

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第392段「つまらないのは、あんたがつまらないからだよ。」

第392段「つまらないのは、あんたがつまらないからだよ。」

ある人が、あるモノコトヒトを「おもしろい」と感じるかどうかは、あるモノコトヒトがおもしろいかどうか以前に、ある人自体が
それを理解できるか?
それを感知できるか?
それを受け入れるか?
どうかだったりする。
その素養やセンスがない人の言う「つまらない」ほど、つまらないことはない。
つまらないのは、他人や外部のせいじゃないよ。
つまらないのは、あんたがつまらないからだよ。
そんなんなのにクリエイター

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第391段「極論のノイズ」

第391段「極論のノイズ」

タイトルに惹かれて読んだら酷い本だなって思ったのでAmazonレビュー見たらだいたい同様な意見だった。一方でいい本だなって思ってレビューを見たら(時には悪意ある酷いのもあるけど)だいたいその核心を突くいい意見多かった。極論のノイズを自分で除去すれば、レビューってのはなかなか価値がある。

これ、Twitterだってテレビのコメントだって、なんなら政治や社会や経済や学問や人生だって、同様かもしれない

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第390段「戦争とアート」 山本豊津(東京画廊)×角田陽一郎(バラエティプロデューサー)

第390段「戦争とアート」 山本豊津(東京画廊)×角田陽一郎(バラエティプロデューサー)

1.「戦争とアートについて考える」

角田陽一郎(以下、角田):東京画廊の山本豊津さんとバラエティプロデューサー角田陽一郎でお送りしております。アートを巡る知のライブトーク『Hozu Talk』でございます。
 
山本豊津(以下、豊津):よろしくお願いします。
 
角田:今日は、【戦争とアート】というテーマで話してみようと思います。
 
豊津:はい。
 
角田:【戦争とアート】という話だと切り口は

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第389段「顕在化することで沈殿化する問題」

第389段「顕在化することで沈殿化する問題」

テレビかなんかで有名なコメンテーターが専門外なことで頓珍漢なこととか誤解を生じることよく言ったりするじゃ無いですか。
専門外なんだから黙っとれ!って意見もあるけど、そもそも専門外の意見なんだからその人の言動自体受け流せばいいんじゃないかな。
その判断こそがむしろ聞き手側に問われてる。

悪い意味で、ある人のある言葉の責任ってのが、過剰に敏感に(特にSNSでは)問われ過ぎてるような気がする。そんな人

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第388段「個々に此処から出発する」

第388段「個々に此処から出発する」

自分という人格に嫌気が指したり自己嫌悪を抱いたり、それを嫌って自分が生まれ変わろうと別人格を目指すのではなく、平野啓一郎さんのいうところの分人主義を意識することで、過去と現在と未来の自分というアイデンティティがむしろ安定して他者と接続される。
嫌な所を除去するのではなく内包する。

それってつまり、複数のアカウントを持つようなモノだ。

なんかそういう感じがやっとわかって来たみたいな気がする、最近

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第387段「結局、因果」

第387段「結局、因果」

「相手に気を使う」って相手のことを考えてるようで、実は相手に気を使ってるってスタンスで自分がいたいから気を使ってるって場合があって、その場合、だいたいに置いて相手側は迷惑してる場合が多い。つまりそれはいらぬお節介。それは自分が相手側になったりすると如実に感じる。自戒を込めて。

結局、因果なんだよ。
でも常に原因が先だとは限らない。
むしろ結果が先だったりして後から原因が発生したりもするから、この

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第386段「僕より若い人たちの人生を、僕の人生のために無駄にさせたくない」

第386段「僕より若い人たちの人生を、僕の人生のために無駄にさせたくない」

人生には特異日がある、ってことはよく自分は毎年書いているのだけど、7月22日は僕には毎年いろんなことが起こる特異日だったりする。

今年は、何かあったかというと、朝からリモートだったり対面だったりで6つくらいさまざまなミーティングをして、数件のSNSだったり電話でのやりとりをした。まあ、言ってみれば普通の日。

でもそんな中で、いろんな人と話していて、ある感情がふと湧き出て来た。それは、
「僕より

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第385段「根拠無く信じていること」

第385段「根拠無く信じていること」

自分は因果応報というのを根拠なく信じていて、酷いことをした人や社会はいつかその報いを罰として受けるんだと思っている。
かつて自分が被害を受けた人に何か凶事があるとそれはバチなんだと勝手に思っている。
なので自分は他者に酷い言動をしないようには努めている、できてるかは甚だ心許ないけど。

なので自分に凶事があると、きっとそれはかつて自分がしでかした誰かへの酷い言動の報いなんだと勝手に解釈している。

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第384段「この世界を、果たして自分が(自分なら)どう解釈interpretするか?」

第384段「この世界を、果たして自分が(自分なら)どう解釈interpretするか?」

今日ムーンライダーズを聴いていて、この世界はあらゆる事象をその瞬間どう解釈interpretするか?なんだと感じた。
マニア・マニエラ、40年前は発売中止と解釈されるほどの先鋭だったわけで、だからこそその作品は時代を超えてその都度解釈され続け、今日再解釈されて演奏される。

これはいい悪いとか、タメになるくだらないとか、おもしろいつまらないとか、あらゆることは解釈interpretでしかない。

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第383段「乗るか、断るか」

第383段「乗るか、断るか」

何かに誘うと断ってくる。
何かに誘うと乗ってくる。
誰かを何かに誘うと結果はだいたいこの2種類だ。
結局やりたくない人はやらなければいいし、やりたい人がやることが、過程も努力も結果も人間関係も結局楽しくなる。
これは、勉強も仕事も趣味も娯楽も創作も生活も、リアルでもネットでもいえる。

でも、何事にも重い腰の人は勿体無いなあって思ったりする。
せっかくの機会なのになあ、とか。
チャンスはただ待って

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第382段「RIDE ON TIME」

第382段「RIDE ON TIME」

3年ぶりに再開された山下達郎さんのライブ『PERFORMANCE2022』初日の八王子を観に行く。
とてもとても素晴らしかった。そして最後に達郎さんがいつもおっしゃる「お互いカッコよく歳を取りましょう」
今日こそ心に響いた瞬間は無かった。
RIDE ON TIMEを聴いている瞬間、僕はカッコよく歳を取ることがまさにRIDE ON TIMEなんだってやっと(ようやく)気付きました。
まさに心が晴れた

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第381段「尺が合わない」

第381段「尺が合わない」

今日は揉め事が多いな。
そういう日はちょうど雨が降ってきたり、パーキングが満車だったり、メールが行き違たり、小銭が足りなかったり、誤字脱字だったり、小さな歯車がいちいち噛み合わなくてうまくいかなかったりする。
そんな些細なことほどボディブローのようにじわじわ精神を蝕んでくるな。

そして揉め事のいちいちは、そんなことでこんなことが的な、いまいち尺が合わないというか寸法が合わない。
それほどのことな

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