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『ヨーロッパ旅行:スペイン編 vol.1』 美しくユニークなガウディ建築の世界



kakko's magazine vol.42
今回のテーマは『 ヨーロッパ旅行:スペイン編 vol.1 』
コロナが流行りだすギリギリの時期、2020年の冬に念願だったスペインのバルセロナに行ってきました。

旅の目的は、生きているうちに絶対に見に行きたいと思っていたサグラダ・ファミリア等のガウディの作品群を見る事。
あの頃は海外旅行に気軽に行けない世の中になるなんて思ってもいなかったので、勇気を出してえいや!っと旅に出たのは、我ながら良い決断だったと思います。

今回は私が訪れたガウディ建築について書いてみようと思います。
ガウディのユニークな発想や緻密な建築技術は想像以上に素敵でした。
毎日驚きの連続で、目と心がピカピカに磨かれるような体験をさせてもらえました。



01.会いたかった!サグラダ・ファミリア

La Sagrada Família (サグラダ・ファミリア)
住所:C/ de Mallorca, 401, 08013  Barcelona,Spain
場所はこちらからご覧ください。

物心ついたときから、ずっと行ってみたかったサグラダ・ファミリア。
歩いて向かう途中、少しずつ姿を見せてくれるサグラダ・ファミリアに感動して涙が出そうになりました。
世界中から観光客が沢山訪れていて人気の高さが伺えます。
私みたいにずっとこの場所に来たかった人が沢山いるんだろうな。そんなことを想像して胸がいっぱいになる。
クラッシックなところとアートを感じる部分、かわいらしい部分、理解しようとしても全然理解が追い付かないところがとってもいい!


02.自然を感じる不思議で美しい空間

あらかじめ予約をしていたので、スムーズに教会の中に入れました。
サグラダ・ファミリアと言ったら外観のイメージが強すぎて、内観についての情報を何も持っていなかったので、その緻密さとアイデアと美しさと繊細さ、言葉では表せない…なんだこれは?
人間が作ったと思えない想像を超える表現に圧倒されっぱなしでした。
天井が高いので花火を見てる時みたいに、ずっと上を向いたまま1時間くらい過ごしたかも。それでも見飽きない不思議な魅力が詰まった場所でした。


03.柔らかな曲線と色のハーモニー

Parc Güell (グエル公園)
住所:08024 Barcelona,Spain
場所はこちらからご覧ください。

自然いっぱいの高台にあるグエル公園。
展望広場からは美しいバルセロナの市内を一望できます。
この公園には、おとぎの話の世界に出てきそうな色あいと柔らかな造形のガウディ作品が点在しているので散歩しながら楽しめます。
犬の散歩をしている人もいましたよ。ここがお散歩コースなんてとっても贅沢ですね。


04.アートピースが散りばめられたような場所

イロトリドリのタイルやガラスが散りばめられているベンチ。なんとも可愛らしい。
この公園、元々は集合住宅になる予定だったそう。
エウセビオ・グエル氏の依頼で、60棟の集合住宅として構想されていたそうですが、グエル氏、ガウディともう一人の3名しか買い手がおらず、工事が中断し1922年にバルセロナ市に寄贈されたそうです。
私は出来る事ならここに住んでみたいけどなぁ。


05.一瞬で心奪われ、恋に落ちた場所

Casa Batlló (カサ・バトリョ)
住所:Pg. de Gràcia, 43, 08007 Barcelona,Spain
場所はこちらからご覧ください。

泊ってるホテルから徒歩圏内にあったカサ・バトリョ。
バルセロナのメインロード沿いにあるので、旅行中何度も前を通りました。
こんな素敵な建物の近くを行き来できることが幸せで、近くのホテルを取って良かったなぁとしみじみ思いました
外観を見た瞬間に私の好みにハマりすぎて恋に落ちたんですが、内観も負けず劣らず素敵過ぎました。


06.ずっと見たかったステンドグラス

カサ・バトリョの中にあるこ丸いガラスが特徴的なステンドグラス。
実は何年か前にANAの飛行機に乗った時に見た機内誌がバルセロナ特集で、このステンドグラスの写真が載っていたんです。
それを見た時に心が動いて、いつかこのステンドグラスを直接見てみたいなと思うようになりました。
やっと見れた。私の小さな夢が叶いました。
一人で興奮しながら写真をパシャパシャと何枚も撮りましたよ。
絶妙なガラスの色合いがたまらない~!


07.彫刻の様にユニークな造形

Casa Milà  ( カサ・ミラ )
住所:Pg. de Gràcia, 92, 08008 Barcelona,Spain
場所はこちらからご覧ください。

こちらのカサ・ミラも泊まっていたホテルから徒歩圏内だったので、旅行中何度も目にしました。
色と形に特徴があるガウディ建築ですが、この建物は色を感じない砂漠や砂、雪を彷彿とさせるような乾いた質感が印象的でした。
カサ・ミラには直線や角が一つもないそうです。
そして波打った外観は地中海をイメージしているそう。
自然からインスピレーションを得て、街中でも自然と人工物の中間にあるような不思議なポジションを築いていて、風景の中に溶け込んでいるのがとてもいいかんじ。
こういう街で暮らしてみたい。


08.夢の中の世界に入り込んだような景色

カサ・ミラの屋上はこの世の物ではないようなド迫力の風景が広がっています。なんだこれ?の連続です。
ガウディ建築を色々見て思ったのは、ガウディは紛れもなく天才で神様に近い存在だったのでないかなということ。
そして、そのガウディの自由過ぎるユニークな発想を形にしようとして資金を出した人たちや、施工をした人たち、この複雑で緻密なものを作ろうとしたすべての人たちの心意気に胸を打たれました。
こんなのできないよ!と言ってやらないのは簡単ですが、妥協せず試行錯誤ながらこんな素晴らしい建築作品を作っているなんて最高じゃないですか。
私も色んな事を最初からできないなんて思わずに、目標を持ってそれを超えて行けるように頑張りたいって思いました。



世界にはまだまだ見たことないものがある
今回は久しぶりの1人旅だったので少し不安もありましたが、現地に行ったらそんな不安は吹っ飛びました。
いつもお天気が良く鮮やかな光に満ちた国スペイン。気候がそのまま人格に宿ったかのような陽気な人々。
私はすぐにスペインの虜になりました。
行きたいなと思った場所に行ける。
行きたい場所が沢山ある。
それってとても贅沢なこと。
自分が自分の体を色んなところに運んであげることで、新しい世界を体験したり目にしたりできる。
この世界はまだまだ見たことないもので溢れている。


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