天才ではない「私」の本 #天才を殺す凡人
先日、FBに退職投稿をしました。
退職投稿というか、近況をUpdateすると自分を可愛がってくれた人たちから連絡をたくさん頂けます。ありがたや。
これからどうするのー?というやりとりの中で、
尊敬する先輩であり、50人くらいの会社の規模のときに働いた戦友(勝手に思ってるだけですが)から、この記事をみて、まさに自分たちの経験やスキルをいかして、「天才」を支える「秀才」にならないとな。という話がありました。
▼そのときの紹介された記事
今までみた会社のなかで、感じていたことなので、すっと腹落ちするものがありました。
以前、働いてた職場では、「天才」がいて、その人の想いを実現するための仕事をしていた感じでした。
正直、性格は「あれ」な感じでしたが、自分には絶対にできないと思わせるほどの、創造力みたいなものがありました。
ただ良いときもあれば、悪いときもあり、うまくいかなくなるとある意味殺されてしまいました。(殺してごめんなさい><)
よく過去のことを話すときに、自分は「天才」をささえるということがあってたのか、最後に殺される前に何かできたのかなどをよく悩ましく考えていました。
そんなことを考えていたら、なんと先輩がこのブログの記事を書いた北野唯我さんの新しい書籍がでるらしく、その販売にあたって秘密グループコミュニティを紹介頂きました。
そこで、冒頭50ページを公開いただいたのですが、
タイトルは、「天才を殺す凡人」。
冒頭50ページを読ませてもらった感想です。
今までの職場や人間関係でも書籍に書いてあるような、「天才殺し」がありふれた光景のように発生しています。
しかも組織の大小に関わらず、何かを生み出した天才が停滞や失敗した際には、周囲の手のひらを返す状態というのを思い出してぞっとしました。
書籍では、「天才」「秀才」「凡人」の3分類が登場し、その関係性とともに「凡人が天才を殺す」、「天才や創造性は既存のKPIでは測れない」と書かれていますが、まさにそのとおりだなと。
新規事業においては、「凡人」が判断し、新しい価値を創造する機会を奪っており、既存事業においては、停滞や失敗で「天才」へ評価が一変し、組織のメインストリームに二度と戻れなくしてしまいます。
間違いなく、過去革新的なサービスを生み出した「天才」だとしても。
そして、書籍では、この「天才」「秀才」「凡人」の関係性を明らかにし、「天才」を救う方法がある!
と気になったところで、冒頭50ページは終わりましたw
過去の「天才殺し」に加担したであろう自分と、これから出会う「天才」のためにも読んでみたい本だなと感じました!
*下記は書籍に記載されている3分類の説明
天才
独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
秀才
論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人
凡人
感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人
支援は、コミュニティ研究の取材、サービス開発などに費用にあてさせて頂きます。