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うつ闘病日記7/6-7/7 〜良い事も悪い事も含めて生きていく〜

この2日間は好きなバンドを観に他県まで足を運んでいました。

7/6(土)

朝はやはり憂鬱な目覚めで、頭も働きませんでした。
そのため高速バスは遅めの出発。

現地についても、5月頃に別のライブを観た頃と比べるとやはり気分が落ちていました。

参考↓

何なら大変失礼な話ですが、チケットを買って来てしまったからには行くしかない位の惰性もある様な気持ちで、とぼとぼと会場まで着きました。
その日のチケットはオールソールドアウトだったので、当選した身分で本当に失礼な話です。

しかしそんな不遜で無礼な気持ちもライブが始まるや一変。
それは素晴らしいものでした。

ただ、私の汚言がMCの時などに出そうで、会場もライブハウスと言った規模のものだったので、それがしばしば怖く、誤魔化すために水を飲みました。
オールスタンディングのライブのため薬を飲むことは憚られたので、ライブ前に飲んでおくべきだったと今となっては後悔しています。
あとはうつ病により強まった孤独感で、キャパシティの小さめの所ながらお一人で来てる方とも碌にお話も出来ず、お友達も出来ず、発達障害の特性でとにかく段取りが悪く、肝心な事を忘れては終始慌てふためいていた自分自身の劣等性に改めて直面、痛感し、つくづく自分が嫌になってしまいました。

しかし、それでもそれらマイナスの気持ちを凌駕する程ライブに参加し演奏を目の当たりにできた事は私の中で素晴らしく、本当に行けて良かったです。

帰り道では、枯れた紫陽花達に出会いました。
彼らの様に枯れても尚、上を向きじっと喚くでも強がるでも虚勢を張るでもなく、生きていきたいなと思いました。

猛暑に枯れた紫陽花。
枯れても尚、色を残したまま美しく佇んでいました。

7/7(日)

本当は夜行バスでさっと帰れたら何よりですが、私のうつとASDや睡眠障害の特性上、ホテルに1泊してからの目覚め。
起床は幸い出来、チェックアウトにも何とか間に合い、帰宅。

帰宅後は荷解きなどした後に、翌日が仕事日のためそのための家事をし続けていたら、急に気分が悪くなり、しばらくダウンしました。

やはりまだエネルギーもキャパシティも足りない段階の様です。

加えて私は夏に弱いので、猛暑疲れもたたったのかもしれません。

イベントのために他県まで出向き、帰宅翌日に有給を取らないのは初めてです。
どうか明日も無事に出社できることを願いながら今日は眠りにつきます。

私は特性上"いつも"の事が“いつもの事じゃなくなる“と混乱し、体調を崩しやすいです。

ただ、この常同反復性については恩師との話の中で、厳格な母の躾が齎した完璧主義も影響しているとの見立てなので(恩師は心理を専攻している専門職です)、自分自身の負の遺産を切り崩すためにも、明日も"何とかなる"と恩師が私にくれた言葉をお守りの様に心の中で唱えて、出社し、いつも通りに仕事をする事を目標としたいと思います。

今週は私にとってチャレンジングな週です。
泣き喚き失意と誤った自己愛に溺れ、暗い歌を流しながら眠る夜も、不貞腐れた顔で目覚める朝もあるかもしれない。

それでも、何とか1週間生きていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
同じ様な心境、状況の方がいらっしゃいましたら、あなたの弱さも強さも何も知らなくても勝手ながら応援します。
そうでない方には、こんな長文を読んでくださったのだから、優しいあなたに素敵な贈り物が降ってきますように。それが普段からの感謝の言葉でも、思わぬ猫の恩返しでも。


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