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2021年12月の記事一覧
年末年始って休んでる気がしないよね
あっちの親戚が来て、こっちの親戚も来て、何もない日も家族と過ごして、疲れたよ。少しは孤独になりたいよ。ヘンリーデイヴィッドソローとか僕みたいな内向的な人間にとって、孤独がもっとも付き合いやすい友達なんだよ。
親戚が期待する僕でいることは、なかなか疲れる。いろんな行動に理由を持っていて、お金のことを大切にしていて、そういう僕でいることは。
1人で電車に乗ったり、街をぶらついたりする時間も、やっぱ
贈与という、あまりある欲望
中学生の17人に1人。高校生の24人に1人がヤングケアラーだとテレビでやっていた。アンケート方法がわからないので、やや怪しい数値ではあるものの、まぁきっと増えているんだろうなぁと思う。
ブッシュマンの社会にはヤングケアラーは存在するだろうか? 知らないけれど、多分いないと思う。
彼らは当たり前のようにみんなで年寄りを介護するのだろう。知らんけど。スクールカウンセラーも存在しないだろうし、デイサ
難しいことを簡単に説明することはできない
「本当に賢い人は、馬鹿にでもわかるように説明する」
あたかも本質を突いているようなフリをする常套句は、やけに説得力があるけれども、本当かどうかはわからない。僕は「そんなことない」と思っている。
確かに、簡単なことを難しく言えば馬鹿には伝わらず、簡単なことを簡単に言うと馬鹿にも伝わる。そういう意味ではこの常套句は正しい。
では、難しいことを簡単に言えばどうか? なんらかの知識は馬鹿には伝わるか
優しさを受け取ることも、優しさ。
ホモ・エコノミクスに優しくされたらどうするべきか? 例えばホモ・エコノミクスがもみじ饅頭を手土産に、家に遊びにきたとき。
彼は利己的な遺伝子にコントロールされた、利己的な人物なわけだ。自分以外の人物に金銭を浪費することは、彼にとって身を切られるような苦痛に違いない。
それでも手土産を持ってくるということは、手土産を渡すことによって好印象を与えれば、僕からさらに大きな利益を引き出せると考えている
「心」とは、重要な人物にしか存在しない
最近、exitに対する評価が「単なるチャラチャラした奴ら」から「あえてチャラ男を演じる戦略的な奴ら」へと変わっている気がするのは僕だけだろうか?
かつてピコ太郎が「あえて道化を演じているが、その裏側には深い戦略があった」的な評価を得たのと同じように、表層的な芸の裏側の意図を、周りが勝手に推測し始めるようになっている。
これは決して、くまだまさしやアクセルホッパーでは起こり得ない現象だ。くまだま
知識自体に価値がない? そんなわけがない
「今時、グーグルで調べればなんでも出てくるのだから、知識自体に価値はない」
というようなことを言う人に出会った。こういう知識不要論者にはたまに出会うが、言ってることは果たして本当だろうか?
確かに、「坂本龍馬の好物はなんですか?」と聞かれたとき、それを知っていなくても答えることは可能だ。ググればいいのだから。いまググってきたら、鯖の刺身らしいということがわかった。
では、この知識には本当に価
子どもはレジャー施設を消費できない
どんなレジャー施設にも、目玉となるモノや動物などが存在するものだ。和歌山アドベンチャーワールドの場合はそれはパンダということになる。「あの有名なパンダ」だ。
大人はそれを一目見て、写真を撮って、パンダにちなんだレストランメニューを食べて、パンダグッズのお土産で鞄をパンパンにして、満足して帰る。
パンダそのものを肉眼で観察している時間は、大抵の大人の場合は数秒にも満たない。まるで、その場を楽しむ
金のことを忘れて、社会を考えよう
「収入は能力や貢献度で決まる」というピュアピュアな実力主義幻想が未だに跋扈しているわけだが、もちろんそんなわけがない。
先祖代々の土地を受け継いだだけの世間知らずな大金持ちもいれば、威張り散らして莫大な報酬を受け取るポンコツ社長もいる。僕のおばあちゃんは認知症で老人ホームに入っているが、僕のおじいちゃんが経営する会社の役員報酬を毎月受け取っている(金額はフルタイム労働する僕の収入の倍くらい)。
この世界って、先に感情的になったもの勝ちなんだよなぁ
気に入らないことがあったときに、イライラをストレートに言葉にしたら、さぞ気持ちいいだろうねぇ。
そりゃあ僕だって言葉にしたいよ。でも僕はイラつくことがあっても、まずはグッと堪える。「大人だから」という以前に、意味がないからだ。イライラをストレートに言葉にしたところで、相手のモチベーションを下げたり、向こうのヘイトを貯めたり、良いことがない。ただ自分が気持ちよくなるだけだ。
大抵の場合(例えば遅