年末年始って休んでる気がしないよね

あっちの親戚が来て、こっちの親戚も来て、何もない日も家族と過ごして、疲れたよ。少しは孤独になりたいよ。ヘンリーデイヴィッドソローとか僕みたいな内向的な人間にとって、孤独がもっとも付き合いやすい友達なんだよ。

親戚が期待する僕でいることは、なかなか疲れる。いろんな行動に理由を持っていて、お金のことを大切にしていて、そういう僕でいることは。

1人で電車に乗ったり、街をぶらついたりする時間も、やっぱり僕には必要だ。平日、会社に向かうのも、僕にとってはそんなに辛い時間ではないのかもしれない。パソコンに向かって集中力をぶつける時間も、なんだかんだ気晴らしになる。パスカルが言うように、悲惨な人間は、気晴らしに打ち込むか信仰するしか選択肢がないのだし、気晴らしをしておけばいいね。

残念ながらもう年末年始はアポが埋まりきってしまった。僕は1人孤独にアンリベルクソンでも読もうと思っていたのに、この休暇中はきっと一冊の本も読めないだろうね。

ならばせめて疲れないでいたい。期待する僕でいることをやめて、馬鹿みたいに酒を飲んでブッ潰れてみようか。そして、アナキズムとコミュニズムとイスラム教を礼賛しよう。うん、そうしよう。

休むことはできない。ならばせめて暴れよう。