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2021年11月の記事一覧
読書とは、モンスターハンター
ジジェクを読むなら、ラカンを抑えておくか‥おっとならばフロイトも読むべきだし、ヘーゲルも抑えておいた方がいいし、カントも念のため。カントいくならライプニッツとヒュームも抑えたいし、だったらアリストテレスとプラトンも読んでおこうか。ヘーゲルいったならマルクスとキルケゴールも行っときたくなるし、ならばニーチェとサルトルと‥
あれを読むためにあれを読み、そのためにあれを読み、気づけばループしている。こ
謝罪って、なんなんだろうね?
僕は謝罪という行為に何の重みも感じていない。そもそも僕は生まれてこのかた「自分が悪い」と思ったこともないし、反省したこともない。
現在から見て過去の自分の行いに問題があるように見えても、それはあくまで結果論であって、問題があった瞬間にはそうするべき相応の理由があったわけだ。
だから、心の底から謝罪したことはない。でも、僕は易々と謝罪をする。まぁサービスだ。
当然のことながら、謝罪は誰かのご機
頭に葉っぱを乗せたお兄ちゃんは、鈍臭いのか?
もちろん、わざとではない。今日は風が強い。街路樹が揺れて、髪の毛をかっこよく染めた大学生くらいのお兄ちゃんの頭に葉っぱが乗ったのだ。たまたま。
僕が歩いていたのは、そのことに気づかないほど遠くはなく、声をかけるほど近くはない場所だった。
声はかけなかったけど、僕はこう思った。
「かわいそう」
なぜか? 周りの人に「あの人、葉っぱ乗ってるwww」と馬鹿にされるだろうと思ったからだ。
たぶん
何度でも言う。ベーシックインカムは世界に存在するすべての問題を解決する。
経済学者ぶってベーシックインカムのことをむずかしく説明しようとする人がたくさんいるが、そんなことをするからベーシックインカムが実現しないのだ。
もっとシンプルに考えよう。
ベーシックインカムは、この世のあらゆる問題を解決するポテンシャルを秘めた最強の政策なのだ。
貧困→解決する。全員が貧困にならないだけの金を配るのだから、当たり前だが解決する。
犯罪→消える。貧困であればあるほど犯罪に走り
人間は料理を食べない。文脈を食べる。
食事は単なる栄養補給でもないし、糖分・塩分・脂肪分を貪り食うための煩悩的な行為でもない。
文化というゲームの文脈を味わっているわけだ。
なぜオムライスの中身がケチャップライスなのか、考えたことがあるだろうか?
別にマヨネーズでも、ポン酢でも、醤油でも、塩胡椒でもいいはずだ。それなのに、大抵の場合ケチャップライスになる。
それは文脈的に「もっともらしい」から、料理を作る人がその選択をしている
フロイトとかいう理系のサンドバッグ
今さらながらフロイトの『精神分析入門』を読んでいる。一般向け講義の記録から書かれているためか、なんとも軽快で読みやすい。
さて、僕は本を読むときは同時進行でその本や著者に対する解釈を色々とネットで拾い読みするという性向を持っていて、今回もその流儀に従っているのだが、相変わらずフロイトという人は理系のサンドバッグとして大いに役立っているようだ(最近はフェミニストからもサンドバッグとしての価値を見出
ポケモントレーナーとかいうブルシット・ジョブ
お気づきだろうか。
サトシが「かわせ!ピカチュウ!」と言わなくても、ピカチュウがかわす場合があるということを。
そもそもサトシが「かわせ!」と命令するとき、自分の役割をどのように認識しているのだろうか?
「かわせ!」と命令しなければ、ピカチュウは相手の攻撃が飛んでくるのを鼻くそをほじりながら眺めているとでも思っているのだろうか?
たぶん思っている。そう思っていなければ「かわせ!」という命令
批判は届かない。世界は変わらない。
僕は毎日のようにここで色んな人やものを批判してきた。しかし、当たり前だけれど、こんな批判を現実世界で口にすることはほとんどない。ムカつく人が目の前にいても大抵の場合は水に流して、そのあと飲み屋で愚痴をこぼしたり、noteに思いの丈を殴り書きすることがほとんどだ。だって、大人だもの。
そして、僕は知っている。僕が批判しているような人は、僕のnoteを読みに来ないということを。そして読みに来てほしく
バラマキに反対するやつ、本当はなんでダメかわかってないんだろ?
知ってるぞ?
本当は国債とはなにか? 貨幣とはなにか? 税金とはなにか? を理解していないんだろ?
でも理解していないってバレたくないんだろ?
だから世間一般に流布してる「インフレで大変なことになる!」「税金が上がる!」「将来世代にツケが残る!」とかそういう定型文を借りてきてリピートしてるんだろ?
定型文を読み上げておけば、誰もツッコミを入れてこないもんな?
それにバラマキに賛成してると
「アホでもわかるように」
1つの文章に文句をつけるには、1000の方法がある。だからといって、その文章に価値がないことにはならない。
文句というのは、思いついたら言いたくなるのが人間の本能であって、目の前にじゃがりこがあればポリポリと貪りたくなるのと同じだ。
じゃがりこを貪って満たされるのは食欲だが、文句を貪って満たされるのは権力欲と自己顕示欲だ。
食欲には大義名分は与えられないが、権力欲と自己顕示欲には簡単に与えら
他者の眼差しを恐れないで生きる
気づけば数多くの記事をnoteに投稿してきた。本の感想とか、とにかく思いついたことを記録することが目的であって、「他人の評価なんて気にしないぜ!」というスタンスでやってきたが、これだけ続けていると、いくらかでも読んでくれる人は増えてくるわけだ。
するとだんだん、読んでくれる人の目線が気になるようになってきた。「これはもしかするとフォローしてくれている人を失望させるんじゃないだろうか?」とか「誰か
計画とは、中二病の妄想なのかもしれない
1年前の僕は、35年もの間ローンを払いながら住み続けることになる家を探していた。
その頃は、農業をしたいなんて考えもしなかったし、お金を使わない生活をしたいという願望を持つなんて予想だにしていなかった。
要するに、この一年で考え方がガラッと変わったのだ。
いま、改めて家を探そうとするならば、もっと農業向きの家を探していただろうし、そもそも家を買うという選択すらしていなかったかもしれない。
NFTとかいうエセギークの妄想で、またアーリーアダプター気取りが釣られてるのか…
NFTなるものがアツいらしい。ふむふむ、なんだか、わかったフリをすることが社会的ステータスとみなされて、疑問を呈する人のことを黒電話に固執するテクノフォビアだとレッテル貼りをするタイプのトレンドっぽい。
知らなかったので色々調べてみると、ブロックチェーンの敗戦処理みたいなもののようだ。
つまり、仮想通貨とブロックチェーンが思ったよりも世界を変えないということにみんなが気付き始めた頃に、「いやい
おばさんと鉢植えと嘘
不思議な出来事があった。
夜、家に着くと、見知らぬおばさんが僕の家のインターホンを鳴らす瞬間だった。
妻が玄関に現れて、話し始める。なんともタイミングの悪いときに帰ってきてしまった。
どうやらそのおばさんは、ポスティングのバイトをしていて、昼間僕の家に投函したときに、小さな鉢植えを割ってしまったらしい。
割った瞬間は家が留守だったから、夜になってそのことを改めて謝りにきたというのだ。
ち