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情けない仕事論も世の中に存在していいじゃないか【タイ移住日記2024/2/15-22】

まさか開業報告から一週間も更新できないほど忙しいとは。


やることが進まない

開業したから忙しいのではなく、もともとある仕事でなぜかいっぱいいっぱいになってしまっていて、ずっと何らかの作業をしているのにも関わらず、終わりが見えないものばかり。

記事も「2月はタイ語のクラスがないから5本は書けます!」とか豪語したのにも関わらず、まだ半分にも達していない。日本語の資料があまりにも少なく、英語でのリサーチがあり、それもそこまで参考資料がなく、予想以上に時間がかかってしまった。

最先端技術についてのライターをしているとそういうことがあるんだなあと思った。開業したので経費で資料になる本などを買って読むようになったが、そこでもなかなか参考になるものが見つからない。まあネットで見つからないのだから、そりゃそうかと思いつつ、常に構成に頭を悩ませ、頭痛薬を飲み、パソコンに向かう。

時間管理をするようにした

私は仕事に取り掛かるまでも比較的時間がかかるタイプで(会社員の時は違う部署に移りたかったがために積極的動くタイプだった)、怠惰な人間であると自覚している。その場合は、やりたくないなあと無気力に携帯電話をいじっているわけではなく、体が疲れ切ってしまっていて座っているのもしんどいから。

情報収集程度にしかスマホは触らないので、そういう意味では携帯離れはうまくできている。

体の調子が上がってきたなと感じたところで、椅子に座り、パソコンを開ける。そこからの集中力はすごい。一回書き始めると余裕で5時間ぐらいずっとリサーチをしたり、構成を考えたり、記事を書いている。それで腰を痛める。

そんな感じなので、腰の悲鳴に耳を澄ませ、妻の声にも耳を澄ませた結果、働きすぎだなと感じる日々が続いたので今月から勤務時間を取るようにした。そうするとなんだかんだで、無意識的になのか休みを取るようになった。1時間やったら一回ストレッチをして、というのができるようになり、時間管理を始めてから、だいたい7時間程度の勤務時間で抑えられるようになった。効率もアップ。

仕事まみれの不都合

仕事まみれになることの不都合は、仕事に必要な創造性、想像力を失ってしまうことだと思った。

記事を書く時にはペルソナ設定が重要であるが、働きすぎた日にはそれが全く思いうかばない。

そしてわかりやすいい言い回しにしようとか、考えるスキマがなくなってしまい、結局だめなものが出来上がる。

仕事のために仕事をしない、というのが、私の仕事術だという結論に至る。

仕事のことを書いてしまっている最近のnoteは私的にはヤバい。仕事脳になってしまっている。「スキ」がたくさんつくので、調子乗って書いてしまうが、これは毒だろう。

noteを書く人の中でビジネス用としている人がどれだけいるのかはわからないが、すべて仕事に毒されてしまっている今の状況はあまりよくない。
仕事のことを余暇のnoteで書いてしまうことのヤバさはそれである。

これぐらい仕事と関係ないことを書けるぐらいの心の余裕を取り戻そう。みんな、仕事のし過ぎで、仕事のことしか考えられなくなってきているんだ。

おいしいステーキを食べた話でもしようか?

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かぼちゃ太郎@タイ・チェンマイ ライター/エッセイスト
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