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【就活を終えた今だからこそわかること】

結論

結論から言うと、自分が本当に行きたいところに行くのがいいと思うよって話。当たり前だけど、当たり前なことって難しいよね。

ミーハーな就職活動

プライドが高く、周りからの目線ばかりを気にしていた大学三年生の夏。自分は絶対に大手に行く!だってかっこいいじゃん!と勝手に思い込んでいて、正直、ベンチャーなんてって鼻で笑っていた。就活もある程度順調に進み、3年の12月には外資系IT企業の最終選考まで進んだ。しかし、結果は不合格。夢の大手企業就職まであと一歩のところで落選してしまった。

新年の面接が面談に強制変更

そのまんま、気分が落ちたまま何も手がつかないまま、年度末に予約をしていたベンチャー企業の面接の日を迎えた。そこで人事の方に社会の厳しさを伝えられる。
「君全然自己分析できてないから、これ面接じゃなくて面談にしよっか。」
人事の方からしたら、ご好意でそう言ってくれていたと思うのだが、仮にでも外資企業の最終面接まで行ったことで変なプライドができていた。いや、ベンチャーの人にそんなこと言われちゃうんだ今の自分って。と今思えば最低のことを思いつつも自分の出来なさを素直に認めることができなかった。そして何よりも、なんだかとても悔しかったのを今でも鮮明に覚えている。

ゼロからのリスタート

根っからの負けず嫌いである自分は、なんだかこのままじゃ終われない、あの人を見返してやると心に決め、3年の夏から始めていた就活を一回リセットし、自分の人生の目的ってなんなんだろう。みたいな、なんだか哲学的なところから考え直した。過去の自分の行動を振り返り、それらから感じた感情を書き出し、それがなぜそう思えたのかということを徹底的に文字に起こした。結果的にノート5冊分くらい書いてた。さらには、友人や大人の方を頼りまくってとことんにまで分析した。自分が20年ちょっと生きてきた中で出来上がった自分だけの価値観を自分なりの言葉で整理した。

何をするよりも、誰とするのかが大事な価値観

結局、自分は周りの人々に恵まれて、支えられて生きてきたんだなと改めて実感した。小さい頃から周りの人が支えてくれて、自分のわがままも受け入れてくれて育ってきた。だからこそ、そういう人達に恩返しできるような人になりたいし、そういう人から頼られるような存在であり続けたい。と思えた。そう考えている中で、自分が行きたいと心の底から思える企業に奇跡的に出会うことができた。これも何かの巡り合わせだなって思い、それまでに受けていた企業を全てシャットアウトしてそこ一本に絞った。今思えば、なかなか大胆なことしてたなって思うけど、そのくらい行きたい気持ちが強かった。

東証一部上場したばかりのベンチャー?に就職

結果的に、一目惚れした東証一部に上場したばかりの800人程度の企業に就職が決まった。外資企業に落ちてから初めて心の底から行きたいと思えた企業だった。そういう企業に巡り会うことが出来たってのは奇跡なのかもしれない。けれど、自分が信念を持って行動をしてきた結果だとも思うようにしている。結局、行動を起こした者のみにしかそういう奇跡は起こらないんだと思う。知らないけど(笑)きっとそう。神様ありがとう。

最後に

大手?ベンチャー?ってよく話になるけど、結局は自分が行きたいところに行くのが一番だと思う。確かに人目は気になるかも知れないけど、他人はそこまで自分のことに興味がない。だからこそ、自分がしたいように生きればいいと思うし、そういう人生の方が絶対楽しいし悔いが残らないと思う。今後も、自分が選んだ選択に対して、責任と誇りを持って今後の社会人生活も全力で楽しんでいきたいと思う。



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