霧雨のブローチ

じぶんのための手記

霧雨のブローチ

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最近の記事

あのなつ 3

チケットは取れそうだ、と安心したけど そのあとのことにも少し不安があったから、一緒に観れることになって安心したしほんとうにうれしかった。やっぱり、スポーツ観戦とごはんは「誰かと一緒に」がいいんだよなあ。 彼氏さんは、そこそこ大きめの保冷バッグにスポーツドリンクや水を入れてやってきた。お姉さんに軽く紹介してもらう。スポーツドリンクをもらった。彼氏さんもめちゃめちゃいい人で、急に決まった(というか勝手に決めちゃってた。すみません‥)初対面の人間と観戦を共にするということにまった

    • 0723-0724 #2

      モーニング後、お昼頃にまたそのお店に行く。12時からかき氷をやっていて、そこでかき氷を食べるのもこの旅の目的のひとつだった。 モーニングの会計のときに、実は後でかき氷を食べに戻って来ようと思っていることと、すぐ売り切れちゃうか聞いてみたのだけど、シロップを取っておいてくれるというので感激した。すこし前からメロンが食べたい欲に駆られていたので メロンミルクをお願いしておいた。 12時ぴったりにお店に入って、かき氷の前にカレーも食べることにする。本当はお昼は別のところでカレー

      • 0723-0724 #1

        海の近くの宿に泊まりにきた。 情勢的な問題もあるのですこし迷ったけど、出来る限りの全てをして1日だけのバカンスとした。電車に乗るのがほんとうに久しぶりで緊張したけど、空いていてよかった。 宿に着く前に寄ったお店で瓶のビールを買っていたのだけど、やっぱり着いてすぐに飲みたくなってしまったので開けた。栓抜きが部屋になかったので、フロントに電話をかけると「お持ちします」とすぐに持って来てくれた。なんだかリッチな気分だ。 それから軽くお昼を済ませて、16時過ぎには銭湯に行った。

        • あのなつ 2

          タクシーの運転手さんに「甲子園球場まで」って行き先を告げるの、なんかよかった。 下道でなく高速を使ってもらって、とにかくはやく列に並ばなくては、とおもっていたな。そんな中でも、目に映る流れてく景色はなんだか映画のワンシーンみたいで そのどれもが初めて見るものだということがより高揚感を引き立てていた。 旅をしているのだ、とおもった。 ・ 球場周辺に着くと、人の影がまばらに見えた。「あの辺りから、だいたいいつも並んでる人がいますねえ」「ではここで」というふうにタクシーを降

          あのなつ 1

          去年の夏、念願の甲子園(それも決勝だ)を観にひとりで大阪に行ったときのこと書くね。今年は甲子園中止になっちゃったけど、交流試合をすることになったので、そのことをかんがえていたら去年のこと思い出しちゃってさ。 プロ野球はあんまり興味ないんだけど、甲子園の中継を見るのが昔からすきで。なんだろう、じぶんが野球をやっていたときの感覚なのかな、そういうものが思い出されて、「野球って楽しいよね」って思いながら見れるのが高校野球なんだ。小学生のリーグなんかも観れる機会があったら観る。プロ

          0709.1650

          今日は眼鏡とコンタクトを作り直しに来た。眼鏡は先週度数を変えて作り直したのだけど、なんだか合ってないような気がして再調整をお願いしに。どうやら右眼に軽い乱視があるらしく、そのせいみたい。あと左右差がひどくてそれもあるかもしれない。色々ややこしくて面倒くさいわね。歯医者に勤めている中で色んな患者さんを見てきて、歯は一生ものだから大事にしようってよく思うけど、目も一緒だね。なんなら歯より気をつけなきゃだめかもしれない(歯の方がまだ、ダメになっても手の施しようがある気がする)。なん

          0702.1306

          たまに来るカフェにいる。ひとりの日は大体ドトールにいるのだけど、それはドトールのベジボウルセットっていうサラダのセットが食べたいからで、今は情勢的なことでか(?)お休み中ということを先月告げられたので違うところに来た。パスタが食べたいときはこっちかな。入って1秒で頼むもの決めたけどジェノベーゼ売り切れてたよ 悲しい。もう夏だもんね。 そう、もう7月になってしまった。早いねぇ。今日なんてほんと 景色も風も夏めいちゃって、雨の季節がおわってしまうのも近いのかなってちょっとさみし

          brooch

          一瞬に見える道標は、夜の背を照らして瞬く ぼんやりと見送ったわたしは おなじこの街に住むひとたちと足音をそろえて 器用に改札をくぐり抜けた 道ゆくそのひとりひとりが ワルツのように揺らす影を わたしはいつも、物語を観るように辿り いつか帰り道へと消えてゆく背中を見送った まばらに散らばり、どなたかの気配もすっかりと消えた頃 照らす街明かりが 帰り道をいっそうそのものにして見せた . あの月は たとえば夜が留めたブローチ 月の光を瞼に映して わたしは この胸に揺れ

          0618.1050

          書きたいことが山ほどあった1週間。どのことを話そうか今かんがえてる。 まずは生まれて初めて蛍を見たこと。蛍が見れるところがあるらしいということを夫がお客さんから聞いたらしく、ドライブがてら行ってきたのだった。儚げな光がふわふわと宙を舞っている様はとても幻想的でうつくしかった。同時にたくさんの疑問符、「生きてるってすげー!」などの小学生じみた感想。帰りに夫がサンルーフ越しに月を見つけて、なんか詩的なことを言うから、このひとも感動しているんだな、可愛いなあとおもった。行って良か

          真夜中の

          夜更すぎにまた雨が降り始めた頃、やっとシャワーを浴びることにして、過去と今を並べながらこれからのことをかんがえていた。胸につっかえていたものがほろほろと解けていくようで、気がついたらフル回転で思考していた。まだだ、まだ止まってはいけない。全速力で夜を駆ける。 わたしが「言葉」を描くとき、それがどんなときだったか、どうしてだったか。 それは、伝えたかったからだ。わらっちゃうくらいシンプルなものだった、考えるまでもなく。あとそうでないときは、ただただその「出逢い」に感激して、

          0527.2331

          気がついたらすきになっていたもの、コインランドリーもそのひとつ。でもやっぱり、雨をすきだと認識していた頃、その頃とおんなじ気がしている。 わたしがすきだったコインランドリーは、いつしか無くなっていた。建物ごと無くなったのではなくて、中身だけ空っぽになっていた。それはひどくかなしかった。近くに真新しい、ぎらぎらした乾燥機を据えたコインランドリーが出来たときにどきりとしたんだ。きっと、そっちに流れてしまったのだろう。人が変わっていくのだから町だって変わっていくさ。そう思っていた

          0604.1137

          今日は髪を切ってきた。短くするかこのまま伸ばすか悩んでいたけど、いつものボブは飽きたし伸ばすのもなんだかなあと決めかねていた。考えがまとまらないうちに家を出る時間になって、美容院に向かう途中急に思い立ってウルフカットにしてもらった。正確に言うとウルフボブ?席に案内されてからいつものお兄さんが来るまでのあいだ(他の人の接客中だった)にネット検索したら出てきた写真に書いてあった。 髪型が変わると新鮮な気分。しばらくはこれで行こう。 今はすきなカフェにいるけどすきなメニューがお

          0611.0903

          今週から勤務時間が一部変更になって、たまに夕暮れの頃に帰宅することになった。うつくしい夕暮れを見られるだけで気分が良くなる、昨日の夕暮れは じきに夏が来ることを告げるような空だった。 夜にはドライブに出た。4月の頭に車を買ってからというもの、ひっきりなしに車で出かけている。目的を決めて遠出することもあれば、あてもなく気分のままに車を走らせて、頃合いで帰るきまぐれドライブも多い。そんなときには途中コンビニでホットコーヒーを買ったりなんかして。 昨日のドライブは後者だった。ド