0723-0724 #1


海の近くの宿に泊まりにきた。

情勢的な問題もあるのですこし迷ったけど、出来る限りの全てをして1日だけのバカンスとした。電車に乗るのがほんとうに久しぶりで緊張したけど、空いていてよかった。

宿に着く前に寄ったお店で瓶のビールを買っていたのだけど、やっぱり着いてすぐに飲みたくなってしまったので開けた。栓抜きが部屋になかったので、フロントに電話をかけると「お持ちします」とすぐに持って来てくれた。なんだかリッチな気分だ。

それから軽くお昼を済ませて、16時過ぎには銭湯に行った。銭湯のこと、いつかここに書こうとおもっているのだけど、2年前から銭湯巡りが趣味だ。

その銭湯は外観からして雰囲気満点の「古き良き THE・銭湯」という感じ。木製の下駄箱はやや大きめで、中に穴が空いているのだけど、その穴が何かって言うと傘を入れるためのものらしい。突き刺す感じ。下駄箱の裏側が脱衣所から見えるんだけど、裏から見ると傘の1/3くらいが飛び出てるのが見えてなかなか面白い。

入り口から男湯女湯に分かれていて、戸はすりガラスがはめ込まれた木製。年季が入っていてスライドさせるのにすこし力がいる。入ってすぐ左手に番台。びっくりするくらいすぐ。ちょっと高めのところにおじさんが掛けていて、お金を払う。脱衣所は広めで、10畳はあったかな。床は木製。男湯女湯は鏡で仕切られていて、センターに銭湯の名前入りの古時計がかかっている。ロッカーはあるのだけど壊れているのか、荷物は重ねてあった竹籠に入れてみんな放置しているようだ。‥ちょっと防犯面不安だったけど、信頼で成り立っているというところなのかな?万札を崩して行ったから(入浴代に細かいのがなかったからだ)浴場に入る前はどきどきしてたけど、入ってからはそんな不安すぐ忘れた。

細かく書くと長くなるので省くけど、とても良かった。とにかく雰囲気がいいんだ、古いのに浴場もきれいだし、ちょっと熱めのお風呂が染みる‥水風呂とシャワーがなかったのが残念だけど、また来たいと思った。

それから宿に戻って、フリースペースというのかな?そこでコーヒーを飲みながら漫画を描きたくてタブレットと格闘してた。何話か下書きをおえた「コインランドリーで待ち合わせ」をはやく描きあげたかった。そのための旅行だった。ただタブレットが一部割れていて、反応が悪い箇所があって思うように描けず苦戦している。初めてのお絵かきソフトってのもなかなか。道のりは遠いかもしれない‥

今は近所のカフェでモーニングしてるのだけど、帰って続きをやろうとおもう。チェックアウトまであと3時間くらいある。

そのあとは海まで歩こうと思ってるよ




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