支払いを済ませる為に郵便局へ行くと、そこで俺の支払いの対応をしてくれた受付の女の子と仲良くなり、何故かその子の仕事終わりに一緒にご飯を食べに行くことになった。 郵便局からちょっと離れたベンチに座って彼女の退勤の時間を待っていると、予定より少し早めの時間に郵便局から出てくる彼女の姿が見えた。 勤務中の窮屈な制服姿とは打って変わり、丈の長い茶色のワンピースで彼女は現れた。ラーメンを食べたいというので近所のラーメン屋に入る。 「郵便局って大変じゃない？」 「バイトだから意外と
前編はこちら↓ 2020年9月借金を返済すべく、塾と派遣のアルバイトと並行して行ない、殆ど休みなく1ヶ月働き続けたのですが、フリーターの給料などスーツを着て働いている同世代と比べれば全く取るに足らず、そこから生活費や雑費、家賃や携帯代を差し引いてしまえば自分の手元に残る金など雀の涙で、さらにそこから借金を返していくとなると言わずもがな経済面は苦しくなるばかりだったのですが、そのような苦言を呈している暇もなければ、そもそもこれは完全に自分が招いてしまった事態なので、自分のこと
新年明けましておめでとうございます。今年も限りなく低い投稿頻度で細々とnoteを続けていくつもりでありますので、皆様どうかよろしくお願い致します。 さて、私めも社会の端くれとして皆と同様に新年を迎えられた訳なのですが、2020年は社会情勢も去ることながら、ちっぽけではありますが私個人としても様々な事（主に金が無いことに起因する不都合）が起こった年であるので、その2020年を振り返りつつ、同じ過ちを繰り返さないよう自分への戒めとして、私のふしだらな生活ぶりを余す所なく当稿にし
本日をもって９月中のアルバイトが全て終了しました！ ８月の終わりの頃には「９月は全日バイトして借金まるっと返済してやるぞ！！！！」と意気込み、それを周囲に豪語するまでの所業を披露していた訳でありますが、そのような大言壮語を甘な根性の私が実行出来る筈もなく、結果的にはオフを２日作ってしまい、借金も減らせはしたものの完済まではまるで及ばずで、特に何を成し遂げたとも言えない中途半端な１ヶ月となってしまいました。申し訳ございません。 しかし、この中途半端な結果も私にとっての大きな
今年の４月から大学を休学し、事実上フリーターとして生活をしている。去年の大学３年時後期の半ばには既に今年度の留年が確定しており、いつか留年したら休学するということを前々から決めていたので、突如フリーターとして社会に放り出されたという感じはなく、思いのほかフリーターという身分に落ち着きさえもした。 この生活を無計画に始めてしまったので、４月の時点ではアルバイトの量を増やすといったこともしておらず、それまでと同じ量のアルバイトだけをし、収入と支出の比が逆転した自転車操業をしてい
8/17昼に起きた。ここ数日バイトや遊びで落ち着く暇がなかったので、特に何をするでもなく夕方まで横になっていた。 15時くらいになってようやく身体を起こしはしたものの、それでも特にすることはなかったのでとりあえず家から歩いて3分のパチンコ屋へ。2時間ほどスロットを打って、3000円負けました。最近ギャンブル運に滅法見放されている気がする。何をやっても勝てない。じゃあやるなって話なんですけどね。 パチンコ屋を出て、腹が減っていたことを思い出す。僕はギャンブルに集中していると
8/14友人と上野をぶらぶらと歩き、その道中で見つけた居酒屋へ入る。昼の3時だというのに満席に近い程の繁盛ぶりで、そこが高架下だというのも相まってかなりうるさかった。ビールや焼き鳥などを注文して適当に飲んでいると、向かいの居酒屋の席から近寄ってくる一人の男。その男に声をかけられ、顔を見上げるとなんと高校の同級生だった。高校を卒業して以来実に約4年振りの再会である。まさかこんな場所で、こんな形で再会するとは夢にも思わなかった。ちょっとした奇跡だ。 彼とそこで軽く立ち話をした。
今、かなりお金がない。普段のお金がないよりも激しくお金がない。先日3000円も出してプルーム・テックを買ってしまったことを今になって猛省している。 お金がないので家賃を支払わないでいたら、アパートの管理会社から家賃滞納についての督促を3回ほど受け、「このままじゃ君の家も無くなるし、財産も差し押さえだよ！」という旨の脅迫めいた手紙まで届いてしまった。何とか今月くらい家賃をちょろまかせないかと頭を捻るも、普段から家賃の支払いを遅延し、管理会社及び大家からの多大なる悪評を受けてい
先日の緊急事態宣言により、5月6日までバイトが無くなってしまった。僕にとってはウイルスよりも何よりも、バイトが1ヶ月もないという事が一番の緊急事態です。バイトをしなければ僕の定期的な収入はまるでゼロで、ギャンブルで勝つくらいしかお金を得る方法が思い付かない。「娯楽ではなく生活の為ならパチンコも不要不急ではないかな」なんて思ったりもするけど、それを実行に移す程のバカではなくて本当に良かった。そうは言っても、貯金もない苦学生が1ヶ月間も収入ゼロでどうやって生きていけばいいのか。安
お金の話先月バイトをしまくったのと、飲み会やスロットにあまりお金を注ぎ込んでいないのと、麻雀で勝っているのとで、今月末は割とお金に余裕がある。次の給料日までにあと7万円も残っている。金欠の時のほうが面白いと定評のある僕みたいな者の口座に7万もあっていいのか？と思ったりするけど、僕はお金の計算が出来ないし、コロナウイルスの影響を受けて翌月2日以降のバイトがおじゃんになってしまったので、来月はまた必然的に金欠に戻ります。 お金があると心に余裕が生まれるというのは本当の話で、給料
みなさんクリスマスですよ。普段なら閑古鳥が鳴いているケーキ屋にさえカップルが行列を拵えており、またドン・キホーテでは、サンタの帽子やトナカイのカチューシャを頭に着けたおっさんが、死んだ目をしながらダンボールを漁って何か作業をしていました。そしてその光景を脇目に僕は20円引きになっているファミチキを買って食べました。プレゼントをあげる人も貰う人も居ないので、外のベンチで鳩と戯れて時間を潰したりしていました。 クリスマスが過ぎれば、いよいよ本格的な年末ムードとなり、忘年会シーズ
財布を失くしてしまった。大学入ってもう2回目だ。 その日は吉祥寺駅周辺の居酒屋で友人達と酒を飲んでいた。僕は酒は強いほうなのだが、この日は寝不足だったということもあり、いつもよりも酔いの回りが早かった。 解散後、帰りにひとりでラーメンを食べることにして、吉祥寺のホープ軒へ。ここで僕は財布から現金を確かに出して食券を買い、ラーメンを啜った。 ラーメンを食べ終えて店を出る頃には一層酔いが回っていたので、休憩がてら道端に座っていると、いつの間にかその場で眠り込んでしまった。
僕の学科では3年次後期に研究室に配属されるという一大イベントがある。僕は修得単位数的に研究室配属条件を満たしておらず留年を覚悟していたけど、どういう訳か留年せず、何事も無かったかの様に研究室に配属されてしまった。あまりにも不可解だったので、僕が何故留年していないのかを教務や学部長に訊いてみたけど、誰に訊いても「分からない」「他の人に確認してほしい」など、億劫そうに質問を突っ撥ねる返答しか貰えなかったので、それ以上の肉薄はしなかった。他人への関心なんてそんなものかと思ったけど、
給料が入ったので、これにて超金欠生活はひと段落です。給料日というのは言わば先月の僕の頑張りが数値化される日です。努力しても報われない事の方が多い世の中で、確実に努力を数字で表現してくれるのは給料くらいです。頑張って働いた先月の僕を、好きに暮らしている今月の僕が褒める。そして来月の僕に褒められるように、今月の僕も働きます。 給料日当日、下北沢の古着屋や国分寺の串揚げ屋等で2万円使った。僕はお金を相対的に捉えがちです。絶対的に見れば2万という大きな数字も、給料日当日の僕にとって
セックスについて考えています。セックスって凄くないですか？何が凄いって、人間の五感である触覚・視覚・聴覚・嗅覚・味覚を一度に満足させる要素がそれにはあるのですから。 例えば僕はラーメンが大好きなのですが、味覚・嗅覚・視覚を満足させる事が出来ても、聴覚・触覚についてはラーメンではどうにもなりません。映画でもそうです。最新技術を以ってしても、映画観で得られる満足は視覚・聴覚・嗅覚くらいですよね。五感を一度に満足させる行為・行動がセックス以外にあるでしょうか。僕には見当もつきませ
大学生活ももう3分の2が過ぎようとしており、時節柄、「インターン」などという横文字を口にする同期もちらほらと見かけるようになりました。僕には一般的な大学生は持ち合わせているであろう最低限の先見の明すら無い為、「自分の将来のこと」などについては思考を巡らすにも及ばず、また、それについての興味も湧きません。辛うじて僕が考えられる「将来のこと」と言えば「今日の晩御飯」を決めることくらいです。 大学を中退しようか迷っています。周りからは「もうちょっと続けてみたら？」「卒業はしておこ
