危険因子を知り腎機能を見極めていこう！

2024年9月9日 07:56

ヒトの寿命を決める重要な臓器、腎臓。
同じく重要な肝臓と違い、
一度失われた機能は容易には戻らないため、腎臓の状態を見極め、
危険因子をしっかり押さえておき、腎機能を見極めるコツを知り、日々のケアを欠かさずにしていきましょう。

腎臓のための生活の工夫
アスリートは血清シスタチンCで
腎機能を判定します。

腎機能チェックには
一般的に血中クレアチニン値が使われる。

クレアチニンは腎臓から排泄されるが、
腎機能が落ちて排泄が滞るとクレアチニン値は上がる。

この値に年齢と性別を加味し、
腎機能の指標となるeGFR（推定糸球体濾過量）を弾く。
60未満で慢性腎臓病が疑われます。

でも、腎機能は格別悪くないのに、
クレアチニン値から求めた
eGFRが低くなることもあります。

習慣的にトレーニングを行い、
同性同世代の人より筋肉量が多いタイプの方に多い。

クレアチニンは筋肉のエネルギー源。
筋肉量が多いほど、
クレアチニンの血中への放出量も増えます。

筋肉量が同性同世代の平均値を大きく上回ると、
腎臓からのクレアチニン排出はスムーズでも、血中のクレアチニン値が高めに出ることがあります。

筋肉量に左右されず、eGFRが計算できる血清シスタチンCを調べるとより正確に腎機能が評価できるとのこと。

逆に、
高齢者で
同性同世代よりも筋肉量が少なすぎると、筋肉から放出されるクレアチニンも低下。

腎機能が衰えてクレアチニンの排泄が滞っていても、クレアチニン値から求めるeGFRでは問題ナシと判断されてしまう恐れもあるとのこと。

この場合も、
血清シスタチンCが指標となります。

腎臓内科などのクリニックで検査するのをオススメ致します。

「整体」による体の外からの刺激で
内臓の働きをサポートできる臓器は
腎臓と肝臓。

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