＼トランプ元大統領に学ぶ相手を熱狂させる話しかた／
トランプ元大統領は何かと話題の尽きない大統領ではありましたが、スピーチが本当にお上手なんです。
彼のトークには私たち日本人が絶対に学んだ方がいいポイントがたくさんあります。今日は３つご紹介しますね。
①言葉がとても分かりやすい
トランプ元大統領が選挙に勝利した理由は、非常に分かりやすい言葉を使ったからだと言われています。
彼が当選した当時の対抗馬は、ヒラリー・クリントン。ヒラリーさんは知識層をターゲットにしていたこともあり、ちょっと難しい、分かりづらい言葉を使っていらっしゃいました。
それに対してトランプ元大統領は、とてもとても分かりやすい言葉を使っていました。
②堂々とした姿勢
トランプ元大統領は堂々と立っているんです。私たち日本人はこれがなかなか難しい。
彼は体つきもがっしりしていて大きく、威厳があるスタイルをされています。その上に胸をバーンと張っているんですね。
みなさんトランプ元大統領を思い浮かべて欲しいのですが、背中を丸めて首をすぼめ、オドオドしている様子って思い浮かびますか？いつも胸を張って、どうだ。っていう感じで登場されるイメージありませんか？
人は姿勢に無条件に反応します。あの胸を張る姿勢には、相手を威圧する働きがあると言われています。
私たちは一生懸命に話そうとすればするほど、顔が前に出てしまったり、首がぴょこぴょこ動いたりします。あの堂々と胸を張って、あまり顔を動かさない姿はとても大事なポイントです。
③敵を上手に利用する
３つの中でもこれが一番お伝えしたいことです。
トランプ元大統領は敵を上手に利用するんです。民主党とか中国とかメキシコ人。こんな風に敵を作って支持者の怒りを引き起こしたのです。
「確かにそうだ。テロリストにやられたり、移民に職を奪われるのはイヤだ。」という風に敵を作って想像を掻き立て、それならトランプしかいない。っていう思いを引き起こさせました。
④仮想敵を作る
私たちが日常生活で本当に敵を作るのは、得策ではありません。この考えをうまく利用する方法として、仮想敵を作るといいです。
例えば、職場で「ありがとう」をみんなに言う。そんな癖をつけたいとしましょう。
例えば何気ない話の中に、
「私の知り合いが全然ありがとうって言わない人で、それがすごく嫌なんだ。でもうちの会社の人たちは、わりとありがとうって言う人が多いよね。私はそれが好きなんだ」
「あなたはいつもありがとう。って言ってくれるから嬉しいんだ」
と、日頃からいろんな人に伝えておくんです。
そうすると、ありがとうを言わない仮想の敵が思い浮かんで、相手は日ごろから「ありがとう」を言うようになるんです。
トランプ元大統領に学ぶ３つ目のポイント、敵を作って攻撃する。これは相手の心を動かしてくれるので、みなさんもトランプ元大統領をイメージしてやってみてください。
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