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「自分が話したいこと」?だからダメなんです

「私、自分の言いたいことがうまく伝えられないんです。」
こんな相談を本当によくいただきます。

「話す・伝える・自分の思いを相手に届ける」
なかなか一筋縄ではいかないんです。

今回は
「自分が話したいことを届けよう」と思うほど伝わらない。
というお話をします。


①コレ危険!

みなさんが誰かにお話をする時にありがちなのは

・自分はコレが正しいと思っている
・自分はこんな体験をした
話です。

しかし、誰かの話を聴く側だとしたらどうでしょうか?

・自分と違う一方的な主張
・自分は何の興味もない話

こんな話だったら聞かされるのは苦痛ですよね。

相手が夢中になって喋っていても、
あまり聞いていなかったり
「ふんふん」と言いながら、頭に入っていないことが多いのです。

②相手メリット

私が講座生さんにいつも言うことは

「自分の話をしたら、相手にも
『なるほど、そうなんだ!』とためになるお話をプラスでくっつけてあげてください。」

「えっ?ためになる話って言われても。。。」

そんなみなさんのために、具体的なエピソードを2つご紹介しますね。

うちの上級講座生さん達が毎日のアウトプットで作ってくれている文章がとっても素敵なんです!

③文章例❶「コーヒーの香りと人助け」

「私、コーヒーが大好きなんです!
香りをかぐとつい、カフェにふらふらっと立ち寄ってしまいます。

コーヒーはリラックスするって言われていますが。。。
実はネスレと東北大学の実験で人助けをする割合を調べたところ

・コーヒーの香りがない場所→14%
・コーヒーの香りがある場所→46%

何と3倍もの人が人助けをしてくれたそうです。

きっとコーヒーの香りで良い気分になって
気持ちの余裕ができるからなんでしょうね。」

④文章例❷「三色団子とあきない」

「主人と大阪城公園にお花見に行きました。
満開の桜にウキウキ!お花見といえば三色団子ですよね。

実は、三色団子の色は3つの季節を表しています。
ピンク→桜の咲く春
白→雪の降る冬
緑→緑が生い茂る夏

「あれ?秋がない!?」
そうなのです。これは洒落が効いているんですね。
秋ない→飽きない→商い

商売の商いとかけて、
「いくら食べても飽きないから商売繁盛!」
というシャレを効かせたお団子屋さんの願いが込められているそうです。

昔の人のセンスに思わず座布団1枚!」

⑤話のポイント

さてみなさん、この2つのお話を読んでみていかがでしたか?

「へぇ〜、なるほど!」
「知らなかった、面白い!」
「明日誰かに話そうかな!」

こんな風に思われた方も多いんじゃないでしょうか。

そう単なる体験談
「わたしはコーヒーが大好きです」
「自分がお花見に行きました」
だけでなく

大事なのは、聞いている人が
「へえ、なるほど。面白い!」
「ためになったなぁ。誰かに話したい!」

こんな気持ちになる
「+α(プラスアルファ)の情報」
を入れてくれていることなんです。

「自分が話したいこと」
だけ詰め込むのではなく

「聞き手が面白い・役に立つ要素」
を話に盛り込んでみてください。みなさんの話がグッとレベルアップしますよ。

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