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\職場で使える話し方の心理テクニック11 『ありがとう』を使いこなす/#190

「ありがとう」って、人間関係の潤滑油のように、とても大切な言葉です。私自身も、できるだけ意識して使っていますが、言われると本当に嬉しいものですよね。

ところが、意外な落とし穴もあります。ここでは心理学データと一緒に「ありがとう」の効果的な使い方をご紹介しますね。


① ありがとうをいう回数

実は、チョコレートの会社、ゴディバジャパンの調査で、【日本人が「ありがとう」を言う回数は年を取ると激減する】ことが分かりました。

日本の20代男性は1日に平均29.4回「ありがとう」を言いますが、60代になるとたった3.5回に減ります。

えっ、20代の男の子がそんなに言っているの?ちょっと意外ですよね。メールやチャットを使って、意外と短く「ありがとう」を伝えているのかもしれません。
そして、年を取ると立場も上がります。確かに、「ありがとう」を言わないまま過ごしてしまいがちです。

でも、年を重ねるにつれて感謝の気持ちが減るのは残念です。「ありがとう」が増えれば、人間関係も良くなるし、周りの人のモチベーションもアップしますよね。

② ルーティンワークに使う

「ありがとう」は、職場のルーティンワークにも素晴らしい効果を発揮します。

例えば、日常のルーティンワーク。誰かがやらなきゃいけない、面倒くさい仕事ってありますよね。
やって当たり前、ミスがなくて当たり前、スピードも早くて当たり前。

だからこそ、「ミスなく、早く対応してくれてありがとう」
一言添えるだけで、モチベーションがぐんと上がって、職場全体の雰囲気も良くなります。

③ 仮想敵を作る

先日、生徒さんたちとピッチ大会を行った際、ある方が「今日のイベント、本当に素晴らしかった。ぜひ、この内容を僕が書いている雑誌に投稿したいです」とおっしゃいました。

その方が書いてくださった業界記事の原稿を見た時、私は本当にびっくりしました。通常は記事になると、ちょっと意味が違ったり、数字やデータが違ってくる。それが当たり前です。

しかし、その方は私の意図をそのまま汲み取ってくださり、数字も全く間違いがありませんでした。
それで私は、お返事に「普通は意図がずれたり、数字が違うことが多いのですが、今回は本当に正確に伝えてくださってありがとうございます」と書いたのです。

この「普通はこうはならないけど、あなたは違って素晴らしい」という、仮想敵を作る話し方のテクニック。ちょっとした技ですが、覚えると、とても使いやすいです。

④ ありがとうのバリエーション

人は同じ言葉を繰り返し使っていると、慣れてきてしまうものです。

  • 感謝しています

  • あなたのおかげです

  • 助かりました

「ありがとう」もこんな風に言い換えてみましょう。普段何気なく使っている言葉も、深掘りするとたくさんの戦略として活用できます。

ちなみに、「ありがとう」を言う回数は平均14回です。だから、15回以上「ありがとう」を言えるように、日常の中で「ありがとう」を探すのも楽しそうですね。

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