【中学受験】気づけば最下位の成績になったお子さまはココがダメ！

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今津です。

新宿で書いています。

今回は、中学受験の準備をはじめた頃は成績上位だったのに、だんだんと下がってきてしまって、今は下のほうになってしまった方のためにお伝えします。

【処理にとにかく時間がかかる】

丁寧に勉強をすればいいと一見思われがちですが、時間をかけすぎるのもよくありません。

学年が上がるにつれて、時間がかかりすぎているお子さまは成績がだんだん下がっていく傾向にあります。

もちろんすべき勉強内容が増えていくので一概に勉強時間が長いのがいけないとも言い切れません。

ただ、ゆっくりすぎるお子さまはとにかく成績降下気味です。

一つの目安として、公開模試を受けた際「時間が足りない」とボヤいているお子さまは要注意です。

問題作成者は、どのレベルの問題をどのくらい出題するのが適当なのかを熟知しています。

それに基づき作問を行っています。

ですから、問題が多すぎたり難しすぎたりということは通常考えられません。

模試の答案用紙をご覧ください。

算数の場合は大問が進むにつれて難易度が上がっていきますので、この場合算数は除外してください。

国語と理科、社会を選んでいる場合は社会の答案もご用意ください。

途中から白紙状態の場合はビンゴ！

ほおっておいてもひどくなる一方です。すぐにでも手を打ちましょう。

【成績が下がってきたから、勉強時間や量を増やし続けてきた】

お気持ちはわかります。

しかし、ワタクシが今まで見てきた数千名のお子さまの中で、この「アリジゴク」状態にはまっていったお子さまを結構たくさん見てまいりました。

よくなるどころが、悪化する一方でした。

エラそうに言っているワタクシも、高校生や浪人時はこのアリジゴクにかなり長い間どっぷりとはまっていきました。

頑張ればなんとかなる。

だから、今よりももっと勉強をすればいい。

一見正しいように感じます。

しかし、それで成績が爆上がりしましたか？

答えは「ノー」じゃないでしょうか？

頑張ること自体を否定するつもりはありませんが、アリジゴクにはまっている状態のときは、頑張れば頑張るほど、ますますアリジゴクの中に引きずり込まれてしまいます。

泥だらけの道や雪道で自動車がスタックしたときと同じように、やみくもにアクセルを踏んだところで何の解決策にもなりません。

ただただ焦るだけです。

【本質的な理解ができない】

覚えなさいと言われると、とにかく覚える。

やりなさいと言われると、とにかくやる。

一見正しいように思えますが、思考停止しているお子さまに多いのがこのパターンです。

思考停止しているのに、賢くなるわけがないｗ

「早く正解を教えてください」と催促するお子さまも、真面目に見えて実は思考停止しています。

答えが大事なのではなく、なぜそうなっているのかを考えるクセが大事なのです。

失敗することを恐れるのではなく、失敗を分析して学ぶことが大事です。

物事を本質的に理解できないお子さまは、低学年のうちは優秀ですが、学年が上がるにつれて落ちぶれていきます。

【ではどうすればいいのか】

誰でもできる方法と、「本質的に解決する方法」に分けてお話しします。

誰でもできる方法から。

勉強時間を区切ることです。

例えば、この大問は２０分で解く。この漢字練習は１０分で終了させる。

このように、時間をきちんと区切る習慣をつけることです。

また、予定時間より早く終わらせたならば、別のことをするのではなく、思い切って自由に時間を使うことです。

ご褒美がなければ、そもそも改善したり努力したりしようとは思いません。

速く行うよりも、ゆっくり行うほうが楽に決まってます。

速く片づけるのはしんどいことです。

でも、あえてそれを行ってください。

時間をかけて行うのは、ちっとも良いことではありません。ダメな人のすることです。

完璧を目指すのではなく、６割程度の出来でもいいのです。

今まで完璧を目指していた結果が「成績降下」だったのですから。

次に、「本質的な解決策」。

これは、集中力を上げることです。

宣伝になりますが、ウチのパワー読解が役に立ちます。

パワー読解はワタクシが開発した速読法・読解法です。

ワタクシ、浪人生の頃、ぜんぜん速くならない速読を習いましたｗ

でも、それで天と地くらいいろいろ変わりました。

そのうちの一つが、集中力です。

それまでは時間をかけて、丁寧に勉強していました。

速読をしてからは、何が大事で何が不要かを見分け、大事なことだけを極めて短時間で済ませるようにしました。

そこから偏差値が１５上がりました。

ですので、本質的な改善をお望みの場合は、パワー読解を習ってみてください。

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg

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