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心と体に優しい時間と仕事の管理術

あらゆることを一人で進めるフリーランスにとって、無理なく無駄なく余裕をもって仕事をこなせるかどうかは、とても重要。そのために、あんな方法こんな方法でルーティン化すればいいと多くの人が言う。それはたしかにそうなんだけど、しっくりこないことが多かったので、ルーティン化したい目的と、それによってどんな効果を求めるかを整理していきついたのが、この管理術。


頭も心も体もクリアな時間に仕事する

人によりライフスタイルの違いがあるとしても、誰にも必ず必要な睡眠。
睡眠が必要な理由は「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「感情整理」といった、とても重要な役割があり、頭も体も、そして心も疲れると眠くなる。

ということは
これら全ての疲労が回復していると思われる時間に仕事をすれば、集中力も思考力も高いパフォーマンスが期待できるはずと思い、起きてすぐ仕事をすることにしてみたらピッタリはまった。


心と体に負担の少ないルーティンをつくる

ピッタリはまった一日の流れは、ザックリとこんな感じ。
細かいルールは決めていなくて、守るべきはただ2つ。前日なにがあっても起床時間を変えないことと、起きてからの数時間の過ごしかた。

精度をあげて効果を上げる時間の管理術

何があっても崩さない朝の流れがこちら
 4:30 起床、ヨガと瞑想
 5:00 仕事1

 8:00 朝食、身支度、家事
 9:00 仕事2のスタート

ここまでで、その日にやるべき仕事の大半は終わっている感じ。


ヨガと瞑想

起きてすぐ体を動かすと、血液の循環が良くなるという効果がある。
だからストレッチや一人ラジオ体操でもいいわけだけど、長年通って覚え肩こりなどの不調がなくなったので、お家ヨガと瞑想を続けている。

とは言え、人には必ず波がある。
長年ヨガと瞑想を続けていると、変化する体の波が掴みやすくなったり、心の状態を把握できるようになるので、日々の体と心を整えて感情のコントロールがしやすくなったように思う。


仕事1の時間

この時間帯に何をするかが、実はとても重要です。
脳も体も疲れていない、思考力も集中力もパフォーマンスがあがりやすい状態なので、事業計画や企画をまとめあげたり、情報量が多く精査と整理が必要な作業など、思慮深さ、集中力が必要なことだけに費やす。

早朝なので、急ぎの連絡が入ることもなくとても静か。
まとめるために必要な情報を集めたり、ラフ案はある程度考えておく必要がありますが、日中に同じことを行うよりも集中しやすいだけでなく、脳が元気なので内容的にも精度があがりやすい。

予定していたことが早く終わったとしても、この時間帯にメールやチャット、ニュースのチェックはしない。溢れるような情報や、義務感といった外的ストレスから自分を守り、本を読んだりしてゆったり過ごす。その後、気持ちと脳の切替えるくらいの感覚で、家事と身支度、ゆっくり朝食。この時点ですでに、なかなかの達成感。


仕事2の時間と昼寝

この時間は、いわゆる一般企業と同じ時間帯に仕事をするという設定。
ニュースやメール、全体のタスクや進捗をチェックして予定を見直すことからスタート。

ここまでが、ほぼ固定のルーティン。
あとはその日の予定にそって事を進めていきつつ、少し疲れを感じた頃にちょこっとお昼寝。起床時間が早いので睡眠不足にならないようにするのと、疲れた脳のリセットに、15分くらいのお昼寝はとても有効。

忙しかったり何かと複雑案件が重なると、思ったように進まないことはあるものの、頭のなかを整理しながら、タスクに優先順位をつけ、必要な情報を揃え、効率よく仕事を進めるためには、まめに脳をリセットするのが鍵。


朝を制するものは一日を制す

一日をこの流れで過ごすようになって、仕事だけでなく、プライベートの充実度があがったように思う。なにしろ日中の時間に書類作成に縛られないので、アポイントが入っていなければ時間の調整しやすい。急対応も、急なランチのお誘いも、なんなら半日休みでも何とでもできる。

大したことではないように思うかもしれないけど、長時間パソコンに向かって何かを作成しなければいけないという気持ちの重石は、思った以上に体と脳への負担が大きい。いつも締め切りに追われている気分。それを日中や夜中にすることが多かった以前と今では、ストレスがまったく違う。

ただ仕事が重なると全てがスムーズに進むわけではないので、仕方なく夜も仕事をし就寝時間が遅くなることもある。それでも朝は必ず起き、ほぼ固定化ルーティンを崩さないようにしていると、その時間帯だけは脳のパフォーマンスが落ちなくなった

「朝を制するものは一日を制す」という諺や「日の出とともに起き、日没とともに寝る」と言われるように、早く起きて仕事をするのは、自然のリズムに沿っていて、脳のパフォーマンスも上がりやすい、無理と無駄のない効率のいいサイクルなのを実感している。




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