記事一覧
身体が小さい”だけ”のモンスター達・2
※最近は過去記事からの価値観アップデートが多かったけど、今回は補足的な記事になります。
最近(特にスタートアップへの憧れを捨ててから)は、小舟だから、保護猫の課題(岬)にリーチできると考えるようになってきた。
いやむしろ、小舟にしか、保護猫の課題(岬)にリーチできないという感覚かもしれない。
それは、スタートアップ的な資金調達をすると、保護猫の課題解決に集中できなくなるというのが端的な理由だ
何回でも何回でも何回でも!!!2
このセリフで書こうとしたら、1年前の自分も同じことを考えていてなんだか安心しました。
1年前の自分には到底想像できない展開を迎えていますが、「コンセプトは変わらない」。ただ、1匹でも多くの猫を助けることに最適な手段を選び取るだけ。
最近構想としてある「ネットワーク型ローカルゼブラ」。この検証を、ここ長野で進めていく。「長野で猫を助ける」ということに必然性はないけれど、それを正解にしていくために
”俺たち”の強さは、ひとつなんかじゃない・2
1年ほど前のぼくは、こう考えていたようです。
でもいまのぼくは、「日向”だから”」の強さと「星海”だから”」の強さをそこに見つけた気がします。
お互いに共通しているのはバレーボール界のなかでは低身長なプレーヤーであること。星海は”ただ”強い自分を主張しますが、日向はあくまで”小さいから”発揮できる強さを確立していきます。
小ささによる速さと早さ、そして高さを諦めない姿勢。これこそが、日向の得
確固たる実力で我々に"選ばせに"やってくる・2
会社をつくった頃に取り上げたシーン。当時の記事ではランチェスター戦略について書いていましたが、今回はちょっと志向を変えてみて。
一聡さんのいう「営業しないスタイル」が、まさにこれだって話です。「いいものつくれば売れる」って簡単な話じゃなくて、「企画を一緒に進めるうえでのイニシアチブ」の話だったりするわけです。
例えば、イベントに出演する芸人さん。お金の流れだけでみても、2パターンあることがわか
今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?2
なるほど。
これは、「明日どう勝つ?」ではなく、「何者になる?」っていう問いなんだよね。文字通り。それは、「勝者になれ」というメッセージではなくて、「違うゲームでもいいから「勝者」たれ」って意味なのかもしれない。
実際、このコマにいる大地さんは警察官、天童はパティシエ、北さんは農家だもんね。彼らが「敗者」ってわけないもんね。
さて、僕はというと、何者になるんだろうね。
最近、スタートアップ
おれは”ただ凄い"んだ!!・2
”ただ凄い”について考えてきたけど、最近もっとジブンゴトとして考える機会がありました。
保護猫”だから凄い”ことってなんだろう?
いろんなことを考えるけど、いまいちピンとこない。人だったりストーリーだったり、保護猫ならではの愛嬌だったり。突き詰めれば無限に広がる愛おしさも、こと不特定多数に通じる魅力かというと、そういうわけでもないのが現実です。
まてよ?
それでもいいんじゃないか?保護猫団
身体が小さい”だけ”のモンスター達
星海がいう「”ただ”すごい」と紐づく考え方で、「身体が小さいこと関係なく(差し引いても)モンスター」という意味ですね。
不利とされる条件を越えて、”選ばせに”くる。公平なんかじゃないこの世界で、「強く」ある。そのための条件や変数は無数にあるわけで、その組み合わせ方や手札を切っていく順番こそが、その人のクリエイティビティだったりすると思うんです。
同じく鴎台の監督アーロン・マーフィーの言葉を取り
笑おう、いっしょに。
この言葉にハッとした。
”うまくやる”だけでは、楽しく過ごせるわけではない。
そう投げかける一文に、ドキッとした。
”うまくやる”は、楽しく過ごすためではなく、”ラク”するためのものだから。肩に力が入りすぎたときには”ラク”が大切だけれど、普段は”楽しい”を求めていていいと思う。
でも楽観的に”楽しめばいい”なんて無責任にはなりたくなくて、だから”楽しい”を生み出すための設計図について思いを
俺達に、体格の代わりに与えられたものこそ、その”飢え”なんだよ
高さというものに対する圧倒的な…"飢え"
意識していようといまいと、ポジティブなものだろうとネガティブなものだろうと、絶対にそれはあるんだ
俺達に、体格の代わりに与えられたものこそ、その”飢え”なんだよ
1年合宿での日向を回想して、鷲城監督がつぶやくシーン。彼なりの評価が、この発言に滲み出ていますね。
そしてこの”飢え”の正体。”逆境”による羨望と渇き。焦燥感。咀嚼するなら、そんな言葉になるで
”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ
このシーンのあとなんですよね。タスクフォーカスというか、思考を研ぎ澄ませるために、目的の収斂を行っている。
ゆっくり思考している暇がないからこそ、目的は端的に明確に。
これからはじまる半移住と半同棲、仕事との両立。むしろシナジー。迷わない。
スタートアップとしての道とローカル・ゼブラとしての道。これはまだ、走りながら考えていく道かな。迷っちゃないけど、どっちが社会(や猫)にとって最適なのか判
いちいち動じてらんねえよ
まさに、これ。
大地さんの表情も、相手の力に少し呆れるようで堪りませんね。他のメンバーの「全くその通りです」って表情も胸熱だし、諏訪と星海の表情の違いも、これまた情報量が多すぎる。
ヤバい事実を認めつつ、「動じてられない」というマインドセット。
経営にも近いことが言えます。毎日、いろんなことが起きます。
社内社外問わず、やるべきことは無数にあって、プライベートだって毎日変化していく。
だ
とりあえず、一点はとれる
無力感に苛まれた時、どう立ち直るのか?
自分になにがあるのか?なにができるのか?
それを俯瞰できると、今の自分を許せるし明日の自分に期待できるよね。まだまだ発展途上だからこそ、できないことに目を向けるんじゃなくて、できてることやいまできる一歩に目を向けて、認めて、できないことに意識を向けていけばいいと思うんです。
なにを選び、なにを手にし、なにを手放すのか?そんな答えのない問いを正解へ導くの
じゃあ、やめればいいんじゃね?
星海(中学)が昼神(中学)に向けて、問いかけるシーン。この時の気づきをきっかけに、昼神は「みんなほどバレーが好きじゃない」ことに気づくんですね。
「いつやめてもいい」という気軽さが、昼神にバレーを続けさせたように、その気軽さによって一時的な感情を抜きに「まだやろう」と思えたら幸せですよね。
ネコノートに対しても、ずっとそうでありたいな。