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ieji

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帰り路に考えること、あれこれ。 これまでのiejiはこちらから💁‍♂️ http://necobanana0214.hatenablog.com/
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記事一覧

”俺たち”の強さは、ひとつなんかじゃない・2

”俺たち”の強さは、ひとつなんかじゃない・2

1年ほど前のぼくは、こう考えていたようです。

でもいまのぼくは、「日向”だから”」の強さと「星海”だから”」の強さをそこに見つけた気がします。

お互いに共通しているのはバレーボール界のなかでは低身長なプレーヤーであること。星海は”ただ”強い自分を主張しますが、日向はあくまで”小さいから”発揮できる強さを確立していきます。

小ささによる速さと早さ、そして高さを諦めない姿勢。これこそが、日向の得

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確固たる実力で我々に"選ばせに"やってくる・2

確固たる実力で我々に"選ばせに"やってくる・2

会社をつくった頃に取り上げたシーン。当時の記事ではランチェスター戦略について書いていましたが、今回はちょっと志向を変えてみて。

一聡さんのいう「営業しないスタイル」が、まさにこれだって話です。「いいものつくれば売れる」って簡単な話じゃなくて、「企画を一緒に進めるうえでのイニシアチブ」の話だったりするわけです。

例えば、イベントに出演する芸人さん。お金の流れだけでみても、2パターンあることがわか

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今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?2

今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?2

なるほど。

これは、「明日どう勝つ?」ではなく、「何者になる?」っていう問いなんだよね。文字通り。それは、「勝者になれ」というメッセージではなくて、「違うゲームでもいいから「勝者」たれ」って意味なのかもしれない。

実際、このコマにいる大地さんは警察官、天童はパティシエ、北さんは農家だもんね。彼らが「敗者」ってわけないもんね。

さて、僕はというと、何者になるんだろうね。

最近、スタートアップ

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おれは”ただ凄い"んだ!!

おれは”ただ凄い"んだ!!

”ただ凄い”について考えてきたけど、最近もっとジブンゴトとして考える機会がありました。

保護猫”だから凄い”ことってなんだろう?

いろんなことを考えるけど、いまいちピンとこない。人だったりストーリーだったり、保護猫ならではの愛嬌だったり。突き詰めれば無限に広がる愛おしさも、こと不特定多数に通じる魅力かというと、そういうわけでもないのが現実です。

まてよ?

それでもいいんじゃないか?保護猫団

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身体が小さい”だけ”のモンスター達

身体が小さい”だけ”のモンスター達

星海がいう「”ただ”すごい」と紐づく考え方で、「身体が小さいこと関係なく(差し引いても)モンスター」という意味ですね。

不利とされる条件を越えて、”選ばせに”くる。公平なんかじゃないこの世界で、「強く」ある。そのための条件や変数は無数にあるわけで、その組み合わせ方や手札を切っていく順番こそが、その人のクリエイティビティだったりすると思うんです。

同じく鴎台の監督アーロン・マーフィーの言葉を取り

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笑おう、いっしょに。

笑おう、いっしょに。

この言葉にハッとした。

”うまくやる”だけでは、楽しく過ごせるわけではない。
そう投げかける一文に、ドキッとした。

”うまくやる”は、楽しく過ごすためではなく、”ラク”するためのものだから。肩に力が入りすぎたときには”ラク”が大切だけれど、普段は”楽しい”を求めていていいと思う。

でも楽観的に”楽しめばいい”なんて無責任にはなりたくなくて、だから”楽しい”を生み出すための設計図について思いを

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”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ

”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ

このシーンのあとなんですよね。タスクフォーカスというか、思考を研ぎ澄ませるために、目的の収斂を行っている。

ゆっくり思考している暇がないからこそ、目的は端的に明確に。

これからはじまる半移住と半同棲、仕事との両立。むしろシナジー。迷わない。

スタートアップとしての道とローカル・ゼブラとしての道。これはまだ、走りながら考えていく道かな。迷っちゃないけど、どっちが社会(や猫)にとって最適なのか判

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いちいち動じてらんねえよ

いちいち動じてらんねえよ

まさに、これ。

大地さんの表情も、相手の力に少し呆れるようで堪りませんね。他のメンバーの「全くその通りです」って表情も胸熱だし、諏訪と星海の表情の違いも、これまた情報量が多すぎる。

ヤバい事実を認めつつ、「動じてられない」というマインドセット。

経営にも近いことが言えます。毎日、いろんなことが起きます。

社内社外問わず、やるべきことは無数にあって、プライベートだって毎日変化していく。

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じゃあ、やめればいいんじゃね?

じゃあ、やめればいいんじゃね?

星海(中学)が昼神(中学)に向けて、問いかけるシーン。この時の気づきをきっかけに、昼神は「みんなほどバレーが好きじゃない」ことに気づくんですね。

「いつやめてもいい」という気軽さが、昼神にバレーを続けさせたように、その気軽さによって一時的な感情を抜きに「まだやろう」と思えたら幸せですよね。

ネコノートに対しても、ずっとそうでありたいな。

強いって、自由だ

強いって、自由だ

今年のテーマでもある「楽しさ」の源泉となる「強さ」の話。

「強さ」の定義や影響範囲は人によってそれぞれだけど、neconoteにとってはどう言えるかな?

いまの僕が考えるに、業界へのインパクトと売上に対する自社事業の比率、その再現性とったところでしょうか。

そのためにneco-noteの成長は至上命題になっていて、その地盤づくりがいかに会社の安定と黛の精神衛生に寄与するかは、嫌というほど感じ

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まだ負けてないよ?

まだ負けてないよ?

起業家として、最も重要なことは「負けない」こと。それは「勝つこと」と同義ではなくて、文字通り「負けない」こと。やめないこと。

そのために、時に志を伏せながら燃料を補給すること。

そして「まだ負けてない」と唱え続けること。

簡単なようですごくタフな、揺るがないマインドセット。

正確には、揺らぎながらもブレないマインドセット。

不安定な社会、綱渡りのキャッシュフロー、先の見えないPMF。夢と

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独りじゃだめだ 独りじゃ勝てない

独りじゃだめだ 独りじゃ勝てない

早くいきたければ一人でいけ。遠くへ行きたければみんなでいけ。

僕は、保護猫業界の未来という遠くへ行きたい。もちろん一人で短距離走をすることはあるけれど、やっぱりみんなで遠くへ行きたい。

だから、仲間というよりは共犯者と出会いたい。志を共にする、スキルセットやバックグラウンドを異にする、そんな共犯者。

スタートアップとして動いていくと決めた2024年、すでにいろんな方からいろんな角度でのご指導

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春高(ここ)に来れてよかった

春高(ここ)に来れてよかった

環境が人とつくる。

なんてことを、どこかの時代の誰かが、それっぽく言ってましたが、そんなことを痛感する2023年でもあったりして。

QWSを卒業して小杉湯となりに拠点を移し、ローカルビジネスと触れる機会が増えました。それぞれの価値観、目指す未来があって。社会は多様で美しいな、と感動したりして。

そして、ぼくの目指す未来は?という問いに戻ってきて。

保護猫業界の未来をどう変えたいのか?どうや

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小さかろうが大きかろうが、技術を磨いたやつが技術を持っている

天馬の目立たないセリフですが、「世界は平等じゃなくて平等だ」につながっていく重要な前置き。

「技術を磨いたやつが技術を持っている」当たり前。これが平等。

そして、先天的に与えられる身体的な特徴やスキル。これが平等じゃない。

不平等の世の中で、平等にチャンスが与えられている。決して公平ではないけれど、平等or不平等の二者択一でもないんですよね。言うならば、平等and不平等といったところでしょう

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