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確固たる実力で我々に"選ばせに"やってくる・2

会社をつくった頃に取り上げたシーン。当時の記事ではランチェスター戦略について書いていましたが、今回はちょっと志向を変えてみて。

一聡さんのいう「営業しないスタイル」が、まさにこれだって話です。「いいものつくれば売れる」って簡単な話じゃなくて、「企画を一緒に進めるうえでのイニシアチブ」の話だったりするわけです。

例えば、イベントに出演する芸人さん。お金の流れだけでみても、2パターンあることがわかります。

①イベント運営会社からの依頼:イベント会社→芸人で支払いが発生
②芸人からの営業:芸人→イベント会社で支払いが発生

どっちが言い出しっぺかによって、発注者が異なるんですね。

(一般的な企業間取引だと想像しにくいんですが)このやりとりにお金が発生しない(正当なフィーでの取引でない)場合、言い出しっぺが我を通すことが難しいシーンが多いんです。

いっぽう、言われた側は「受けてあげる立場」になるので、わがままでいやすいし、言い出しっぺとコントロールしやすい関係性ができあがります。

なので、営業しない。"選ばせに"いく。

特に動物保護の活動は「うちのところ使っていいよ!お金ないだろうから無料でいいよ!」という善意に晒されることが頻繁にあります。

①であるはずなのに、言い出しっぺはそれを自覚せずに「受けてあげる立場」だと勘違いしている。保護団体も余裕があるわけではないので、「無料で使わせてもらってる」と勘違いしている。

双方の勘違いによって生まれる関係性は、残念ながら保護団体にとっては搾取的な構造で、いわゆるタダ働きややりがい搾取という沼にハマっていってしまいます。

「でも譲渡できる機会が増えるからいい」という反論もあるかもしれませんが、譲渡の機会を増やす方法なんてほかにいくらでもあるわけで、そこに対する思考量が足りてないんですよね。

自分を安売りしすぎてしまっている。もったいない。

保護猫だからこその魅力をもっとわかりやすいカタチで見せられれば、この搾取構造を変えていけると思うんですよね。

そのためのネコノート、そのためのネコノテ。がんばるぜ。

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