黛 純太|猫の推し活ネコノート

株式会社neconote 代表取締役。保護猫業界の"自続可能性"を…

黛 純太|猫の推し活ネコノート

株式会社neconote 代表取締役。保護猫業界の"自続可能性"を高めるため、保護猫団体と協力して企業のCSVをサポート。譲渡会プロデュース、保護猫団体の新規事業支援やPPP支援、保護猫共同住宅の企画運営など。保護猫シェルターに住込中。ベジタリアン。姓はマユズミと読みます。

マガジン

最近の記事

・・・やっぱり翔陽は、戦うたび新しい

この新鮮さ、いつまでも持っていたいよね。 その新鮮さは、それを支えるストイックさゆえなんだけど、やっぱり無条件に憧れちゃう。(そうありたいと願う、というほうが近いか) いわゆる「成長」とは違う性質のものではあると思う。「成長」が上下に伸びるY軸であるなら、この新鮮さはXでありZでもあるナニカなんじゃないかな。 僕の場合は、哲学や経済、文化人類学、社会学、心理学。そんなところかな。「味わい深い」とちょっと似てるのかも。 そうして複数の軸を併行して伸ばしていくことで、人間

    • 観てる方としては「ここで!?」って感じなんですが宮的には「ここぞ!」って感じなんですよねえ

      コートではみえない景色、俯瞰してるからこそみえる景色。だからこそ、コートでしかみえない景色が確実に存在する。 そしてその「みえる」は、個々人によって、様々なタイミングによって大きく異なる。だから、宮的には「ここぞ!」って感じなんですよねえ。 365日のほとんどを、ネコノートを成長させることに注ぎ込んでいるぼくにしかみえない景色がある。だから、そのぼくにはみえない景色がある。だからこそ、ぼくにはみえない景色を知ったうえでしか、みえない景色もあると思うんですよね。 いまはぼ

      • やると決めたら何だって「ビュン!」なのである

        旭さんが、高校卒業後の進路に迷っている時のエピソード。西谷さんは「東京はビュン!ですからね」という発言に対し、高校生の旭さんと、社会人になった旭さんとスガさんが話しています。 やると決めたら何だって「ビュン!」なのである。そして、そう捉えるかは自分次第。 「ビュン!」の先に壁が待っていようと、挫けず、考えて、狙いを定めて、もう一度「ビュン!」。 この繰り返し。その最短距離走こそが、あらゆるものごとを前に進めてくれるし、自己効力感も上がっていくはずだよね。その時の疲れって

        • 『諦めない』って口で言う程簡単な事じゃねぇよ・2

          諦めることのほうが難しい と、最近はすこしだけ思うようになった。諦めるということは、いままでの自分や支えてくれた方々への裏切りにも等しく、とても残酷な行為だと思うから。 一方で、しがみつくことで失う未来もあったりする。「正論」は、未来を潰すな、と言うけれど、誰もがそんなにかっこよくいられるわけじゃない。 縋って縋って縋って、這いつくばって、泥水飲みながら前に進んでいく。それはどうにも、ぼくの本能にプログラムされたような衝動にも近い感覚。 そんな僕にとってはやはり、諦め

        ・・・やっぱり翔陽は、戦うたび新しい

        マガジン

        • ieji
          259本
        • ネコノテのnote
          32本

        記事

          セッターやもん

          セッターやもん それだけの理由で、どこまでもストイックになれる宮侑。 それほどの自覚が、ぼくにはあるだろうか?「経営者だから」「マネージャーだから」「仕事をいただいている立場だから」どこまでその自覚を持って、仕事に向き合えているだろうか? 自分の価値を高めていくこと、高く見積もること、それを相手に伝えることは、仕事をつくり、進めていくことはとても重要だ。 一方で、その考えに心までハックされてしまってはいけない。そのうえで、謙虚でいること。 どれだけ自分に価値があろう

          ぼくらの仕事は、保護猫”だから”できること。

          ぼくたちneconote(ネコノテ)は、保護猫団体支援の会社ではなくて、保護猫団体と一緒に仕事をする会社です。 そしてその仕事すべては、保護猫のためではなく、保護猫”だから”提供できる価値をお客様に届ける仕事であることを忘れちゃいけない。 「社会性が強いよね」「NPOでやればよかったんじゃないの?」「猫を金稼ぎの道具にしないで」 いろんなご意見をいただき、スタートアップという狭い枠組みに押し込まれ。そのことを忘れがちだったけど、やっと最近思い出してきたんです。 じゃあ

          ぼくらの仕事は、保護猫”だから”できること。

          最初に通用した武器が最後まで通じるとは限らない・2

          ネコノートは2年半、「保護猫の支援をしたい」人たちに向けて、サービスを届けてきた。だからここまで来れた。 でもこれからは、もうすこしターゲットを広げていく必要があるみたい。もっとライトな「猫好き」。さらにmust haveなサービスにするためには、「猫好き」が猫を「好き」な理由を紐解いていかないといけない。 いまのぼくの仮設は、「疲れてるから」。 だからスマホに癒しを求める。刺激は要らないんだけど、退屈を潰すためのコンテンツが欲しい。そんなことを思ってるんじゃないかと思

          最初に通用した武器が最後まで通じるとは限らない・2

          「負けは今の力の認識であっても、弱さの証明ではない。君たちの何もここで終わらない。これからもなんだってできる!!!」

          最近、仕事で大きな出来事がありました。 ネガティブなものではなく、とてもポジティブな動き。そのために長い長い時間を、たくさんたくさん努力してきた。 だから正直、ちょっとほっとしてるんです。 でも、なにもここ終わってない。むしろ、ここから。 ハイキューのシーンとは違う意味だけど、それでも「これからも何だってできる。」だからこそ、何者になる?の問いが重いね。 頭と気持ちを軽く、未来にワクワクしていきたいね。

          「負けは今の力の認識であっても、弱さの証明ではない。君たちの何もここで終わらない。これからもなんだってできる!!!」

          ”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ・2

          最近、ソーシャルコーチングなるものを受けている。社会起業家支援のひとつで、社会起業家のコーチング(メンタリングとは違う)を提供しているサービスだ。 ぼくがそこで相談していることのひとつが、HRに関する内容だ。いつ誰にどれだけの依頼をして、どのように一緒に育っていくのか?何が正解かわからないうえに、こちらの判断だけではなにも動かない。とても神経と時間とお金を要する領域。 ソーシャルコーチングのなかでみつけた答えのひとつが、「ビジョンドリブン」だった。まさに、「”どう”持って

          ”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ・2

          まだ負けてないよ?・2

          まだ負けてない この事実だけが、いまの僕を突き動かしているようにも思う。悩みは尽きないし、その範囲が膨大すぎて途中で脳がショートすることもある。 それでも、まだ負けてない。 そして、明日負けないように勝つための準備をする。心を燃やし、頭を回し、ひとに見せず、時に見せて、前に進んでいく。 目の前のことに集中して、考えても仕方ないことは一旦手放して。選択と集中を繰り返して、明日来月来年3年後5年後の未来をつくっていく。 夢と仲間がいるから、大丈夫。

          諦めてる隙っていうか、余裕...?が、多分無い。・2

          烏野vs.稲荷崎戦の第1セット、僅差での攻防が続くなかでの田中がなりふり構わずボールに追い縋る。 そんなシーン。 わかる。1ヶ月後のこととか、来年のこととか、ひとまずどーでもいい。目の前のタスクと仕事に向けて、口座残高がある限り全力を絞りだす。 それ以外に、できることはない。やるべきことも、ない。 諦めてる余裕もないし、諦めて為せることなんて一つもない。だから目の前の仕事に全力投球。大胆に、慎重に、理想を描きながらもがき続ける。 そのために仕事をつくり、お金をつくり

          諦めてる隙っていうか、余裕...?が、多分無い。・2

          よく無量空処に陥る話。

          今回は、ハイキュー以外のネタで。 『無量空処』といえば、ハイキューと同じ週間少年ジャンプに連載されている呪術廻戦という漫画に登場する技のひとつ。 技の仕組みや効果については諸説ありますが、わかりやすかったものを引用します。 事象の認識に無限回の作業を強制される。ゆえに、情報が完結することもないし、行動することが不可能になる。 ここまでとは言いませんが、あれこれ考えすぎて動けなくなってしまうことって、ふつーにありますよね。僕の場合は、運動した日の日中とか、脳が覚醒してい

          あいつらの事を「最初から優秀」なんやと思う事は 勝負するまでも無く負けとるちゅう事やし 失礼やと思うねん

          ある日、「母親ってすごいよね」という話になった。 そしたら話し相手から「手放しで褒めるのは失礼だよ。毎回、ちゃんとすごいんだよ。」と言われて、北さんのこのセリフを思い出しました。 はい。。。 褒める側に悪気は一切ないのだけれど、同時に想像力も欠いてしまっていることが多いのかもしれませんね。「すごい」ことは理解しつつも、「なぜすごいのか?」「どれだけの努力と工夫をしているのか?」そこに対する想像を欠いたままでは、敬意とは呼べないのだと思います。 ぼくも仕事柄、たまに「す

          あいつらの事を「最初から優秀」なんやと思う事は 勝負するまでも無く負けとるちゅう事やし 失礼やと思うねん

          あいつはヘタクソですけど弱くはないので大丈夫だと思います

          作中でも珍しいゾワっとしたシーンのひとつ。 圧倒的に格上として描かれている宮侑に対して、事実として堂々と言い放っている。かっこいい。 ヘタクソと弱さがイコールじゃないこと。それは、強さの条件がいくつも並列に存在することも意味していると感じました。 小さき者としての強さ、速き者としての強さ、囮としての強さ。日向にはそれらがあるからこそ、決してうまくはないけど、たしかに強い。 自分にはなにがあるだろうか? 猫、保護猫、保護猫団体、新規事業開発、業界団体へのコネクション、

          あいつはヘタクソですけど弱くはないので大丈夫だと思います

          “3年生なのに可哀想”って思われても試合に出られるチャンスが増えるならなんでもいい

          作品序盤、このスガさんの表情にゾワっとした人も多いと思います。 見栄とか意地が、「”周りの目”に映る自分」よりも、「”自分が認識する”自分」に置かれているからこそ、この発想に辿り着けるんですよねきっと。 人の目とか、恥ずかしい気持ちとか、ひとまずどうでもいい。まずは試合に出て、勝利に貢献する。そこに自分の存在価値を見出す。見出させる。そんな意味が、「試合に出る」という表現に込められている気がします。 見栄と意地を張るポイントが、一段上のレイヤーなんです。 試合に出るた

          “3年生なのに可哀想”って思われても試合に出られるチャンスが増えるならなんでもいい

          『諦めない』って口で言う程簡単な事じゃねぇよ

          行動力あってすごいですよね。 ってよく言われるけど、ちょっとピントがズレてるなって感じます(失礼)。 いわゆる「行動力」って、初動のことを指すことが多くて、動き続ける(同じ行動を繰り返す)ことにはなかなか使われない。 ぼくは後者のほうが貴重な能力だと思ってて、一緒に働いてるSは天性のそれだと感じてる。だから尊敬してるし、信頼して我儘でいられる。 初動の「行動力」は、アドレナリンのスイッチを捉えておけばなんとでもなるから、ぼくにとっては大したことじゃない。 日々ひたむき

          『諦めない』って口で言う程簡単な事じゃねぇよ