黛 純太|猫の推し活ネコノート

株式会社neconote 代表取締役。保護猫業界の"自続可能性"を…

黛 純太|猫の推し活ネコノート

株式会社neconote 代表取締役。保護猫業界の"自続可能性"を高めるため、保護猫団体と協力して企業のCSVをサポート。譲渡会プロデュース、保護猫団体の新規事業支援やPPP支援、保護猫共同住宅の企画運営など。保護猫シェルターに住込中。ベジタリアン。姓はマユズミと読みます。

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何回でも何回でも何回でも!!!2

このセリフで書こうとしたら、1年前の自分も同じことを考えていてなんだか安心しました。 1年前の自分には到底想像できない展開を迎えていますが、「コンセプトは変わらない」。ただ、1匹でも多くの猫を助けることに最適な手段を選び取るだけ。 最近構想としてある「ネットワーク型ローカルゼブラ」。この検証を、ここ長野で進めていく。「長野で猫を助ける」ということに必然性はないけれど、それを正解にしていくために、何回でも何回でも何回でも、挑み続ける。 長野で「新規事業」に取り組むこと、長

    • ”俺たち”の強さは、ひとつなんかじゃない・2

      1年ほど前のぼくは、こう考えていたようです。 でもいまのぼくは、「日向”だから”」の強さと「星海”だから”」の強さをそこに見つけた気がします。 お互いに共通しているのはバレーボール界のなかでは低身長なプレーヤーであること。星海は”ただ”強い自分を主張しますが、日向はあくまで”小さいから”発揮できる強さを確立していきます。 小ささによる速さと早さ、そして高さを諦めない姿勢。これこそが、日向の得点力の高さに直結しています。そしてその得点力(脅威)と速さ(不慣れ)が、囮として

      • 確固たる実力で我々に"選ばせに"やってくる・2

        会社をつくった頃に取り上げたシーン。当時の記事ではランチェスター戦略について書いていましたが、今回はちょっと志向を変えてみて。 一聡さんのいう「営業しないスタイル」が、まさにこれだって話です。「いいものつくれば売れる」って簡単な話じゃなくて、「企画を一緒に進めるうえでのイニシアチブ」の話だったりするわけです。 例えば、イベントに出演する芸人さん。お金の流れだけでみても、2パターンあることがわかります。 ①イベント運営会社からの依頼:イベント会社→芸人で支払いが発生 ②芸

        • 今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?2

          なるほど。 これは、「明日どう勝つ?」ではなく、「何者になる?」っていう問いなんだよね。文字通り。それは、「勝者になれ」というメッセージではなくて、「違うゲームでもいいから「勝者」たれ」って意味なのかもしれない。 実際、このコマにいる大地さんは警察官、天童はパティシエ、北さんは農家だもんね。彼らが「敗者」ってわけないもんね。 さて、僕はというと、何者になるんだろうね。 最近、スタートアップの理論をちゃんと学ぶ機会を増やしてる。それはスタートアップとしての成長を追い求め

        何回でも何回でも何回でも!!!2

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        • ieji
          240本
        • ネコノテのnote
          32本

        記事

          おれは”ただ凄い"んだ!!

          ”ただ凄い”について考えてきたけど、最近もっとジブンゴトとして考える機会がありました。 保護猫”だから凄い”ことってなんだろう? いろんなことを考えるけど、いまいちピンとこない。人だったりストーリーだったり、保護猫ならではの愛嬌だったり。突き詰めれば無限に広がる愛おしさも、こと不特定多数に通じる魅力かというと、そういうわけでもないのが現実です。 まてよ? それでもいいんじゃないか?保護猫団体スタッフの皆さんの人柄や、活躍の軌跡、それによって繋がった命の軌跡。それ自体が

          身体が小さい”だけ”のモンスター達

          星海がいう「”ただ”すごい」と紐づく考え方で、「身体が小さいこと関係なく(差し引いても)モンスター」という意味ですね。 不利とされる条件を越えて、”選ばせに”くる。公平なんかじゃないこの世界で、「強く」ある。そのための条件や変数は無数にあるわけで、その組み合わせ方や手札を切っていく順番こそが、その人のクリエイティビティだったりすると思うんです。 同じく鴎台の監督アーロン・マーフィーの言葉を取り上げたここでも触れたことですが、「変化を乗りこなす」ことこそが、強さの正体なんじ

          身体が小さい”だけ”のモンスター達

          笑おう、いっしょに。

          この言葉にハッとした。 ”うまくやる”だけでは、楽しく過ごせるわけではない。 そう投げかける一文に、ドキッとした。 ”うまくやる”は、楽しく過ごすためではなく、”ラク”するためのものだから。肩に力が入りすぎたときには”ラク”が大切だけれど、普段は”楽しい”を求めていていいと思う。 でも楽観的に”楽しめばいい”なんて無責任にはなりたくなくて、だから”楽しい”を生み出すための設計図について思いを馳せてみた。 ”楽しい”に到達するためのストイックさも、”楽しむ”マインドと同

          俺達に、体格の代わりに与えられたものこそ、その”飢え”なんだよ

          高さというものに対する圧倒的な…"飢え" 意識していようといまいと、ポジティブなものだろうとネガティブなものだろうと、絶対にそれはあるんだ 俺達に、体格の代わりに与えられたものこそ、その”飢え”なんだよ 1年合宿での日向を回想して、鷲城監督がつぶやくシーン。彼なりの評価が、この発言に滲み出ていますね。 そしてこの”飢え”の正体。”逆境”による羨望と渇き。焦燥感。咀嚼するなら、そんな言葉になるでしょうか。 保護猫という”渇いた土地”による”飢え”。そのうえで、これからはロ

          俺達に、体格の代わりに与えられたものこそ、その”飢え”なんだよ

          ”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ

          このシーンのあとなんですよね。タスクフォーカスというか、思考を研ぎ澄ませるために、目的の収斂を行っている。 ゆっくり思考している暇がないからこそ、目的は端的に明確に。 これからはじまる半移住と半同棲、仕事との両立。むしろシナジー。迷わない。 スタートアップとしての道とローカル・ゼブラとしての道。これはまだ、走りながら考えていく道かな。迷っちゃないけど、どっちが社会(や猫)にとって最適なのか判断しかねてるって感じ。 とはいえ人生は試合ではないので、たまには”ラク”にして

          ”どう”持っていくかで迷うのはいい でも”殴り合いを制す事(それ)”自体には迷うなよ

          いちいち動じてらんねえよ

          まさに、これ。 大地さんの表情も、相手の力に少し呆れるようで堪りませんね。他のメンバーの「全くその通りです」って表情も胸熱だし、諏訪と星海の表情の違いも、これまた情報量が多すぎる。 ヤバい事実を認めつつ、「動じてられない」というマインドセット。 経営にも近いことが言えます。毎日、いろんなことが起きます。 社内社外問わず、やるべきことは無数にあって、プライベートだって毎日変化していく。 だからこそ、動じずに感情的にならずに、冷静に聡く判断していきたい。

          いちいち動じてらんねえよ

          とりあえず、一点はとれる

          無力感に苛まれた時、どう立ち直るのか? 自分になにがあるのか?なにができるのか? それを俯瞰できると、今の自分を許せるし明日の自分に期待できるよね。まだまだ発展途上だからこそ、できないことに目を向けるんじゃなくて、できてることやいまできる一歩に目を向けて、認めて、できないことに意識を向けていけばいいと思うんです。 なにを選び、なにを手にし、なにを手放すのか?そんな答えのない問いを正解へ導くのは、時に仕事とは関係のない大切な人の存在かもしれない。 あまりこだわりのない自

          とりあえず、一点はとれる

          じゃあ、やめればいいんじゃね?

          星海(中学)が昼神(中学)に向けて、問いかけるシーン。この時の気づきをきっかけに、昼神は「みんなほどバレーが好きじゃない」ことに気づくんですね。 「いつやめてもいい」という気軽さが、昼神にバレーを続けさせたように、その気軽さによって一時的な感情を抜きに「まだやろう」と思えたら幸せですよね。 ネコノートに対しても、ずっとそうでありたいな。

          じゃあ、やめればいいんじゃね?

          強いって、自由だ

          今年のテーマでもある「楽しさ」の源泉となる「強さ」の話。 「強さ」の定義や影響範囲は人によってそれぞれだけど、neconoteにとってはどう言えるかな? いまの僕が考えるに、業界へのインパクトと売上に対する自社事業の比率、その再現性とったところでしょうか。 そのためにneco-noteの成長は至上命題になっていて、その地盤づくりがいかに会社の安定と黛の精神衛生に寄与するかは、嫌というほど感じてきたしね。 「強さ」による「自由」を得て、それを「楽しむ」。そのための”想い

          まだ負けてないよ?

          起業家として、最も重要なことは「負けない」こと。それは「勝つこと」と同義ではなくて、文字通り「負けない」こと。やめないこと。 そのために、時に志を伏せながら燃料を補給すること。 そして「まだ負けてない」と唱え続けること。 簡単なようですごくタフな、揺るがないマインドセット。 正確には、揺らぎながらもブレないマインドセット。 不安定な社会、綱渡りのキャッシュフロー、先の見えないPMF。夢と仮説と仲間だけがそばにあって、燃料をくれる。 同時に進んでいく自分の人生とのバ

          独りじゃだめだ 独りじゃ勝てない

          早くいきたければ一人でいけ。遠くへ行きたければみんなでいけ。 僕は、保護猫業界の未来という遠くへ行きたい。もちろん一人で短距離走をすることはあるけれど、やっぱりみんなで遠くへ行きたい。 だから、仲間というよりは共犯者と出会いたい。志を共にする、スキルセットやバックグラウンドを異にする、そんな共犯者。 スタートアップとして動いていくと決めた2024年、すでにいろんな方からいろんな角度でのご指導をいただいています。その結果、選ぶべき道や進むべき先が見えてきていたり。 そん

          独りじゃだめだ 独りじゃ勝てない

          春高(ここ)に来れてよかった

          環境が人とつくる。 なんてことを、どこかの時代の誰かが、それっぽく言ってましたが、そんなことを痛感する2023年でもあったりして。 QWSを卒業して小杉湯となりに拠点を移し、ローカルビジネスと触れる機会が増えました。それぞれの価値観、目指す未来があって。社会は多様で美しいな、と感動したりして。 そして、ぼくの目指す未来は?という問いに戻ってきて。 保護猫業界の未来をどう変えたいのか?どうやって変えたいのか?そのためには何をすべきなのか?誰といるべきなのか? そんなこ

          春高(ここ)に来れてよかった