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身体が小さい”だけ”のモンスター達・2

※最近は過去記事からの価値観アップデートが多かったけど、今回は補足的な記事になります。

最近(特にスタートアップへの憧れを捨ててから)は、小舟だから、保護猫の課題(岬)にリーチできると考えるようになってきた。

いやむしろ、小舟にしか、保護猫の課題(岬)にリーチできないという感覚かもしれない。

それは、スタートアップ的な資金調達をすると、保護猫の課題解決に集中できなくなるというのが端的な理由だ。仮に資金調達に成功しても、VCが求める数十億規模には成長できないし、しようとすれば保護猫以外への市場を染み出す必要が出てくる。

その余剰利益で再分配すればいいじゃん?と言われるが、その比率(保護猫問題解決に割くリソース)を上げることなんて許されるわけがない。

舟が大きすぎるんだ。

舟が大きすぎて、紅の豚の岬のような場所には入っていけない。座礁してしまう。だから、小舟でいく。小さな影響力でもいい。事例をつくることで後続の標となるはずだから。

そして,後続の育成にも力を入れていく。余っている力があるなら、こういったところに投資すべきだよね。

そこに、ローカルで小さく実証実験していく意味があると思ってる。

ローカルのお金で実証実験と仮説を蓄積して、プラットフォームを還元。価値を全国へと届けます。

その地域に保護猫プレーヤーがいなければ、つくればいい。そのための教育プログラムをつくってる。お金がなければ生めばいい。そのためのネコノート。場所がほしけりゃ借りればいい。まちづくり仲間が助けてくれる。

一つの目的に向かって、複数の事業を展開していくには、やっぱり小舟の船団が向いてるかもね。

その時にどれだけ、小さい"だけ"のモンスターでいられるか?が"強さ"の正体だったりするわけですね。

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