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最高の瞬間。そしてその訳とは?

こんにちは。じゅんぺいです。
先日、3年間関わった学年&自分のクラスを羽ばたかせました。
正直、最高でした。

今日のGOAL

「最高の瞬間には必ず理由があることを理解する」

最高の瞬間

今年からの卒業式は学年で代表1名が証書を受け取り、残りは学活で担任から受け取る形であった。
なので、卒業式後の学活は50分間設定されていた。

①卒業証書授与(担任から)
②生徒から保護者への決意文
③担任からのサプライズ動画とお話し
④クラスからのサプライズと歌

学活のラインナップ

ラインナップを見ればわかるが、50分では収まりきれない内容。しっかり90分くらいしてました。笑

そこで最高の瞬間は大きく分けて2つあった。

卒業証書授与(担任から)

34名、一人一人個名し渡した。
一人一人がたくましい姿を見せることができ、「成長したな」と感じた。
この子らはコロナウイルスの真っ最中に小学校の卒業式、そして入学式等を経験しているので100%満足のいく学校生活を送ることができなっかったという時期からよくここまで成長できたなと感じた。

そして、渡した後には①感謝の気持ち②宣言の2つの項目でみんなの前で話してもらった。
それぞれの今日までの背景が違い、伝えられたメッセージはすごく気持ちが伝わっていた。特に保護者へのメッセージについては自分自身も親に「いつもありがとう」と伝えたい気持ちが芽生えた。

クラスからのサプライズと歌

そして僕からの動画やメッセージの後には生徒からのサプライズが大きく2つありました。

1つ目:動画
卒業式の1週間前にも生徒からのサプライズ動画がありました。なので、卒業式にはないと思っていましたが、実はそれはダミー動画だったらしく、卒業式の日に流すのが本命動画だったそうです。(オフレコ)
そこには、動画の中に僕へ向けたメッセージが多く、本当に楽しい1年間を僕もみんなも過ごすことが出来たんだなと感じました。

2つ目:歌
動画の最後に、ある一人の男の子が坂本九の「上を向いて歩こう」の1部分を歌い出し、そこから残りのメンバー全員が起立し、歌ってくれた。
そこから次は、黒板に筆で書いたある曲の歌詞を張ってくれた。
その曲はGReeeeNの「キセキ」 自分が学生時代からずっと好きな曲である。
それを1番から3番まで全てみんなで歌った。(当然、自分も)

公立入試も直前まであり、コロナ真っ最中で、あまり歌を歌う習慣がなかったみんなが、声を出し歌う姿に本当にびっくりし、すごく嬉しくてたまりませんでした。
そして、歌詞の最後には「君」のところを「純平」と変えて歌ってくれた。

生徒が筆で書いた歌詞

最高の瞬間になった理由とは

今から書くことは、自分がこの1年の行動で感じたことなのであくまでも参考程度に理解してもらえたらと思う。

上記の内容を読んでいただいた方には、もしあなたが僕の立場だったら「最高の瞬間であり最高の卒業式だな」と思ってくれたはずです。

なぜ、ここまで生徒が主体的になりここまでしてくれたか?

「限られた1年間でどれくらい関わり、自分をさらけ出せたか」だと自分は思います。

関わる数は教師にとっては当たり前だと思います。しかし、自分を守りたいなどからどうしても、職員室にい続ける、極力関わらずに巻き込まれないようにする人が増えてきているように思えます。

しかし自分は「誰とでも仲良く、協力できる」クラスを目標に1年間行ってきました。

そのためには担任、教師という存在が目標達成のためには必要。そこで空き時間はもちろん、生徒が「やってみたい」ことは積極的に介入し、下校時間ギリギリまで一緒に考える。そして学活等では自分の昔話や考え、自分の弱いところを話すなど(同じ人間であり、失敗は当たり前。完璧な人はいない。だからこそ挑戦しろという意味を込めて。大人だが弱いところも時には意図的に曝け出すこと大事。)限られた時間の中でいろいろな視点から生徒と関わりました。

そうすることで、生徒との話す話題が広がったり、小さな悩み事も相談してくれたりなどいろいろなことで接触ができました。

つまり、
これらは教師という仕事のみならず、全ての業界で活かせると自分は考える。顧客の方への関わり方をいろいろな方法で接すること。

必要最低限の接し方は必要最低限の結果。
最高の接し方は最高の結果。


人生1度きり。どちらをあなたは選びますか?

最後に。
目標がある理由は自分がどんな人生にしたいか。があるから目標を立てることができます。だからこそ、まずはそこを抽象的でも良いのでそこから見つめ直すのをお勧めします。それがあれば、どんな状況でもそれを思い出すことでベストな判断ができるはずです。

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