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ダイエット中の方へおすすめの一冊〜食べても太らず免疫力がつく食事法

書店の健康法コーナーに足を踏み入れると、山のようにダイエットに関連する書籍が置かれています。
着目点もさまざまで、ツボを押したり、呼吸法からのアプローチだったり、運動だったり食事だったり。

それぞれに合った方法でやれば良い、と言ってしまえばそれまでなのですが、少なくとも自分の経験上、「食事」の要素を無視して体重をコントロールするのは不可能に近いと思いますし、科学的エビデンスに基づいたダイエット本を見ても、信ぴょう性があるかと思っています。

自分の経験から

自分は小学校の頃はいわゆる肥満児でした。身長160cm、体重60kgなんて時もあり・・・デブとか太ってると言われたことも何度があり、なんとかしなきゃとは思ってるものの、なかなか痩せられず。
中学校に上がり、強制的に長距離自転車通学になり一気に普通体型になりました。
その後は大学の時に肉体接触のある体育会系の部活に入ってゴリゴリに筋トレをしまくった際に175cm70kgくらいまで増量しました。
で、そのまま社会人入りして、マラソンと出会って自分なりにある程度自由にウエイトをコントロールする術を身につけ、今は175cm57kgくらいの体重を維持しています。

若干低体重に近いくらいですが、走る分には体が軽くて良い感じです。
一時期は50kgジャストくらいまで落としたこともありますが、疲労感が抜けないなど、あまり健康的ではなかったのですぐ今くらいの体重に戻しました。

本書の切り口

本書の切り口が面白いのは、太ってると不健康だから痩せましょう、というシンプルな主張ではなくて、「太っていると何が良くないのか」というところから丁寧に説明しているところかと。

最近ではある程度市民権を得てきたように思う「慢性炎症」についても丁寧に解説がなされています。内臓脂肪がついている=慢性的に炎症が起きていることであり、免疫機能にも悪影響を及ぼします。

また、食事〜生活習慣(運動、睡眠)に至るまで幅広く触れられているので、ダイエットを考えられている方は一読の上、特に食事面からできることを取り入れることを推奨します。
自分のダイエット方法はほとんど本書と同じなので、効果のほどは間違いありません。

以下、読書時のメモです。

免疫力アップに効果的な食材
・ニンニク
・しょうが
・きのこ
・りんご酢
・緑茶

・食事の基本戦略 糖質を控えて良質な油をたくさん摂る

・カロリー制限によりダイエットをすると、基礎代謝下がり結局は元に戻ってしまう

・食欲増進ホルモンであるグレリンはダイエット後1年後も高止まりを続ける。それがリバウンドの理由の一つ。

・がんは免疫能力の低下により発生する。MDアンダーソンがんセンターの研究では、がんは生活習慣病であり、その90〜95%は生活スタイルを変えることで予防できるとしている

・高度加工食品接種者は心血管疾患と全ての原因による死亡リスクの増大、がんのリスク増加、肥満リスクの増加が指摘されている
*仮説;加工食品にない分泌撹乱性物質が含まれていて、ホルモン異常を誘発するから。

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