レインボージャンボたかお

よしもとで芸人をやっています! ・おもしろ荘の「綺麗だ。」 ・ネタパレのあいのりコント…

レインボージャンボたかお

よしもとで芸人をやっています! ・おもしろ荘の「綺麗だ。」 ・ネタパレのあいのりコント ・YouTube[レインボーコントチャンネル]が 代表作です!!! 第7世代の波に全く乗れてません! そんな微妙に何ともならない芸人です。コント作るの大好きで、何か書きたいと始めました!

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  • フィクション私小説【泣いたジャンボ】

    フィクション私小説です。ジャンボはひょんなことからある有名女性芸能人に恋に落ちます。ジャンボみたいな奴とそのお方、恋は実るのか?芸人仲間に支えながら、ジャンボは奮闘するのでした。

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自己紹介【レインボーの歴史。】

吉本で芸人をやってます。レインボー ジャンボたかおと申します。しかし、うだつが上がりません、、、。 2年半前に我々は数々の人気芸人を輩出した超人気特番【ぐるナイお…

おめでとうサシダ〜最低で最高で最愛の男〜

NSC東京18期生で1番面白い男。それは、ブレイクしたおばたのお兄さんではない。ひょっこりはんでもない。間違いなく、、 サシダだ。 しかし、この男は芸人を辞めてしまっ…

300

なぜ俺は天使と夜の公園で氷結を飲んでいるのだろう。

俺は自分のほっぺたを強くつねった。全く痛くない。んじゃ夢か?なーんだ〜!夢じゃんか〜! 「冷たっ!」 振り返ると氷結のロング缶を片手にニヤニヤとした表情の天使(…

ネタパレだけが拾ってくれたレインボー〜あいのりコント誕生秘話〜

本当に我々には、足を向けて寝られない番組がある。(綺麗だ。)で少しだけテレビに出られたがそれ以降全く続かない。完全におもしろ荘では優勝したが売れない芸人というレ…

200

綺麗だ。誕生秘話〜うんともすんともレインボー〜

我々レインボーはコンビ結成からうんともすんともだった。ひので池田が新しいコンビを組む、それが元首席の感動ピストらしい。少しばかり近い芸人の間では話題にもなった。…

200

NSC首席卒業の悲劇。

NSCとはお笑い事務所のキングオブキング。吉本興業の養成所のことである。古くはNSC1期生、ダウンタウンさんから始まり、東京でも吉本スターの方々の大半は、このNSC出身だ…

200

「きょんは嘘をつく時、右を向く」

喫茶店で1人コーヒーを飲む。 カランコローン。 喫茶店の扉が開いた。 「ういっすー!じつ!どーした?急に呼び出したりなんかしちゃってさ〜!」 ラフレクランきょん…

「親友、伊織。」

俺は今日一日、ウキウキしていた。シャワーを浴びながら鼻歌は歌うし、テレビを見て大笑いもしていた。20時か、そろそろ、。 ピンポーン。 インターホンが鳴る、俺は足早…

「屋敷さんはお人好し。」

何秒止まっていたのだろうか。凄く長い様な気もしたし、凄く短い様な気もした。ただ、目の前の天使(藤田ニコルさん)のキョトンとした顔を見る限り、割と止まっていたんだ…

「ネタパレという戦場の傷跡」

「そのセットこっちでーす!」 ネタパレの収録が撤収の準備を進めていた。そんな中、俺はその場から動けないでいた。その場に残っていたのは俺だけではなかった。 「くそ…

「ネタパレ、、、戦場。」

ネタパレの本番前、舞台袖は緊張感で溢れている。お客様とMC陣の前での一発勝負。俺はりんたろーさんに鼓舞され、いつもより気持ちが高まっていた。 「ジャンボさん、一体…

「りんたろー、ジャンボを鼓舞する」

フジテレビ湾岸スタジオ、3階廊下の奥に、小さなスペースがある。そこの椅子に俺は、ぽつんと腰掛けていた。今日はネタパレの収録。この番組には感謝しかない、「綺麗だ」…

「、、、あんさん。恋してるやろ?」

「集中してへんな〜」 池田のその言葉で、俺は我に帰った。池田は俺の相方で、喫茶店で2人、ネタ合わせをしていた。 「あ〜、ごめんごめん。ボーとしちゃって。」 俺は…

「喫煙所の天使」

俺の名前はジャンボ。吉本で芸人をやっている。これは、俺が人生で、忘れることのできない恋をした話だ。拙い文章だがお付き合い頂きたい。 1年ほど前だろうか、俺は憤り…

自己紹介【レインボーの歴史。】

自己紹介【レインボーの歴史。】

吉本で芸人をやってます。レインボー ジャンボたかおと申します。しかし、うだつが上がりません、、、。

2年半前に我々は数々の人気芸人を輩出した超人気特番【ぐるナイおもしろ荘】で優勝しました。

しかし、、、全く売れませんでした。

「、、綺麗だ!」

流行りませんでした。

その後!今でもお世話になる神番組「ネタパレ」に常連芸人として出演!!しかし、、

常連芸人の中で唯一、第7世代のムーブメント

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おめでとうサシダ〜最低で最高で最愛の男〜

おめでとうサシダ〜最低で最高で最愛の男〜

NSC東京18期生で1番面白い男。それは、ブレイクしたおばたのお兄さんではない。ひょっこりはんでもない。間違いなく、、

サシダだ。

しかし、この男は芸人を辞めてしまった。この男の面白さはお客さんにも、少し離れた先輩などにも広くは伝わらなかったかもしれない。ただ、身近な人にはビシビシ伝わっていた。我々同期や少し先輩、少し後輩達などはサシダで何度も大笑いしたことがあるはずだ。特に私は何度もあるんだ

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なぜ俺は天使と夜の公園で氷結を飲んでいるのだろう。

なぜ俺は天使と夜の公園で氷結を飲んでいるのだろう。

俺は自分のほっぺたを強くつねった。全く痛くない。んじゃ夢か?なーんだ〜!夢じゃんか〜!

「冷たっ!」

振り返ると氷結のロング缶を片手にニヤニヤとした表情の天使(藤田ニコルさん)がいた。

「ふふふ、冷たかった?ほい!もう一本!」

夢じゃなかった。話は少しだけ遡る。

俺は渋谷無限大ホールでライブを終えたところだ。

「なにしてはんのや!ジャンボはん!ネタ飛ばしまくりやないか〜来てくれたお客様

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ネタパレだけが拾ってくれたレインボー〜あいのりコント誕生秘話〜

ネタパレだけが拾ってくれたレインボー〜あいのりコント誕生秘話〜

本当に我々には、足を向けて寝られない番組がある。(綺麗だ。)で少しだけテレビに出られたがそれ以降全く続かない。完全におもしろ荘では優勝したが売れない芸人というレッテルを貼られるのだろう。と思っていたし、焦ってもいた。そんな時、そんなうんともすんともコンビを拾ってくれたのが、

ネタパレだった。

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綺麗だ。誕生秘話〜うんともすんともレインボー〜

綺麗だ。誕生秘話〜うんともすんともレインボー〜

我々レインボーはコンビ結成からうんともすんともだった。ひので池田が新しいコンビを組む、それが元首席の感動ピストらしい。少しばかり近い芸人の間では話題にもなった。初舞台の日、今でも忘れない。当時からお世話になっていた2期上の先輩であるダンビラムーチョの大原さんが袖で我々の初ネタを見てくださってた。とにかく優しくて有名な大原さんの言葉は、、

「実方と池田が組んで、あんなにスベる??」

心配そうな大

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NSC首席卒業の悲劇。

NSC首席卒業の悲劇。

NSCとはお笑い事務所のキングオブキング。吉本興業の養成所のことである。古くはNSC1期生、ダウンタウンさんから始まり、東京でも吉本スターの方々の大半は、このNSC出身だ。私がお笑いの養成所に入ろうと思った時から各事務所が養成所を持っていた。が、迷いなどなかった。

「お笑いやるのに吉本選ばないのは、逃げっしょ?」

当時ギンギラに尖っていた私はそう考えていた。

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「きょんは嘘をつく時、右を向く」

「きょんは嘘をつく時、右を向く」

喫茶店で1人コーヒーを飲む。

カランコローン。

喫茶店の扉が開いた。

「ういっすー!じつ!どーした?急に呼び出したりなんかしちゃってさ〜!」

ラフレクランきょん。彼は太陽みたいな人だ。明るくて、暖かくて、一緒にいる周りの人をぽかぽかとした気分にさせる。俺はこの先輩が大好きだ。1番仲が良いと言って間違いない。

「すいません、リーダー、、ちゃっと聞きたいことがあって。」

俺はきょんさんをリ

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「親友、伊織。」

「親友、伊織。」

俺は今日一日、ウキウキしていた。シャワーを浴びながら鼻歌は歌うし、テレビを見て大笑いもしていた。20時か、そろそろ、。

ピンポーン。

インターホンが鳴る、俺は足早に玄関に向かい、ドアノブを持って、ゆっくり開けた。

「、、、久しぶり。」

松田優作ばりのレンズの部分が開くサングラスをかけ、タバコを吸い、さらっと長い足で、抜群のルックス。親友のからし蓮根伊織だ。本当にこのまま飾りたいくらい絵にな

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「屋敷さんはお人好し。」

「屋敷さんはお人好し。」

何秒止まっていたのだろうか。凄く長い様な気もしたし、凄く短い様な気もした。ただ、目の前の天使(藤田ニコルさん)のキョトンとした顔を見る限り、割と止まっていたんだと思う。

「タバコ落としたら吸えませんよ?」

天使は俺のタバコを拾い、不思議そうに渡してくれた。

「す、すいません。」

天使はわざとらしくムッとした顔をした。俺は急いで言い換えた。

「じゃなくて、ありがとうございます!」

天使は

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「ネタパレという戦場の傷跡」

「ネタパレという戦場の傷跡」

「そのセットこっちでーす!」

ネタパレの収録が撤収の準備を進めていた。そんな中、俺はその場から動けないでいた。その場に残っていたのは俺だけではなかった。

「くそぉぉう!!」

上田さんの声がスタジオに鳴り響いていた。拳からは血が滴り落ち、隣にはサイトウさんが倒れ込んでいた。

「悔しい!悔しいでございやすよ〜!」

かねちかは泣き崩れていた。こんなに売れても、かねちかはネタパレで負けて涙を流す

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「ネタパレ、、、戦場。」

「ネタパレ、、、戦場。」

ネタパレの本番前、舞台袖は緊張感で溢れている。お客様とMC陣の前での一発勝負。俺はりんたろーさんに鼓舞され、いつもより気持ちが高まっていた。

「ジャンボさん、一体どうなされたのでございやすか?」

EXITかねちかだ。こいつはいつもこの調子だ。

「ジャンボさん、いつもより気合が入ってる感じがいたしやすねぇ〜!お見通しでございやすよ!」

実際お見通しだから、こいつはさすがだ。

「かねちか、悪

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「りんたろー、ジャンボを鼓舞する」

「りんたろー、ジャンボを鼓舞する」

フジテレビ湾岸スタジオ、3階廊下の奥に、小さなスペースがある。そこの椅子に俺は、ぽつんと腰掛けていた。今日はネタパレの収録。この番組には感謝しかない、「綺麗だ」のネタ以降、どこにも引っかからなかった俺たちを、唯一使い続けてくれたからだ。勿論、毎回全力投球。自分らの力、全てでぶつかっていく!ただ、俺は動揺していた。不安で不安でしょうがなかった。

「藤田ニコルさんの前でうまくできるかなぁ」

不安な

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「、、、あんさん。恋してるやろ?」

「、、、あんさん。恋してるやろ?」

「集中してへんな〜」

池田のその言葉で、俺は我に帰った。池田は俺の相方で、喫茶店で2人、ネタ合わせをしていた。

「あ〜、ごめんごめん。ボーとしちゃって。」

俺はまだ、天使こと藤田ニコルさんで、頭がいっぱいだった。喫煙所で微笑む彼女の顔が、今でも頭に焼き付いて離れないでいた。

「ジャンボはん、今日はず〜と集中してへんで!困りますわ〜、わて、この後デートでまんねん」

「またデート?お前、この

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「喫煙所の天使」

「喫煙所の天使」

俺の名前はジャンボ。吉本で芸人をやっている。これは、俺が人生で、忘れることのできない恋をした話だ。拙い文章だがお付き合い頂きたい。

1年ほど前だろうか、俺は憤りを感じていた。テレビに出れない。ずっとお世話になっているネタパレという番組には定期的に呼んでもらえるのだが、それ以外の番組には一切出られない。お呼びがかからない、悔しい。相方の池田は吉本坂というアイドルグループに加入し、センターとして活躍

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