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【実証済】英語の得点が上がらない人が、3ヶ月で成果を出し始める方法

〔問題提起〕

「イマイチ英語の成績が上がりません。頑張って英語ばかりやってるのに。長文問題をたくさん解いているのに。どうしたらいいですか??」


〔解決策レベル1〕『○○、やってる?』

この時期、イマイチ成績が上がらないと悩んでいる受験生は、意外と多いものです。
ただ、面談などで、どの様な学習をしているのかを少し教えてもらえれば、すぐに成績が上がらない理由が分かることが多かったのも事実です。
その多くが次のケースでした。

『学習に無駄が多く、学習計画が的外れ。』

学習計画は、得点を上げるために必要な力を、「着実に」身につけることを意識して、作成するわけです。しかし、なぜか【英語】と【国語】については、その学習内容・計画が浅い人が多い。

では、どんな計画がなかなか成績が上がらない「ダメ」な学習方法なのか。

これは…実は、ある質問をすれば一発で分かります。

『音読、やってる?』

この質問の答えが 「No」 の人は、恐らく、成績がある一定以上になかなか上がっていかない人、何か越えられない壁にぶち当たっている人、というのが多いのではないでしょうか。

紙に書いて覚える。目で見て覚える。
紙に書いて、手を動かして、目を動かして…、
確かに、やった気にはなります。

そうです。
『やった気になっている』だけ。

そういうケースが非常に多いんです。
実際に頭に入っている、脳に記憶されやすいかどうかは、また別次元の話なんです。

『難関大学合格したいなら、音読する!』
『語学は音読!』
 

やらないなら…「✖✖」の可能性が高まっていることを覚悟しといた方がいいと思います。受験まであと4〜5ヶ月ですから。

「✖✖」とは......??



「全」て、

「滅」ぶ。


笑えません。これは。
でもね、「合格を1つ獲る」というのは、
そんなに簡単には獲れるものでは、ないんですよ。
大変なことなんです。


〔解決策2〕『まさか声に出して、よんでるだけではないですよね…?』

質問したら、こういう答えが帰ってくることもあります。

「音読はやってます〜。なのに伸びません…。」

そんな受験生に、次の質問です。

『まさか、声に出して英文を読んでるだけではないですよね?』

意外と多いです。ただ英文を読んでるだけで、音読やってるという人。

「リスニング対策として、TED聞き流してます!」っていう人よりはマシですが、やはり”ただ単に英文を読んでるだけ”では、非常に効率が悪いです。なかなか成果はでません。
(「聞き流しは無駄」とは言いませんが、試験には間に合わない確率が高いと思います。)

音読にも【やり方】があります。

『シャドーイング』と『直読直解』の2つを駆使することです。

  1. 初めはシャドーイングで、発音・音読をスタート。

  2. 次に直読直解で、返り読みをせずに、語順の通りに読み進める癖をつけることによって、実際に英語長文を解く際のスピード訓練をする。

これらをすると、”リスニング力の向上”というおまけもついてきます

単語・熟語・文法なども含め、基本的にはすべての学習で音読を駆使するということが、私は最短距離だと思います。単語・熟語などは、ただ読むだけにはなりますけど、文章を読む際は、シャドーイングと直読直解です。音読しないのは、科学に反しています。


〔まとめ〕『やらない手は、”ない”。』

例えば、共通テストの英語と国語は、時間との勝負。高得点を取るためには、文章をスラスラと読めて、意味も正確に読み取ることが大前提です。その上で、設問に正答する経験と技術が必要なわけです。

あくまでも、『語学は音読』です。

古文も外国語のようなもの。英語、現代文、古文。ここで着実に高得点をとるのであれば、音読を駆使しましょう。

9月になりました。高3受験生でもやる価値はあると思います。共通テストまであと4ヶ月もあります。高2以下の生徒さんは、今からやれば、学力を引き上げる確率を相当高めることができます。

ですからね、

『やらない手は、”ない”。』


「✖✖」したくなければ…。


皆さん、地道に頑張っていきましょう。







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