日本教育技術学会 オンライン研究会

日本教育技術学会 オンライン研究会のnoteです。 具体的なICT教育に関する情報を掲…

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日本教育技術学会 オンライン研究会のnoteです。 具体的なICT教育に関する情報を掲載いたします。 日本教育技術学会(https://jses1987.jimdofree.com/

最近の記事

熱中するルーブリックの作り方 ①変化のある繰り返し ②趣意説明

ルーブリック実践を続けて2か月。 TOSSサマーセミナーのときには見えなかったことが、 体感として見えてきました。 子供が熱中するルーブリックには原則があります。 1つ目が、変化のある繰り返しです。 例えば、林が作成した「プラタナスの木」のルーブルック。 _______________________ スタートレベル「音読を5回した」 クリアレベル「音読を10回した」 スーパーレベル「全文を9分以内で読めた( )分( )秒」 _____________________

    • 子供が進んで学習するルーブリック

      9月。初めてルーブリックを使って授業しました。 4年社会科「自然災害」です。 びっくりしました。 子供たちが、どんどん熱中するのです。 子供がたちが、どんどん活動していくのです。 勉強が苦手なA君も「楽しい楽しい」と言っていました。 チャイムが鳴った瞬間に「あ~、調べるって楽しいなぁ」と言いました。 初めて向山実践を追試したときのような感触が私にはありました。 「腹の底から手ごたえ」です。 まず、どのようにしてルーブリックを作ったか?です。 _______________

      • 向山型社会セミナー高松ハイブリッド 10の問い

        「学び方」というコードをベースに、 いくつもの新たなコードを獲得できた。 印象的な学びを、問いと答えの形で、整理していきたい。 問い1)ルーブリックを提示するタイミングはいつか? (答え 「個別評定」の根拠として提示する。) 2)分気思を、スプレッドシートで実現するには? (「個別評定」と「確認」を、レイアウトの工夫で実現する。) 3)分気思を、ジャムボードで分類するメリットは? (苦手な子は入力だけでOK。友達同士で協働的に分類していく。熱中する) 4)ジャムボー

        • 簡単熱中!くるまフォトコンテスト!

          「今日はみんなで、なんと・・・コンテストに応募します!!!」 1年生。 「コンテスト」という言葉に強く反応します。 5時間目。 前回の優秀作品を見せました。 優秀作品を見ら れたことが、作品を作る際のイメージにつながりました。 子供たちは喜んで、たくさん写真を撮りました。 2日前に、ミニカーを購入。 子供たちに配りました。 班に分かれて、みんなで協力してパシャリパシャリ。 中には、やりたくない・・・ という子もいたので、「大丈夫だよ。友達の応援してね」と伝えた。 恐ら

        熱中するルーブリックの作り方 ①変化のある繰り返し ②趣意説明

          『間違いだらけのエネルギー問題』

          電気があって当たり前! 電気代は安くて当たり前!と、私は思ってきました。 日本は平和で当たり前! 日本は豊かで当たり前!と、私は思ってきました。 『間違いだらけのエネルギー問題』(山本隆三氏・ウェッジ)を 読みました。 電気はあって当たり前ではないのです。 電気代は、ますます高くなっていきそうです。 日本がいつまでも豊か国かどうかも不安になってきました。 皆様、電気について様々なお考えがあると思います。 だからこそ、 みんなで学び、みんなで考えていきたいです。 とくに教

          『間違いだらけのエネルギー問題』

          「向山型給食システムの応用。当番決定方式」

          1年生担任です。 本来は6月末に行う予定だった。 コロナで欠席の子が増えたため、金曜日に行った。 ①なぜ当番があるのか(趣意説明) みんなが安心して過ごすためには、クラスで様々な仕事を行う必要があります。 これまでは、利田先生が、「これやってくれない?」「あれやってくれない?」とお願いをしていました。 今度からは、先生に言われずに仕事を皆さんにやってもらいます。 一人一つの当番を決めます。 どの当番も大切な仕事です。 みんなには、全ての仕事を一生懸命に取り組んで欲し

          「向山型給食システムの応用。当番決定方式」

          子供に「学び方」が身についているかどうか

          「学び方」という視点で、向山洋一先生の実践を読んでいます。 ① 例えば、自習です。 ___________________ 自習というのは、子供に、どのような学習方法を身につけさせているか ということと密接に結びついています。 私のクラスでは、極端な場合、次の言い方でも大丈夫です。 「次の時間は自習です。算数の勉強をすすめていきなさい。」 これだけで通じるということは、 学習方法を身につけているということです。        『授業づくり よくある失敗例175例』P42

          子供に「学び方」が身についているかどうか

          日本教育技術学会「向山洋一教育賞」

          日本教育技術学会、 向山洋一教育賞が新設されました。 詳しくは、下記をご覧ください。 https://mukoyama-award.com/ 応募・推薦期間は、2022年8月31日まです。 なお、応募論文は学会員であることが条件です。 【学会への加入】はこちら https://jses1987.jimdofree.com/ 【日本教育技術学会静岡大会へ参加】はこちら 2022.12.11(日)13:00〜16:00 https://peatix.com/event/3

          日本教育技術学会「向山洋一教育賞」

          NEW EDUCATINON EXPO 2022で学んだ これからの教育の方向性

          NEW EDUCATINON EXPO 2022にて、 本学会でも登壇される堀田龍也先生のご講演を聞いてきました。 以下、感想の一部です。 ーーーーーーーーーーーーーーー TOSSで、玉川大学教職大学院教授の谷和樹先生の下で学ぶ中で、堀田先生の存在の大きさを何度も伺ってまいりました。人口減少社会に突入する日本で、求められる人材像がどのように変化しているのか。本日午前の石井英真先生のお話にもありましたが、内閣府や経産省といった文科省のさらに外側から教育政策を規定する省庁のロ

          NEW EDUCATINON EXPO 2022で学んだ これからの教育の方向性

          社会Jamboardまとめ→Google classroom

          昨年度まで、単元終わりにノートまとめをさせていました。 向山洋一氏から学んだ実践です。 今年度から、ノートまとめではなくJamboardでまとめさせています。 ①必ず写真をいれること ②その写真の説明を必ず付箋ですること ③教科書見開き2ページを1枚のスライドにまとめること ④ぎっしり埋めること を言いました。 うまい子のまとめは、電子黒板に写させました。 授業終わりにGoogle classroomに提出させました。 ノートまとめも良いのですが、 写真やグラフをすぐ

          社会Jamboardまとめ→Google classroom

          学級開き 8つの指針

          学級開きにむけて8つの指針 まもなく新年度です。 教師は、あれこれと準備を始めています。 ノートに、あれこれと自分の思いを、学級プランを書いていきます。 私は、毎年、8つの指針を書いています。 TOSS最高顧問の向山洋一先生に教えていただいた指針です。 1 楽しいことをする 2 楽しい授業を楽しそうにする 3 参加している子をほめる 4 ほめたことをその日のうちに家庭に手紙を書く 5 良いことが生まれたきたら、   毎日学級通信を書く。   B5でもい

          どんな教材が子ども達に力をつける!?

          教師になって数年目まで、教材を見た目のきれいさやかわいさで選んでいました。 選んでいたというより、そういう観点で選ぶ先輩方を見てそういうものだと思っていました。 今は、「子どもに学力をつける」「授業の中で教師も子どもも使いやすい」という観点で選んでいます。 例えば国語テスト。 (1)解答欄がマス目で字数が分かるテストと、(2)括弧になっていて字数が分からないテストがあります。 どちらが子どもの学力をつけるでしょうか。 私は(1)と考えます。 ①ぴったり当てはまる

          どんな教材が子ども達に力をつける!?

          2022年の方針を掴み、共に学ぶ仲間と出会う。「ハイブリッド冬合宿」を開催!

          二〇二一年の「オンライン合宿」に続き、 二〇二二年は「ハイブリッド合宿」を開催した。 二日間で、六〇〇名を超える教師が参集した。 北は北海道、南は沖縄まで全国から集まった。 「ハイブリッド」とは、「現地」と「オンライン」を組み合わせて開催する方式のことだ。 東京のビックサイト会議棟を「現地会場」とし、授業や講座を配信する。 そこに、「オンライン」で自宅から参加することができる。 今回は「サテライト会場」という会場も多く登場した。 「現地会場」は東京ビックサイト

          2022年の方針を掴み、共に学ぶ仲間と出会う。「ハイブリッド冬合宿」を開催!

          追試で教師も子どもも楽しくGIGA実践

          (1)教育課題に対応した雑誌「教室ツーウェイNEXT」 教室ツーウェイNEXT Vol.17の特集は「PC/タブレットでね中授業!達人が使うスゴ技52」である。 GIGAスクール構想の実現に向けて実際の教室で行われた実践が数多く紹介されている。 授業の進め方はもちろん、子どもの様子、PC/タブレット画面、アプリ等、多くの写真が掲載されている。 読み始めると止まらなくなった。 (2)追試して学ぶ その中で、3年生でもすぐにできそうだった尾川智子氏実践のGoogleス

          追試で教師も子どもも楽しくGIGA実践

          エネルギー教育シンポジウ

          エネルギー教育シンポジウムに参加しました。 http://www.eneducation.jp/ 私は、学生時代、エネルギーに興味はありませんでした。 電気はあって当たり前だと思っていました。 そして教師になり、TOSSと出会い、 エネルギーに興味をもつようになりました。 エネルギーは国家の盛衰を左右することを知りました。学びました。 もっといえば、国家の平和も左右します。 エネルギーは、電気は、 あって当たり前ではないことを知りました。 たくさんの努力に

          子どもから愛される「あかねこ漢字スキル」

          「漢字を覚えることが去年よりも楽になりました。このことで、漢字などの勉強が楽しくなってきました。」 子どもからの日記。 教員をやってきてよかったなと思う瞬間だ。 この子は、去年の秋にオーストラリアから転入してきた女の子。 日本語が苦手で、4月当初、なかなか漢字を覚えることができなかった。 その子が1学期後半から100点を取り始めた。 最近ではほぼ毎回100点を取っている。 努力家な女の子だ。 その子が日記にこのように書いてくれた。 本当に嬉しい。 全てはTOSS教

          子どもから愛される「あかねこ漢字スキル」