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自意識過剰が爆発したお話。

女優の宮﨑香蓮さん推しなのである。

今週、彼女が出る舞台『死ねばいいのに』を観てきた。

面白かった!

「お、じゃあ次はどうなるんだ!?」と気になって、どんどん進んでいく感じ。

現時点(2024/01/27)で当日券やら明日の前売りが買えるっぽいので、リンクを貼っておこう。

詳しい内容はコチラ。

絶対に解釈は違うが、

「仕事ツラいんだよね〜」

「じゃあ、辞めれば?」

とか、

「彼氏がモハラハ野郎で…」

「じゃあ、別れれば?」

という会話と似たものを感じた。

それぞれの「いや、確かに愚痴ったけどそういう意味じゃなくてさ…」を聞く感じ。

まとめると、「人間だよなぁ〜」と思った。

で!である。

ここからが自意識過剰のお話。

開演前は舞台上の撮影がOKとのことで、スマホを構えた。

周りのお客さんは、物販で買った主演・新木宏典さんのアクスタと写真を撮っている。

…なるほど。

対抗したくなったので、僕も物販で買った写真を取り出した。

それがこれである。

宮崎さんの写真。

めちゃくちゃ周りを気にしながら撮った。

万が一「普通、アクスタでやるんですよ」とか言われたら恥ずかしいのである。

僕は「あえて」写真でやるというボケなのだ。

そこは声を大にして言いたい。

周りの人は見ていなくとも、僕は見ているのだ。

ちなみにだが、僕のスマホの待受と壁紙は宮﨑さん。

そこも見られたくない。

「ファンが間違った写真の撮り方してやがらぁ!」とかなりたくないのだ。

自意識過剰である。

そしてそして、「推し花」というのをやってみたのである。

これは事前にお金を払うとロビーに置いてあるLEDパネルに、

推しへのメッセージがドーン!とトリキリで出せるというもの。

当然僕もやったのである。

本当はさっきの写真を撮ったあと、自分のを確認しにいきたかった。

が!

パネルは1台。

他のお客さんのメッセージも流れるので、

僕がそこでじっと立っていたら

「あの男の人もメッセージ出したのかな?自分のが出るのを待っているのかな?」と思われるではないか。

それがイヤなのである。

見ないでほしい。

ましてや、パネルの写真を撮ろうものなら、

「あれが自分のメッセージなのね」と思われるではないか。

イヤだなー。

「自分のメッセージを確認しにきた人」と思われるのイヤだなー。

それを撮ってたら、他の人に

「どれどれ、さぞ崇高なメッセージを…」と覗き込まれかねない。

そう思って、結局LEDパネルは見なかった。

誰か確認してきてほしい。

ぶっちゃけ、本当にLEDパネルに出ているのか疑っているくらいなのだ。

僕は自意識過剰なのである。

その結果、終演後のアフタートークで宮﨑さんが出てきても、

「いや、僕は純粋に演者さんたちのお話が聞きたいだけですよ〜」なスタンスで、足を組みながら聞いた。

本当は「え!?宮﨑さんがアフタートーク出るなら、その日のチケット買うしかないっしょ!!」で買ったのに、である。

もっと前のめりで聞いて指ハートとかすべきだった。

テレビのフロアディレクターくらいリアクションするとか。

写真にLEDパネルにアフタートーク、自意識過剰だよな〜。

かといって、本当に自意識過剰ならネット上にわざわざこんなnote書かないし…と無限ループに入りつつある。

でもとにかく!舞台『死ねばいいのに』面白かった!

そこは間違いない。

舞台『死ねばいいのに』も僕も「人間だよな〜」で、まとめることにする。

あぁ、もっと素直になればいいのに。

【追伸】

彼女がやっているラジオが更新されました。

懸念していた「推し花」届いていたそうです!

「写真撮りました」とのこと。

やったぜ!!

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ラジオを愛するハガキ職人です。

ポンコツですが映像を作る仕事をしています。

文章を書くのが好きで、電子書籍も出してます。

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