見出し画像

あのまま笑顔の仮面をかぶり続けていたら…


生きるのが虚しい


人と衝突することを極端にさけたり
本心を隠して黙っていたり、

笑顔の仮面をかぶり続けて疲れたり
人のために自分が我慢したり、

誰かの一言に傷ついて、
立ち直れなくなったり・・・




どうして私はこんなにも生きるのが楽しくないんだろう。



もちろん、旅行に行けば楽しいし、
友達とお酒を飲みながら語り合うのも楽しい。

でも、楽しいのは一時で、
それが終わって日常に戻ると虚しくなる。

人生って、そんなものだよね。
「どうせ人生なんて自分の思うようにはならない。
なるようにしかならないから考えたってムダ」


そう言い聞かせて
将来に何の希望も抱かなかった。




人生諦めモードを決め込むものの、
楽しそうに過ごしている友達を見たら
羨ましいと思うし、
逆境にも負けずたくましく生きている人を見て
「いいな」と思う。




自分は人より生きるためのエネルギーが
不足しているんじゃない?


と本気で思っていました。
生きることが虚しいわたしと、楽しそうな友達との違いはなんだろう?
って。



愛着障害との出会い



そんな矢先、本屋さんで
「愛着障害」(岡田尊司 著)という本に出会いました。




え、これ私のことかも...
これが原因じゃない?


わたしと友達の違い
それは親と安定した愛着を築けなかったことでした。


本を読み終わったとき1番最初に思ったことは

そっか、育てられ方が違っていたんだ...
じゃあ、しょうがないね。

でした。


次に思ったことは

いや、待てよ
せっかく原因が分かったんだから
これから何とかできるんじゃない?

というわずかな希望でした。


わずかな希望にすがって


それからのわたしは
その時差したわずかな希望にすがるように
愛着障害について調べまくり
克服する方法を試し続けました。


すると、わたしの人生は徐々に好転していったのです。


いつのまにか”生きづらい”と感じることが減り、
自分の人生を生きることが楽しくなってきたかも


「愛着障害」という言葉を
初めて聞いたという人もいるかもしれませんね。


愛着障害とは


愛着障害とは
幼いころに特定の人(多くは母親)と
安定した愛着を育めなかったことで生じる障害で
生きづらさに繋がるとされています。



愛着について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ↓




なぜ愛着障害が生きづらさに繋がるか?
それは
安定した愛着が育まれると、
生き抜く力を身につけることができるからです。



生き抜く力とは、
困難な状況にぶつかってもキレない力
立ち直る力
自分の心を見る力
共感する力

です。

これらの力があれば
世界が生きやすくなります。


例えば
困ったことがあった場合、

安定した確かな愛着が育まれた人は
すぐに人に相談する。

それは
「親しい人はみんな自分のことを心配して助けてくれる」
という思いが根底にあるからです。



一方、愛着障害の人は、
どんなに困っていても
なかなか人に打ち明けたり
援助を頼むことが言い出せない。


それは
「親や配偶者さえ当てにならず、
親しい人に助けを求めても傷つけられるだけだ」

という思いが根底にあるからです。


あなたはどちらですか?

もちろん、私は後者でした。


まとめ


以上のように
「愛着障害であることが、
生きづらさに繋がっている」
という話でした。



わたしの場合は
生きづらさの正体が愛着障害と知ったら、
今まで胸の中でモヤモヤしていたものが
スッキリと晴れた気がしました。


克服する方法もあると知って
希望が生まれ、
実践するようにしました。


そうしたら
徐々にではありますが
人に頼れるようになったのです。



正確には
「”人に頼る”という選択肢を設けるようになった」
ですが。


〇自分では良い案が浮かばないから、上司に相談してみようかな
〇今日は疲れていて、どうしても眠いから食器洗いは旦那にお願いしようかな

とか。


今までは
「全部自分でやらなきゃ」って思っていたんですよね。

日常の困ったことを
人に頼ったりお願いしてみると
案外すんなり「いいよ」を出してくれる
ことに気付きました。


昔は「どうせ誰も助けてくれない」
と思っていたけど、
今は「誰かが助けてくれるこの世界は、悪いもんじゃない」
「笑顔の仮面をかぶらなくても、受け入れてくれる人はいる」
と思えるようになってきました。


あのまま笑顔の仮面をかぶり続け
我慢を続けていたらと思うと
今もなお、ひとりで生きていかなければならない孤独感に
押しつぶされていたでしょう。
そう思うと、わたしは幸運だったなぁと思います。

病気ではないけれど
「生きづらさ」に苦しんでいる人はたくさんいるはず

表面上は普通に見えても
心がからっぽで、孤独で。

本当は誰かに頼りたいのに
頼り方が分からない 相談の仕方がわからない

そんなふうに苦しんでいる人も多いと思います。


わたしの使命


だから、これからは
自らが愛着の傷を修復したり
克服していきながら、
同じような気持ちを抱えている方に
愛着障害について伝えていきたいと思っています。



自分の人生を取り戻すためには
まずは愛着障害について知ること
自分について知ることです。

他の記事も読んで理解を深めてくださいね。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
共感したり、気に入ったら
「スキ」を押してもらえると嬉しいです🥰



記事を読んで思ったことがあれば
気軽にコメントしてください。
必ずお返事します💌



いただいたコメントを参考にして
さらにお役に立つ情報を
お届けできるようにがんばります。


よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは参考資料となる書籍の購入や、仲間のサポートに使わせていただきます。