生徒を褒める時に大切なこと

生徒を褒める機会があるといいですよね。

ただ、生徒を褒める時にも考えないといけないことがあります。

まずは、生徒の発達段階や状況に見合ったほめ方をしましょうということです。

例えば、中学3年生の大人びた生徒を、みんなの前で大袈裟に褒めるというのは逆に恥ずかしいと思う場合もあります。

そういう生徒には授業の机間巡視の時にボソッと「よくわかったなぁ」とつぶやくように伝えると大袈裟すぎず、でも相手を称賛することができ、ちょうど良いことがあります。

中学1年生で目立ちたいような生徒であれば、みんなの前で「○○くん、すごいなぁ!!」のように大袈裟に褒めると良い場合もあります

ということで、褒める時は一辺倒に大袈裟に褒めるだけではなく、対象の生徒にとって心地よい褒め方を見極めましょうということです。

時には、連絡帳などにも褒め言葉を書いておくなども有効でしょう。
また、学級通信で名前は出さなくても、ある生徒の善い行為を褒めたり、クラス全体のよかったところなどを称賛する記事を掲載するのも良いでしょう。

ぜひ、色々なパターンで褒める方法を駆使してみてくださいね。

クラス全体を褒める頻度も考えましょうということです。

毎回毎回、しつこいぐらいにクラスを褒めていたら、生徒たちも褒められることに慣れてきます。

ここぞという時に、「このクラスすげぇなぁ」と全体に聞こえるようにつぶやくだけで、大きな効果がある場合もあります。

ですから、本当にすごいなと思った時や、クラスの良いところを改めて再認識させて継続させたい場合やクラスが大きく成長した時など、ここぞという時を見極めて褒めるようにしましょう。

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