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特別支援教育

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#note毎日更新

教育現場における対話づくり

教育現場における対話の対象

 教育現場における対象は常に広範囲。これが今の学校現場が持つ最大の困難なのですが、あまり誰も指摘しない。
 さしあたって学校の教職員が対話の対象として、最も重視しなければならないのは子ども同士と教職員同士であると思う。保護者との対話も重要であるが保護者が学びの対象ではない以上必然的にその優先度は下がる。対話とおしゃべりは違うから。
 子どもと教職員を同列に並べることに

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特別支援教育の現在地 みんなでやるは、みんなやらない

ご時世柄、「役が人を作る」発想は流行らないのだと痛感。

みんなでやるというお題目

 今の教育現場は誰の発想も責任を持たないことのよるプレッシャーからの解放が教員にとって最大の助け舟になると考えられているようだ。
 みんなでやれば、3人よれば、、、確かに美しい。
 不安は払拭されるのかもしれない。
 実は教育現場、とりわけ教員はみんなでやってうまくいくことはない。
 簡単に言えば、なあなあ。
 

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特別支援教育の未来図

 たぶん特別支援教育でもインクルーシブアンドダイバーシティでも名称はどちらでもよい。

 「公教育の場」における取り組みの一側面に過ぎない。
 同じものの一側面をいろんな角度から見てそれを細分化だと言う研究者がいるが、それはただの言語化であり、学問と呼ぶにはおこがましい。
 もちろん言語化は有効な手段であるが、学問として成立するためには少なくとも一般化されている必要がある。感想は学問ではない。だか

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