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渋江譲二
2020年1月20日 22:43
子供の頃から特に秀でた特技もなく、色白ガリガリのまさに貧弱な男の子の見本のような子供だった俺。この飽食の時代になぜこんな姿に。蛇口を捻れば嫌というほど水が出るのに、なぜか脱水症状で倒れたこともあった弱々しい小学生時代。そんな俺がたまに先生に褒められるのが作文だった。「じょうじくんは変わったおもしろい作文を書くわね!」お察しの通り女性だった担任の先生にそう言われたことを覚えている。文
2019年9月18日 20:49
「俺いま熱37℃あるわ」この世でこれ以上カッコイイセリフがあっただろうか。同級生の一言に小学生の俺は衝撃を受け、痺れた。今思えば熱があることの何がカッコ良かったのだろう。多分、微熱があるのに平気そうにしている姿が男らしく見えた、とかそんなところだろう。小学校では骨折して包帯を巻いたクラスメイトが一躍ヒーローに躍り出る。体調不良や負傷がめちゃくちゃカッコイイ!小学生男子の価値観なんてそん