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J's story

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徒然なるままに、綴ってみました。 33歳の窮屈で夢がなんなのかわからなかった自分に変化がありました。 恋愛に疎く、ある女性に出会い変わっていった徒然ならままに…
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#デート

#29 「個室にて」

#29 「個室にて」

個室

個室

二人きり…

手を繋いだり、
キスをした仲と言えど、いつも【開けた場所】でのこと。
【準】個室(借り物ということで【準】)というのはなんだかんだ初めてで。

初めて会った時も…
ラクーア、CONA、御徒町〜上野駅間、公園
2回目以降も…
駅構内、バスタ、HUB、バスタ…
基本、開けているというか、公共の場だけだった。

恵を独占できる。
この上ないHappyなのは言うまでもない、の

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#14-3 「The beginning of the week #3」

#14-3 「The beginning of the week #3」

彼女のグラスに注ぐが、注ぎづらく氷がドバドバっと出てしまい少しこぼしてしまう。
慌ててナプキンで拭く(汗)。
自分グラスにも注ぐが、もったいないことにこぼす。
ほんと不器用なことが腹立たしい。彼女は冷静に携帯をひょいっと濡れないようにかわしていた。
「不器用でごめーん!」
「ゆーたさん酔ってないよね?(笑)」
と、心配される。それくらい不器用。

「「かんぱーい!おつかれさーん!」」(※「「」」は

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#14−2 「The beginning of the week   #2」

#14−2 「The beginning of the week   #2」

4月末の大会に向けて、
4月の頭にあった7人制大会から腑抜け状態ながら黙々と仕事をこなしていた。
その中で彼女はちょくちょくLINEをしてくれていた。
俺はPCにLINEアプリをダウンロードしていたので、仕事をしながら(している振りをしながら)やり取りしていた。
頻繁にやっていることに彼女はうざがられないだろうかと思っていたが、飽きられるまで…。

がっついているのは自分でもわかっている。

昼が

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