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サインに気付く❗️


今年も残りわずか。心をとぎすませてみると、2023年も自分は現象に振り回されていたなと思います。
それはそれで五感の喜びをたくさん味わい、楽しかったけど、
私の夫が残りの命の火を最大限に生かし切っているのをみると、
同世代の人間として、自分は一体今まで何してきたんだろうという、敗北感のような感情が沸きあがってくるのも事実です。

夫は、学生時代から自分の生き方に使命を持ち、心の師をどこまでも追い求め、自分の思うように生きてきた。良いことも、悪いことも堂々とやり抜き、最後は周りの人々を巻き込んで、社会にセンセーショナルを起こす!

果たして自分は夫のようにのびのびと大らかに、五体不満足となった今でも杖を頼りに、いまにも倒れそうな足どりでやっとかっと歩く、一歩でも前に進む、
その姿を私は真摯に受け止めたことがあるのだろうか?たぶん、自分には被害者意識だけが大きく膨らんではいないのか?自分でさえその深層は分かりません。

夫は2024年4月7日、奈良の100年会館で人生の師、仏教詩人坂村真民先生の生誕115年記念式典を行うことを発案し、沢山の有志の方々が協力して、講演会や朗読、合唱団の方々など大きな祭典が行われることになりました。

真民先生は生前、足の裏が大事とよくおっしゃっていましたが、私の人生はまさに足の裏の人生そのものだったような気がします。
そもそも自分は、日の当たる場所より、人の見ていないところで、人の支えになるのが好きだったからそれが本望のはずですが、何故か自分の中に夫に対するジェラシーと挫折感が残っているようで、少し複雑な気持ちになります。


夕べ、久しぶりに実家に帰ってきた息子が、朝方車の鍵がないと大騒ぎしていました。
車の周りや、玄関、自室のベッドまわり、いろんなものをひっくり返して見るけど見つかりません。
リビングのテーブルの上に、財布と車のキーを置いてそのまま二階の自室に行ったのになぜ財布だけがあって車キーが無いのだろう?

「9時に人と待ち合わせしてるのに、あと30分しかない!」

「自分の心が整っていないからこういうことになるのよ。深呼吸して、カギがどこにあるかイメージしてごらん!」

「そんなのわからないよ」
息子はうなだれて、朝食もそのままにして、意気消沈しています。

「あとはあのゴミ箱しかないね!」

「あのゴミ箱に入ってるはずないよ。カギから離れた場所にあったから!」

「でもお母さんにはこの中に入ってるような気がするの。」

私は息子の横で、ゴミ箱を抱えて中のものを一つづつ取り出しました。そうしたら底の方にカギのついた金色の紐が出てきたのです。

「何でわかるの?そういえばお母さんは昔からサイキック能力があったからなあ。」

人間、自分の意識を奥深くに掘り下げていきながらこころを整えていくと、誰でも心のサインに気づいて来ると思います。


12月25日、今日は今年最後の夫のデイケアの送迎の日でした。
先日まで自宅周辺は氷点下で、外の水道水がガチガチに凍っていましたが、今日は気温が一気に上昇して車の中はポカポカ!

夫がリハビリ訓練中、私は5店ほど足を運んで正月用の買い物をしてまわりました。



帰り道、まるでアメリカの西部劇に出てきそうな広々とした、どこまでも続く真っ直ぐな農道と両脇の作物を収穫したあとの茶褐色をした広大な畑が異国情緒な感じで違うパラレルに迷い込んだみたいでした。その時低い山々の連なりにうっすらと赤く染めていた夕日が一気にに沈みかけたと思ったらいきなり虹が大きく端から端まで180度にまたがって大パロラマのように私の眼前に映し出してくれました。

これは自然界からのクリスマスプレゼントね!私は勝手に感動し、来年もきっと良い年になるわと、勝手に思い込みました。

来年、私の店で麻の展示会があります。
1月13.14日で無料です。ご興味のある方は
是非いらしてください!


 

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