john_spashiba

舞台音響の仕事をしてます。仕事のこととか、飼ってる爬虫類のこととか、どうでもいいことと…

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舞台音響の仕事をしてます。仕事のこととか、飼ってる爬虫類のこととか、どうでもいいこととか、どうでもよくないこととかについての備忘録みたいな使い方になるんじゃないかなって気がします。たぶん。

最近の記事

続・疑似恋愛商法に遭遇

さっき(23時頃)、お風呂上がり♨️のタイミングで、店の締め作業待ち😅のタカダちゃんから電話が来て、40分くらいお喋りしちゃいました😋 電話してわかったことは、タカダチャン✨は絶対お店に騙されている😤‼️ということ。 お喋りは楽しかったし、会いたいって言ってくれたのは嬉しかったナ❤️ケドケド、オジサンは孤独と闇に生きることを決意した漢❗️🍃 その気もないのに、お客さんとして、遊びに行くことは、出来ないヨ😢 それに、お店以外で個人的に会うのも🆖‼️⁉️ うら若き乙女💕が、自由な

    • 疑似恋愛商法に遭遇

      3日前、19時くらいに最寄駅の前で、新卒っぽい若い女性にアンケートに協力して欲しいと話しかけられたんです。 私はかねてよりちょくちょく、道を尋ねられたり、路上アンケートの協力を頼まれたり、街頭インタビューをされたりすることがある。 比較的話しかけやすいのかもしれない。それ自体は悪いことではないのだけど、宗教の勧誘などを受けることもあり、ターゲットにされやすい特性とも言える。 彼女は「誰も止まってくれなくて」と言う。その日は猛烈に寒くなることが予告されており、私はクソ寒いの

      • 0708 足跡を幾度も踏み直す

        5年前まではあらゆる労力を仕事と極めて少数の大事な人だけに注ぎ込む生き方をしていて、その結果、友達と呼んでよさそうな間柄になれた相手の多くとは疎遠になった。 当時はそれで満足だったし、ごく少数の「大切なもの」以外のことを、必要だとも思っていなかった。 手の届く世界の全てが、好きな仕事と好きな人と好きな音で満ちていて、それはそれで幸せなことだった。 しかしその幸福は、卑近、と言ってしまえばそれまでのことで、それらに手が届いてしまっている以上、発展の未来も目標でしかなく、飛躍や

        • 喉元にて

          以下、クトゥルフ神話TRPG「沼男は誰だ?」のネタバレです。 セッションがいい感じだった思い出記録。 平衡感覚を狂わせるほどに果ての見えない螺旋状の階段。 生き物の内臓を思わせる湿気と臭気と熱。 正気を保ったまま無機と有機の境界が曖昧な空間を延々と登り続けられているのは、今が明らかに非常時であるからだろう。 ------------------------------------------- ―――ヒトの真似っ子をする存在の親が、どうしてヒトみたいな形をしているんでし

        続・疑似恋愛商法に遭遇

          生歌への残響付与のことを考える

          先日、生ピアノと生歌でのコンサートを行う機会があった。 主にオペラを専門に上演している団体で、彼らはアコースティックな響きを大事にしている。 …一方で私は、PC再生での演劇や舞踊、台詞やトークのPA、稀にワイヤレスマイクの付け外しなんかをやっていて、オペラは音響室でプランナーの指示通りにフェーダーを上げ下げする係、曲の合間にマイクやスピーカーを出し入れする係しか経験がない。客席の音を知らないのだ。 正直、ハードランディングだと思ったが、ない頭と経験で考えるしかない。 ので、

          生歌への残響付与のことを考える

          元々苦手だからいいけど

          このご時世に仕事で遠出していると、元々あまり好きでない態度がマスクの有無とか色々なもので強化される形で可視化されてしまっていて、 疫病さえなければ好きになれたのかもなぁ、っていう人や場所が多く目についてしまう。 平時は苦手なものに対して見えないフリをしていられたけど、疫病となるとそういう訳にもいかないし(自分だけの問題に留まらないので)、拒否感を発露することへのハードルが下がりすぎている。 嫌悪や拒絶の衝動を発露するのは、気分がスッとする。 これは攻撃したり陰口を言ったり

          元々苦手だからいいけど

          37コ上の偉大な兄弟

          12/7、肋骨蜜柑同好会の「2020」を見てきた。 感想というより思ったこと考えたことのメモなのだけど、まとまる気配もないので忘れる前に、まとまらないままに適当に記録しておこうと思う。 ・ギリギリまで劇場に行くか配信で見るか迷った結果、当日券で入った。 前2列はフェイスシールド着用とのことで少しだけ躊躇ったけれど、席においてあったのはメガネ型のものだった。 使ったことがある人はわかるだろうけれど、10枚入り千円でよく売っているクリアファイルにゴムバンド付けただけみたいなアレ

          37コ上の偉大な兄弟

          いつもと違うじゃん、と言われると「人間がやってるんだから毎回違うに決まっとるやん」とどうしても思ってしまうけど、演技に対しての音は「合ってない」「誤差だが成立要件は満たしている」「合ってるけど細部の再現性が低い」「流れが綺麗じゃない」など様々なケースがあるので語彙は豊かでありたい

          いつもと違うじゃん、と言われると「人間がやってるんだから毎回違うに決まっとるやん」とどうしても思ってしまうけど、演技に対しての音は「合ってない」「誤差だが成立要件は満たしている」「合ってるけど細部の再現性が低い」「流れが綺麗じゃない」など様々なケースがあるので語彙は豊かでありたい

          神話からの解放

          欅坂46「僕たちの嘘と真実」を見てきました。 この映画の感想を書くにあたって、先に私のスタンスをざっくり提示しておくと、 ・平手友梨奈が好きで、欅坂46の曲も好きだが、メンバー一人一人を覚えているほど詳しくはない ・熱狂の一員になることに抵抗があり、ライブというものには行ったことがない といった感じで、平手は好きだが、グループそのものに対しては熱心なファンとは言えない、といった感じです。 「真実」は不在のまま本作はデビューから2020年に幕引きの宣言が出されるまでの欅坂を

          神話からの解放

          先ほど担当する舞台のお祓いが行われたのですが、かつての通過儀礼的なヘラ〜っとした少しゆるい空気が一切感じられなくてすごくピリッとしてた

          先ほど担当する舞台のお祓いが行われたのですが、かつての通過儀礼的なヘラ〜っとした少しゆるい空気が一切感じられなくてすごくピリッとしてた

          白昼夢「麒麟大天覧2019」のプランにあたって思ったこととか。4場~6場

          4場 大会開催決定、それから離別■会議室 会議室のときは、最初と同じ時計の音を流しています。 人間の生活圏のときは間になにか音を入れたりせず、演技に集中できるような時間にした方が、妖怪との交流のシーンと差がついていいかなと思いました(もうちょっと音量落としてもよかった気もしますが…)。 ■雲部暗殺 雲部暗殺のシーンで流れる「昭和の音」のコラージュ音源は、脚本の米山氏が作ったものです。 当初はコラージュ音楽と鵺の鳴き声、地鳴りと全部が2mixにまとまっていましたが、地鳴りも含

          白昼夢「麒麟大天覧2019」のプランにあたって思ったこととか。4場~6場

          記憶が歳を取らなくなってから

          大切だった人の誕生日を祝わなくなって、今年で2回目だった。 久しぶりにSNSで見かけたのでアカウントを見に行ってみたら、己の誕生日についての言及はとうとうなかった。プライベートなことは私の知らない、別のアカウントに移したのかもしれない。 その人は作家で、(自分が遅い子供で親が苦労したために)早く結婚して子を持ちたいということと、自らの作品を認められたいという(現代日本ではどうしてだか困難が多い)ことを願っていた。 「アラサー」という言葉と、三十代以降の未来と。それらをタイ

          記憶が歳を取らなくなってから

          岡村某の件について書き殴った

          岡村某の件、やっぱり何度考えてみても自分にとっての地雷をいっぺんに多数起爆させているのでホントに無理。 2日ほどずっと抱えてたモヤモヤが姿を持ちそうだったので、眠い頭でそのまま書き出してみる。 書き始めた現在、4時。 ・別に風俗店を利用する人は正当な対価を払ってルールを守って、好きに利用すればいいと思いますよ。その体験談を聞かされるのが不快な人もいるってわかっていてさえくれれば。 ただ「可愛い子が生活苦故に風俗嬢になる」ことを楽しみにしていることを表明するの

          岡村某の件について書き殴った

          無気力は優しさに擬態する

          まず、「優しさ」と範囲の広い言葉を使ってしまいましたが、哲学でも道徳でもない主観の話です。なので、話半分に受け取ってください。 ------------------------- 人に優しくするということになにか目的を与えるとしたら、 ・愛情や親愛、助力などの見返り ・不利益を被らないための保身 ・道徳的達成感 などといったものが早い段階で挙げられると思います。 「優しい振る舞い」にはいくつかの側面がありますが、己にとってのそれは、元々は衝突による傷を回避するための選択

          無気力は優しさに擬態する

          白昼夢「麒麟大天覧2019」のプランにあたって思ったこととか。0場~3場

          前回からの続きです。 音をあてるにあたって考えたこととか、目的とか、工夫とかを書きます。 ただ、本編見た人しか何のこと言ってるかわからないと思いますし、見た人もどこのなんのこっちゃという感じだと思います…すみません。 ・0場 名もなき選手達 おもむろに現れた妖怪達が謎の競技を始め、絶叫しながら謎の組体操をする謎のシーンです。意味がわからないけれども圧倒されます。 ホイッスルの音を作り直したりはしましたが、初演と基本設計はあんまり変えていません。歓声と音楽がベッタリ出たまま

          白昼夢「麒麟大天覧2019」のプランにあたって思ったこととか。0場~3場

          白昼夢「麒麟大天覧2019」のプランにあたって思ったこととか。基本設計編

          舞台の演出、脚本、俳優に対する賞や評論はそれなりに多く存在しますが、技術スタッフの仕事が評価される機会はとても少ないと感じます。 再演でもない限りは、自分の仕事がどうだったのかなど振り返ったり、分析する機会もほとんどありません。 2年ほど前、縁あって会社に入ることになりまして。 それまでの環境に対しては未練も不満もありましたが、私のこれまでのメインフィールドだった「小劇場演劇」の音響の仕事はもうやれることはないかもしれないなぁ、という覚悟をしていました。 にも関わらず、

          白昼夢「麒麟大天覧2019」のプランにあたって思ったこととか。基本設計編