ポーリア

ライターを楽しんでいます。 紅茶・映画・本・グルメなど、好きな世界を表現していきたい。

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最近の記事

避けられない運命ならば・・・

私は無類の「占い」好き! ここ2~3年読み慣れた雑誌に掲載されている複数の「占い」にハマっています。 週間ごとの自分の運勢を閲覧するのが楽しみになっています。 そこで判明したのが、今年に入ってからの私の運勢が人生最大といえそうな危機を迎えるということでした。 これは昨年からなんどもこの「占い」で確認してきたもので、「願わくば、当たりませんように」と祈るような気持ちで過ごしてきました。 この人生の転機(悪い方に)が訪れるタイムリミットが近づくなか、私の決断は「避けられない

    • ”スリーティアーズのスコーン”の列に並んでみた”

      阪急うめだ9階 祝祭広場 ギャラリー・アートステージで、5/17~5/22まで開催の『ワールド・ティー・フェスティバル2023』に出品されていた”スリーディアーズ”の「スコーン」体験です。 友人からこのスコーンの評判を聞き、にわかに私の好奇心をかきたてました。そんなに有名なスコーンならぜひとも食べてみたいと思ったのです。 このフェスティバルには旧知の紅茶生産者さんもブースを出していたので、開催期間中3回も足を運びました。 最終日の朝10時前に、阪急百貨店の入り口に行くと

      • 『人の本性が暴かれる瞬間を、私は見た!』第3弾

        今回は『勧誘』という視点から見ていきます。 皆さんは『勧誘』という言葉から何を連想されるでしょうか?世の中にはいろいろな『勧誘』が存在します。街頭でのキャッチセールス(警察の取締り強化により現在はあまりみかけませんが)・ティッシュ配り(これはありがたいものですね)・新聞購読(一時期問題にもなりました)・宗教等、誰もが一度は経験があるのではないでしょうか。 そこには人間の欲望・弱み(友情や忠儀心)・関心等を利用した「テクニック」が隠されています。 私の経験からいくと、これ

        • 『贅沢じゃない?』っていう、後ろめたさに負けました

          連休中に淡路島に行ってきました。 先日の『人の本性が暴かれる瞬間を、私は見た!』第1弾!!で触れた、私にとって苦い思い出の地です。 建築家の安藤忠雄氏による設計で知られる、淡路夢舞台国際会議場の茶室「つばき」でのお茶会に参加することになったのです。 この地に良い印象がない私にしてみれば、「どうして淡路島なの?」という疑問が湧きましたが、こんな機会は滅多にあるとは思えないので、前回の悪夢を払拭する意味も込めて、「前泊」まで決心しちゃいました。 信頼する友人から、「せっか

        避けられない運命ならば・・・

          『正も邪も、その人そのもの』

          誰にでもひいき(憧れ)の俳優・シンガー、あるいはアーティストがいると思います。そして、雑誌やネットなどのメディアを通してその人の記事を読み、時には一喜一憂するという経験を持っているのではないでしょうか? 無類の映画好きである私にも好きな俳優はそれこそ星の数ほどいます。なかには、数十年来のファンですという人もたくさんいます。 今日はそんな憧れの俳優にまつわるお話をします。 その人の代表作は、映画ファンなら知らない人はいないというぐらい名作として、今日まで語り継がれる作品で

          『正も邪も、その人そのもの』

          ぽえむ~『花のように』~

          花のように ある日目覚めたら花になっていました 何の花でしょう 野に咲くユリ? それともあでやかなバラ? 道端にひっそりと咲くスミレ? 風に揺れるコスモス? または太陽に焼かれる夏のヒマワリ? でも、私にはそれがわからないのです 生まれ変わったら、花になりたい そう思ったことはありませんか? 花の一生とはどんなものでしょうね 動きたくても叶わない 木々もそうですね 生まれた場所から離れることはできないのです それならば、なおのこと一心に咲き続けなければ 繁り続けなければな

          ぽえむ~『花のように』~

          『人の本性が暴かれる瞬間を、私は見た!』第2弾

          これも数十年前の経験です。 ある団体の合宿の付き添いで地方に行きました。午前・午後と予定は滞りなく過ぎて、お楽しみの夕食の時間になりました。 総勢30人ぐらいの男性たちと、私たち5人の女性スタッフが一堂に会するのです。ウキウキして座敷に入った私たち女性に対する男性陣の視線が泳いでいました。「なぜ?」という疑問はすぐに解けます。 なんと、責任者が私たち女性の夕食の申し込みをし忘れていたのです!一日中団体の世話をし、さあ、これからという時にハシゴをはずされたのでした。 今

          『人の本性が暴かれる瞬間を、私は見た!』第2弾

          『人の本性が暴かれる瞬間を、私は見た!』第1弾!!

          もう10年以上前のことですが、ふとしたことでよみがえった苦~い思い出をひとつ書いてみますね。その頃入っていたある10人程度のグループで淡路島に行くことになりました。詳細は不明。リーダーからは何かのイベントへの参加としか知らされないままフェリーで出発したのはいいのですが、船上であっと言う間の大荒れに見舞われたのです。2m以上もの絶え間ない大波が進行方向の窓ガラスにドド~ンと打ちつけてくるのです。 その恐ろしさは今までに経験したことがないほどの大迫力!!想像してもらえますか?そ

          『人の本性が暴かれる瞬間を、私は見た!』第1弾!!

          私の『失敗をプラスに変える処世術』

          今日は私の失敗談をひとつ披露させていただきますね。 イベント大好きな私は先日あるイベントに申し込みました。最近流行っているあるイベント代行会社からのものでした。 そのイベントは1日に4回のプログラムがあり、平日は仕事がある私は18時の回に申し込みました(申し込んだつもりだった( ;∀;))。 当日ウキウキしながら会場に着いてみるとなんだか様子が変です。女性スタッフが対応してくれ、「本日のイベントは全て終了しましたが…」との答えが返ってきたのです。 「えっ」と言ったまま

          私の『失敗をプラスに変える処世術』

          『ぽえむ』~美しいものへの憧れ~

          世界の果てまでも風を追って行ってみよう どこまでも、どこまでも いつかこの手に掴むことができるのか ★ 遥かなる憧れの大地へ あなたに逢いに行こう 待っていてくれるだろうか 柔らかな、その花のようなまなざし しなやかな衣擦れの音 ★ いつも待っていた あなたに逢えるのを ささやきは耳にやさしく、心地よい 夢は覚めないようにそっと手のひらに捧げ持つのだ そうすれば去ってしまうことはないだろう ★ 森は静かに息をひそめてその姿を迎える 緑の木々はざわめき、喜びに震える

          『ぽえむ』~美しいものへの憧れ~

          やさしく寄り添う「夫婦」の姿に、『理想の夫婦像』を見た

          先日、テイクアウトしたランチをお店のイートインスペースで食べていた時のこと。 私の前に赤ちゃん連れの若い夫婦が座りました。 赤ちゃんは生後2~3カ月ぐらいでしょうか。ベビーカーでぐっすりお昼寝中です。 私のランチと同じものを夫婦ふたりで分け合いながら食べ始めました。 そのランチにはフォークが1本付いています。 ご主人がフォークで食べていて、奥さんは手で食べています。 私は「あっ、そうか。フォークは1本しかないもんね」と、奥さんを気の毒に思いながら見るとはなしにじっと観察

          やさしく寄り添う「夫婦」の姿に、『理想の夫婦像』を見た

          その日、彼女と私の”時が止まった”

          ある秋の日、彼女はやってきた とびっきり明るい笑顔を輝かせて 「まるで大輪の花のよう」 そう私は感じた 誰もかれもが彼女に魅了され 彼女の周りは笑いに包まれ、まぶしかった 違う部署に配属され お互いに挨拶程度の付き合いの日々 取り巻きに囲まれた彼女に 私の視線は止まる 「いつか仲良くなれるかな?」 すれ違ったまま月日は流れ しだいに周囲と距離を取り始めた彼女に気づく いつの間にか社内の空気が微妙に変わっていた 気になりながらも 知らないふりを続けていた私に 彼女がそ~

          その日、彼女と私の”時が止まった”

          切なく、愛おしい映画「マーティン・エデン」

          アメリカの有名作家ジャック・ロンドンの自伝的小説の舞台をイタリアに置き換え映画化したものです。 長年船員をやっている無学のマーティンは波止場である青年を助けたことにより、上流階級の娘エレナと出会います。 お互いに好感を持ち、エレナの家族にも受け入れられます。何度となく彼らと接することにより、マーティンの知的欲求の高まりとともに、将来の夢へと希望が膨らんでいくのでした。 マーティンの人となりを差別せず、まるで家族のようにもてなしてくれるエレナの家族、とりわけ母親に好意

          切なく、愛おしい映画「マーティン・エデン」

          友情ってなんだろう?「あなたの隣に・・・」

          ある女性だけの会と出会った私は、月に1度の例会に初めて出席した日に彼女と知り合った。 とてもチャーミングで、最先端のオシャレがさまになっており、50人ほどのメンバーのなかでもかなり目立っていた。 同じテーブルに座り自己紹介し合い、乾杯をした。他に2人の初参加者もおり4人で自然に話すようになった。 例会ごとに親しみを増す私たち4人は、例会終了後も立ち去り難く、そのホテルの1階のティールームに移動して、時間が許す限り、さらにおしゃべりを楽しむようになる。 時には他の人たちも入

          友情ってなんだろう?「あなたの隣に・・・」

          映画「糸」・中島みゆきの名曲にこめられた純粋な『想い』が響く

          北海道・東京・沖縄・シンガポールが舞台となり、避けがたい「運命」を彩ります。 13歳で出会った、平成元年生まれの漣と葵のふたりが織りなす、「糸」に絡めとられた運命を体現する感動作。 中島みゆきの「糸」をモチーフに様々な人間模様が咲き乱れます。 どこかで見た、そして、どこでもありそうな日常が観客の胸をわしづかみにする壮大なストーリーで泣かせます。 母親の同居相手による虐待に耐え、人知れず苦悩する葵の胸の内を感じ取った漣は、「ふたりで逃げよう」と列車での逃避行に駆られま

          映画「糸」・中島みゆきの名曲にこめられた純粋な『想い』が響く

          異国”ユーゴスラヴィア”の友人「エレナ」へ

          当時、エレナはユーゴスラヴィアに住む高校生。2年前ぐらい前から手紙のやり取りをしていた。 私も学生としての生活があり、同時にアルバイトにも時間を割いていた。 お互いの家族や学校生活、趣味、遊びの話題で交友を深めていて、彼女の素直な性格が好きだった。 エレナは私の日常を詳しく知りたがった。海外の友だちとの付き合いは私が初めてだったのだ。 「どんな家に住んでいるの?」「友だちは?」とか。 そのころ私は女子学生専門の寮に住んでおり、いろいろな大学の学生たちに囲まれて、賑やかで

          異国”ユーゴスラヴィア”の友人「エレナ」へ