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「歴史」✖︎「国語」の企画をはじめます

0.はじめに

しばらく、日本リベラルアーツ協会は、「リベラルアーツとは何か」や「教養」に近いような大きな講座を行うことからは遠ざかっております。これは、2年間、『大人になるためのリベラルアーツ』の読書会や、リベラルアーツの講演会を実施してきてある程度のノウハウは得たのではないかと判断しております。日本リベラルアーツ協会の事業として①普及や周知②提供③研究や手法開発④適用や応用がありますが、その中で④に関しては今までできていなかったのでここ暫くのうちに注力をしておりました。この適用や応用とは「リベラルアーツを用いて社会課題や教育現場などの課題解決」のことですが「神は細部に宿る」という言葉があるように、具体的な場面や課題にこそ学際性や自由な思考と対話のあり方などなどが求められているのではないでしょうか❓

そこでここ半年ほどの活動は全体で学び合いや対話をすることなく、活動をしておりました。その一部の活動が、今回実を結び、公開できるようになりましたので告知させてください。

1.詩を囲んで語り合った先に

日本リベラルアーツ協会は大人になるためのリベラルアーツの講座や対話に関連したイベントを多々行ってまいりました。

やはり対話において重要なのは、問いと背景です。参加者の多様性が増すほど対話の深みが出る反面、参加者の満足度はばらつく結果になりました。
そこで考えたのが、題材にする作品を詩にし、詩をきっかけに解釈の仕方や、感想などを語り合うことで普段話しにくいテーマでも対話のきっかけになるのではと考え、Poetry Factoryの屋号でこのようなイベントを開催しました。

そこで、このイベントのテーマはリベラルアーツを重視して様々選びましたが、これを歴史的に見たらどうなるかと思い、思い出したのがこちらのイベントです。

このイベントの際に感じたのは「かわいい」という、ごく普通に使う言葉でも昔は全く異なった概念だったという事です。我々の使う言葉や概念も、歴史的変遷を追ったらい面白いのではないか?どのように表象が変化したのか/変化しなかったのか/これから変化していくのかを、スピード感を持って学びたいと思い企画しました。

2.半年間の講座を行います

そこで今回始めるのが、「旅立ちと別れ」をテーマにした日本史と詩の講座です。歴史だけ、国語だけの学び方ではなく両者の共通性が文学を歴史的視点で見ることです。ですが、文学といえど幅広く網羅的に理解することは時間がかかるため、「詩歌」に絞りました。人の情意的な側面にも自然とスポットライトを当てる事ができるため、日本人が「旅立ちと別れ」をどのように捉えてきたかの歴史も知る事ができます。
歴史の部分は、歴史イベント事業を手掛ける「六様」の池田大佑氏に携わっていただきます。

池田氏プロフィール
六様事業紹介
メッセージです

講座の詳細は、説明会のアーカイブ動画をご覧ください。

また、5月26日金曜日、20時より、1回目の体験講座を行います。ぜひご参加ください。

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