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雑文

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雑文です。
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記事一覧

商店街

 入るとすぐ左手にマクドナルドがある。週一回くらい利用する。少しすすむと右手にいかにも長…

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四宮大登個展 アメリカの事務員の展評

勝ち目がないです。四宮大登の作品群をまえにしてすべての言葉が無効になっちゃう。批評家の椹…

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『なぜ戦争をえがくのか』に寄せて

 徴兵されたら逃げる。家族が徴兵されるんだったら逃がす。 文明が興ってこのかた地球上から…

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1年前
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さよなら、俺の十六年

先日、アルバイトからはじめて十六年勤めた会社を辞めた。勤務先は吉祥寺の商店街にある書店だ…

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箱根本箱

夜に活字は本を抜け 自由気ままに散歩する 部屋から部屋へ お風呂場へ お食事している奴もいる…

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福田繁雄さんを悼む。

福田繁雄さんが亡くなったとききました。 ぼくにとって アートっておもしろい! ということを…

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バレンタイン前夜

男の子はたいがい女の子が好きです。女の子のためならいろいろなことをがんばることもできます。つまりがんばりたい男の子たちのためには、女の子の協力が不可欠だってことですね。商社に勤めるあなた、SEしているあいつ、書店に勤めるぼくも、ボーイ・ミーツ・ガールですよ。 職務において接する機会の多い方々を分類しながら、理想のガール像を模索していきましょう。 まずは出版社営業。貴女に求めたいのは、本を売るという熱意の共有です。「わかりました、では六面で積んでみます」「いや、八面で」そのくら

サッカー

サッカー観戦が好きだけど、退屈でもある。 だのでゴールシーンを集めた映像ソフトをこよなく…

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3年前
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日記

毎日、日記を書いてます。 下のは、小学一年生のときの絵日記です。 そのころからずっ~と書き…

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3年前

布教はつづく

両親は、共に読書の習慣があまりない方でした。でも(だからこそ?)自分には幼いころから活字…

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書店の日常

■朝 パソコンのデータで翌日に入荷する品は、把握できます。 それで明日は、女性誌がたくさん…

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映画「共喰い」へのコメント

ラストが大胆に盛られていて、おどろきました。女たちの逞しさが強調されていて、生きる、食べ…

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3年前

やっつけ仕事の流儀

 たまに文章を書くように人から頼まれることがあって、そういった際には、ごくごく稀にしか断…

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3年前
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いか文庫の戦慄

 得体の知れないことをしている人たちはこわい。嬉々としてやっていたら、なおさらこわい。というわけで、いか文庫に恐怖している者だ。  日本にどのくらいあるのかいまのところ統計する基準すらない「エア書店」を運営しているいかたち(いか文庫の3方)。これを読んだ人から、わたしもやっている!などの声を拾うことができるだろうか。甚だ難しそうだ。  きみたちは我々に奇妙な確信を感じさせる。自分たちこそが王道であるという本気の確信のようでもあるが、違う。王道など通らずとも到達できる道を見つけ