バレンタイン前夜

男の子はたいがい女の子が好きです。女の子のためならいろいろなことをがんばることもできます。つまりがんばりたい男の子たちのためには、女の子の協力が不可欠だってことですね。商社に勤めるあなた、SEしているあいつ、書店に勤めるぼくも、ボーイ・ミーツ・ガールですよ。
職務において接する機会の多い方々を分類しながら、理想のガール像を模索していきましょう。
まずは出版社営業。貴女に求めたいのは、本を売るという熱意の共有です。「わかりました、では六面で積んでみます」「いや、八面で」そのくらいの勢いでお願いします。イメージはテレ東の大橋未歩アナ。
つづいては、上司。貴女に求めるのは、厳しさとうらはらの優しさ。ツンデレです。「客注品が入りません!」「で?」「・・・」デレを待ちつづけます。イメージは永作博美。
同僚。貴女に求めるのは、連帯感です。そして理解です。さらに色々と察してくれることです。「落語フェア?いんじゃない!」「粘菌フェア?いんじゃない!」「童貞フェア?いんじゃない!」イメージは菅野美穂。
部下、アルバイトスタッフ。これ重要です。貴女に求めるのは、ズバリ、木漏れ日のような癒しと、深い労いです。同郷で学生の頃の運動部時代から先輩後輩の間柄みたいな設定もいいかもしれません。イメージは蒼井優ちゃんか宮崎あおいちゃん。
お客様にまで求めてみましょう。一期一会の出会いと共感を。買おうとしていた本の隣にあった一冊。手書きポップに魅かれた一冊。出会いましょう。コミュニケーションしたいです。


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