西橋康介

2010年から活動している心理カウンセラー。肩ひじ張らずに思ったことをゆるく書いていき…

西橋康介

2010年から活動している心理カウンセラー。肩ひじ張らずに思ったことをゆるく書いていきます。生まれ育った家庭環境の問題、HSP、自閉症スペクトラム(現在はADOS-2分類「自閉症スペクトラムの特性は目立たない」に該当)があるため、変わっているとよく言われます。

最近の記事

風俗通いはストレス発散にならない

風俗に行くと性欲が満たされてスッキリする。 風俗に行くとかわいい女の子といちゃいちゃできて幸せな気持ちになれる。 風俗に行くとかわいい女の子が自分のために尽くしてくれる。 風俗に行くとかわいい女の子と擬似恋愛が楽しめる。 メンズエステだったらさらに身体も楽になる。 ・ ・ ・ でも、翌日になればまた仕事が始まってしんどくなる。嫌な思いをする。 風俗に行かないときよりも仕事への拒絶反応が強くなってしまいます。 家族とのかかわりも鬱陶しくなる。風俗の女の子みた

    • 助けてもらおうとしてばかりでは助からない

      仕事が上手くいかないとき、自分の気持ちが不安定でしんどいとき… いつも誰かに助けて欲しいとばかり思っていた時期があります。 妻に助けてもらいたい。 友人に助けてもらいたい。 整体院の先生に助けてもらいたい。 誰かに助けてもらうことを期待していたから、助けてくれないことに苛立つこともありました。 どうすれば助かるのか自分でもわからずとにかく助けてもらうことばかり考えていた日々。 でも、誰に助けを求めても現状の苦しさ、しんどさは変わりませんでした。 誰かに優しくし

      • 「Prologue End」を聴いて

        「Prologue End」はAcid Black Cherryのアルバム『BLACK LIST』に収録された曲です。 シングル曲を中心に聴いていたので去年くらいに初めて聴いたのですが、ものすごくいい曲でそこからよく聴くようになりました。 音楽はもちろん、歌詞が素晴らしい。 結婚式で使われることもあるようで、たしかに結婚という意味で捉えてもいい曲だとは思います。 ただ、もっと壮大な、人生、人の存在に通ずる内容かと思い、その壮大さに心打たれるところがあります。 yasu

        • ドラゴンボール超スーパーヒーローを観て

          ※ネタバレになるのでまだ観ていない人はご注意ください。 基本的にアニメが好きでとくにドラゴンボールが好き。 さらにピッコロと悟飯の師弟関係(親子関係?)は大好きなので今回の映画は観るしかないと思った。 ドラゴンボールは途中で悟飯に主人公をバトンタッチしたにもかかわらず、また悟空に戻ったのはいまだ納得いかないところがある。 それでも、悟空じゃないとと自分に言い聞かせてきたところはあったけど、今回のようにピッコロと悟飯がメインの話が出てくれるのはありがたかった。 ドラゴン

        風俗通いはストレス発散にならない

          本当の自信

          「自信」という言葉を辞書で調べると以下の意味が出てきます。 自信とは、自分の能力や価値、信念を信じることであり、一般的には能力を信じることとして使われやすい印象です。 例えば、国語が得意で毎回90点以上とっている子は、国語のテストで良い点数をとれる自信があります。 自分だったら国語で良い点数がとれると自分を信じることができるからです。 しかし、同じ子でも不得意なこと、社会は頑張っても40点しかとれないのであれば、社会のテストで良い点数をとれる自信は持てません。 自信は

          本当の自信

          人の助けになること

          例えば、大きめの荷物を持ちながら階段を上がるお年寄りを見かけたとき。 声を掛けて代わりに荷物を持って上がるのが良いことだと思われやすいところがあります。 たしかにそのとき相手が助かるのは間違いないでしょう。 しかし、別の観点から見ると違ってきます。 助けてもらったお年寄りは荷物を持って階段を上がるという運動の機会を失った。 同じような場面で人に甘える気持ちが出てくる。 ネガティブな影響も考えられるわけです。 身体機能は使わない機会が増えれば増えるほど衰えやすくなりま

          人の助けになること

          子供がグダグダ言うことの大切さ

          子供がぐずる、グダグダ言うのは親にとって面倒くさいことです。 やめて欲しいというのが本音だと思います。 親が「片付けしなさい」と言えば、「はい」と言ってすぐ片付ける子ならどれだけ楽でしょう。 しかし、実際は「えー、面倒くさい」「やりたくない」「後でするから」等、グダグダと言ってやらない。 その姿を見て親はどうしてもイライラするのですが、意外とこのやり取りって大事なのです。 親から見てやったほうがいいこと、やるべきことであったとしても、子供からすればただ面倒なことでし

          子供がグダグダ言うことの大切さ

          死にたくなるのも人間らしさ

          いろんなことが重なっていっぱいいっぱいになると些細なことがものすごく嫌に感じる。 電気の消し忘れ、散らかったAmazonの箱、片付いていないテーブル、開いたままの食器棚、家族のからかい、咀嚼音、ハンドクリームのニオイ、犬の鳴き声… 本当に目いっぱいの時はちょっとしたことで発狂しそうになるし、もうすべて投げ出したい、どうでもいいと思ったりする。 「ああ、いっそのこと死んでしまえれば楽なのに」と思うことだってある。 いつもいつも限界ではないとしても、どこかのタイミングで限

          死にたくなるのも人間らしさ

          人間の狂気

          人は誰しも狂気を持っている。 例えるならNARUTOに出てくる尾獣が自分の中にあるイメージ。 尾獣に乗っ取られた人が狂気を表面化させ、人々を恐怖に陥れる。 ニュースを見た人たちは、あいつは狂ってる、頭のおかしいやつだと、まるで自分とは無縁のものとして扱う。 でも、本当はそう言っている人の中にも狂気は潜んでいて、決して他人事なんかではない。 この狂気との付き合い方をどうするかが大切なテーマだと思っている。 見ないように奥底に狂気を抱えた人たちが、SNS等匿名の環境で

          人間の狂気

          布団の中から出てえらい

          「布団の中から出てえらい」は人気キャラクターのコウペンちゃんの言葉です。 寒い日にもう少し布団の中で過ごしたい。でも、起きなきゃ。 もうちょっとなら大丈夫。あと5分だけ。スースー。 葛藤を繰り返しもだえながらも布団の中から出る人は少なくないと思います。 僕も朝が弱いのでものすごく共感できます。 朝起きるのなんて当たり前と思っている人から見れば失笑ものかもしれません。 でも、朝起きれない人が寒い日に布団から出るのはものすごい頑張りです。 「布団の中から出てえらい!

          布団の中から出てえらい

          死刑台の笑い

          先日のテレフォン人生相談で加藤諦三先生が言っていた「死刑台の笑い」。 死刑が執行される前、もうどうにもならないことがわかり、笑うしかない状態になることを意味する言葉らしいです。(インターネット調べると「絞首刑の笑い」が出てきたのでこっちが正式名称かもしれません) この話を聞いて思い浮かべたのは父親でした。 父親はニコニコしていて愛想が良いと言われていたのですが、いつもどこかしんどそうで困っている笑いだったのです。 絶対的な権力を持つ母親に支配的なかかわりをされ、子供た

          死刑台の笑い

          書店とネットの違い

          本を買うのは書店でもインターネット通販でも同じだと思っていたのですが、久しぶりに書店に行って全然違うことに気付きました。 書店だと棚に同じジャンルの本が並んでいて、サッと手に取って中身が見れるので自分が求めている内容の本かどうか判断しやすい。 インターネットでも中身は見れますが、たいてい目次と最初の数ページでなかなか判断しづらいところがあります。 同じジャンルの本同士の比較がしづらいのもありますね。 ページ数や大きさ、表紙のさわり心地、紙の質感、色合い、文字の感じ等も

          書店とネットの違い

          子育ては難しい

          子育て、子供とのかかわりは本当に難しいと感じています。 勉強していることもあってある程度の方向性はわかりますが、子供の性格、心理状態、年齢、経験、父親との関係性、母親との関係性、友人関係、そのときの状況などによって、何がいいか常に変わり続けるからです。 子供の将来を考えて「勉強しなさい」と口うるさく言えば、子供はどんどん勉強が嫌になっていきます。 もし、子供が従って勉強したとしても、義務感でやっているから難しくなってきた段階で挫折する。挫折しなかったとしても、ずっと義務

          子育ては難しい

          「普通」というもの

          かなり低い確率ですが、たまに自分と同じにおいがする人に会うことがあります。 同じ雰囲気、感性、フィーリングが合うというか、何か感覚的に同じだなと感じるのです。 自分がそう感じていると、意外と相手も同じように感じていて、やっぱり人と人って非言語で通じ合うものがあるのだと思います。 自分が変わっているので相手も変わっていて、世間一般の「普通」という概念に苦しめられてきた境遇、そこで感じてきたものがつながるのもあるような気がしています。 十人十色とか言いながら、ほんと日本は

          「普通」というもの

          チェリーチェリーに思う

          Acid Black Cherryの「チェリーチェリー」という曲が結構好きで時々聴きたくなります。 小悪魔系の女の子に恋をしている男性が、良いように使われて、でも嫌いになれなくてという葛藤を描いた内容です。 モテない男の悲哀みたいなものが凝縮されていて、自分と重なるから良いと思うのか。 その男性の気持ちに共感できるのが大きいのかもしれません。 いつか一度だけ泣いて真夜中に電話してきたね 理由などどうでもよくてそれがなんだか嬉しかった 引用元:Acid Black Ch

          チェリーチェリーに思う

          発達障害の検査を受けて

          ずっと自分は発達障害ではないかと思っていて、他のカウンセラーさんや専門家の方から該当すると言われていたのですが、正式な検査を受けていなかったので今回受けてきました。 ADOS-2の結果は「自閉症スペクトラムの特性は目立たない」の分類に該当。WAIS-Ⅲは多少の得手不得手ありでしたがほぼ平均。 PFスタディでは日常的なフラストレーション場面で常識的な対応が可能という結果でした。 生まれ持った特性がわかるMSPAのチャートでも、14項目5段階評価(高いほど支援が必要)で4が

          発達障害の検査を受けて