子供がグダグダ言うことの大切さ

子供がぐずる、グダグダ言うのは親にとって面倒くさいことです。

やめて欲しいというのが本音だと思います。

親が「片付けしなさい」と言えば、「はい」と言ってすぐ片付ける子ならどれだけ楽でしょう。

しかし、実際は「えー、面倒くさい」「やりたくない」「後でするから」等、グダグダと言ってやらない。

その姿を見て親はどうしてもイライラするのですが、意外とこのやり取りって大事なのです。

親から見てやったほうがいいこと、やるべきことであったとしても、子供からすればただ面倒なことでしかない。

だから、やりたくないと思うのは当然です。

その中でグダグダ言いながら、最終的にはやるという流れになる。

何も言わず最初からやればいいと思うかもしれませんが、子供はグダグダ言うことでやりたくない状態から仕方なくやるまで気持ちを持ってくる過程を経験しています。

親に甘えながらも自分なりに気持ちをコントロールする経験を積むことができているわけです。

子供もやったほうがいい、やるべきだとわかっていながらも、上手く自分の気持ちがコントロールできないところがあります。

グダグダ言うことは子供は子供にとって自然なことであり、成長していく上で必要なことである。

逆に、グダグダ言わず親の言ったとおりにやる子供の方が大丈夫かなと心配になりますね。

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